近鉄 お伊勢参り 第八回 その2／2 忘井から近鉄 松阪駅へ

2011年11月13日（日）　近鉄 お伊勢参り 第八回 その2／2 忘井から近鉄 松阪駅へ 　（電車、徒歩）

伊勢中川駅をスタートし、松阪市市場庄町にある道標「忘井之道」まで歩いた 近鉄 お伊勢参り 第八回 その1／2 近鉄 伊勢中川駅から忘井へ の続き。

 

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【補足】

今回は近鉄 お伊勢参り第八回コースマップとともに最近活用しているみえ歴史街道ウォーキングマップも併用した。

• コース周辺の道標、常夜燈などについては、みえ歴史街道ウォーキングマップの「伊勢街道」版も参考にしたため、写真のタイト ルに「（み歴マ 伊勢(20)久米-A 9）」とある場合は「みえ歴史街道ウォーキングマップ伊勢街道の（20）久米-Aの （9）」を示している。

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蔵の前に建つ道標「忘井之道」にて、伊勢街道から左折してしばらく歩くと両側に石柱が建ち、前方に小さな杜が見える。

 

近づくとこれだ。

前面に案内板があり、「忘井」とある。

これが覆屋の下にある井戸で、完全に枯れている。

また、井戸の隣には山ノ神が並んでいる。

 

忘井の後方には米ノ庄神社の社叢が見える。

忘井の前の道路をさらに進むと左手に米ノ庄神社の参道がある。参道入口の左手には常夜燈が建っている。

竿石の陰になっている面には「永代（上部に左から横書き）　両宮（永代の下に縦書き）」と刻されている。また、実際には確認できなかったが、文政五年の建立らしい。

こちらが米ノ庄神社の社標、

参道を進んだ。

鳥居、

また、鳥居、

この先にも

手水舎の先に鳥居、

さらに鳥居、とアプローチが長い。

さらに次の鳥居の手前左手には山神が立ち並ぶ。

拝殿へと進み、

参拝した。

本殿までの距離もかなり通り。社域がとても広くゆったりとした神社だ。

 

深い社叢から先程の蔵の前の道標まで戻ると伊勢街道へ復帰した。

これが先程の道標「忘井之道」だ。

 

この先には左側に市場庄公会堂が建っている。

公会堂の前には、皇太子殿下（今上天皇）誕生記念碑が建っているが掲示板に隠されてしまっている。掲示板の幅は半分でも良いのでは？

 

公会堂の右側に通路があったので奥へと進むと庚申堂の先に

山門があり、

その前にはお寺の境内が広がっている。ここは神楽寺。

先程の山門をくぐり振り返ってパチリ。

参道を進むと伊勢街道へ出たので、ここでも振り返ってパチリ。

 

神楽寺から街道を進むと

近鉄山田線の高架をくぐる。

高架の先には「格子戸の町並み案内板」があり、かなりの軒数の建物が古き良き姿を残していることが分かる。

この案内板の先には地蔵が立っている。

その後ろを近鉄列車が通り過ぎて行った。

 

コースを進むとカーブミラーの下には多数の石造遺物等が残されている。

左の奥からパチリ。

左から順番に、いおちかんのん道標、

二基の山神、

こちらは行者堂で

お堂の中には次の行者像が納められている。

続いてお堂の間にあるのが常夜燈。（帰宅後に調べたところ嘉永五年の建立だそうだ）

常夜燈の左側には庚申堂。

少し離れて、道標「左 さんぐう道」が建っている。

この辺りから左側の風景をパチリ。

さらに、右側の風景をパチリ。

 

街道を進むと久米の町並みへ入り、

その先のは舟木家の長屋門につながる塀が見えてくる。

塀に沿って進み、

左へ曲がると舟木家の長屋門がある。

門の前の道をまっすぐ進むとお寺の境内の裏手に出た。そこにはこの祠が。

境内へ向かいパチリ。

周辺の様子を確認するため山門を出た。参道にこの掲示板があり、お寺の名前が。「慈眼山 柳福寺」だ。掲示板を読むと次の言葉が書かれていた。

“わかる”とは、”かわる”こと

なかなかいい言葉だ。いただき。

 

山門を戻り境内を通り抜けて、舟木家の長屋門前の道へ戻ってきた。塀に沿って戻ると途中で

最近、興味がある瓦の家紋をパチリ。

 

伊勢街道へ戻り少し進むと、ここに柳福寺の参道入口がある。

 

さらに進むと道路が左へ直角に曲がる角には

庚申堂が建ち、

その向かいには二基の山神が並んでいる。

 

この先は道路が右へ直角に曲がる。つまり、この場所はクランクになっている。

 

片側一車線でセンターラインが引かれている道路と交差すると近鉄の赤矢印シールには左方向に「松ヶ崎駅 WC」と示されていた。次の写真では上方向が松ヶ崎駅。また、先程訪れた舟木家の長屋門への案内標も建っている。

 

ここではトイレ休憩は不要だったので直進した。古川水神の手前右側の民家のブロック塀の下に

道標なのだろうか、石の塊を発見したが、何と刻されているのかは？。

 

この先の古川水神へ向かうと

遥拝所と祠があり、その左手には

山神が祀られている。

正面からパチリ。

 

高架をくぐり、

コースマップに従って進むと道路が左へ曲がった先に「かじ栄 山田鉄工所」がある。鍛冶屋さんとは珍しい。しかも町のなかだ。

 

そして「塚本氏子中」と刻された石柱の先には

百々川に架かる塚本橋を渡る。

塚本橋の先には常夜燈が建っている。畑の中に建っているため近づけないが

望遠で竿石の建立年をパチリ。そこには嘉永五年とある。

 

また常夜燈とは対角を見ると百々川樋門の先に小さな石碑のようなものが見えた。

たどり着く方法を探していると川沿いのフェンスと民家の塀の間に人ひとり分の幅の通路があることを発見した。ここだ。

この石には「富士大権現」とある。

 

常夜燈の前へ戻ると道路の反対側に石柱群があることを確認した。これらだ。正体、出所は不明。石橋のパーツだったのだろうか？

 

この先で再びJR紀勢本線を渡り返して

参道を先へ進むと、清流のように流れる水路を発見し、パチリ。

 

そしてこちらが薬師寺の仁王門。

視点を変えてパチリ。

仁王門の前には薬師寺の説明板と

仁王に関する説明が書かれている。

こちらが吽形（うんぎょう、口を閉じた像）で、

こちらが阿形（あぎょう、口を開いた像）

仁王門をくぐり境内へ入ると右手には庚申塔、山神など多数が祀られている。

こちらが本堂の前に建つ芭蕉の句碑だ。「梅が香にのっと日の出る山路かな」

薬師寺を後にする直前に仁王門の鬼瓦をパチリ。

 

伊勢街道へ戻り、先を急いだ。

船江町東交差点を横断する途中で

右側をパチリ。

この先は左へ。

次の交差点は川井町３だ。ここは松阪ICへ向かう道路との交差だ。

次の方向が松阪IC方向だ。

この幅の広い道路を横断すると道幅の狭い伊勢街道のウォークが続く。町名標には「本川井町」。

前方はこんな雰囲気。

中吉屋酒店の前を通り、

さらに進むと

 

西町の社名標が建っている。

この町名標の横から奥へ延びる石畳を進むと

そこには山門があり、

光照山の額が掛かっていた。

道路を挟んでその先の敷地に花山寺がある。鐘楼をパチリ。

山門に戻り、柱の装飾をパチリ。

 

街道へ戻り阪内川に架かる大橋を目指すと大橋の手前でこの蔵を発見した。

須川屋金物店だ。

 

ついにここまで来た。大橋（阪内川）だ。

大橋を渡ると左手に松阪商人の館がある。

以前一度だけ入場したことはあるが、かなり前なので写真などは残っていない。

今回は入場料の割引が適用されるので通常２００円のところ団体割引１６０円で入場した。

次のパンフレットを受け取り、館内を一巡した。

入口で入場料を支払った後、暖簾をくぐり入場した直後に振り返ってパチリ。蔵の中と特別展示されている屏風は撮影禁止だった。

人間VTRと自己紹介した語り部の方が見学者に説明されていた。かなり手慣れたものだ。

あとはパチリ、パチリ・・・、

 

 

松阪商人の館を後にすると三井家発祥地の前を通り、

本町交差点を渡り、

日野町交差点で左折すると

商店街を直進し、本日のゴールである松阪駅へと到着した。

 

【 20111113の記録 】

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