近鉄 お伊勢参り 第九回 その2/2 浄林寺から近鉄 斎宮駅

2011年12月18日(日) 近鉄 お伊勢参り 第九回 その2/2 浄林寺から近鉄 斎宮駅  (車、電車、徒歩)

近鉄 お伊勢参り 第九回 その1/2 近鉄 松阪駅から浄林寺 にて浄林寺まで到着した。ここから後半、近鉄 斎宮駅を目指した。

 


【補足】

今回は近鉄 お伊勢参り第九回コースマップとともに最近活用しているみえ歴史街道ウォーキングマップも併用した。

  • コース周辺の道標、常夜燈などについては、みえ歴史街道ウォーキングマップの「伊勢街道」版も参考にしたため、写真のタイト ルに「(み歴マ 伊勢(23)上川町13)」とある場合は「みえ歴史街道ウォーキングマップ伊勢街道の(23)上川町の (13)」を示している。

 

浄林寺を後にして進むと、所々で「伊賀町」の文字が見られた。ところが地図には「伊賀町」の文字は見当たらない?

伊賀町(?)

伊賀町(?)

その後、この建物の前を通り、変わった形状だったのでパチリ。帰宅後に分かったが、これが「おもん茶屋跡」だった。

おもん茶屋跡(み歴マ 伊勢(23)上川町13)

おもん茶屋跡(み歴マ 伊勢(23)上川町13)

おもん茶屋跡と隣り合う連子格子の家の前を通り、

連子格子の家

連子格子の家

その先、左側の家の玄関先には、門柱代りに「櫛田橋の親柱」が置かれていた。前回架け替えられた櫛田橋のものだろうか? 橋の終端では目立たないが、民家の玄関先にあるとすごい威圧感だ。

櫛田橋の親柱

櫛田橋の親柱

 

この後、Aコープでトイレを借りてから歩きながらの昼食(例のおにぎり3個)を済ませるとースマップ(6700)地点にたどり着いた。

前方には櫛田郵便局が見える。

櫛田郵便局、コースマップ(6700)付近

櫛田郵便局、コースマップ(6700)付近

右手の櫛田橋から下ってくる道路を

コースマップ(6700)付近

コースマップ(6700)付近

渡ると

コースマップ(6700)付近

コースマップ(6700)付近

櫛田橋から下ってくる道路の奥にある路地へ進んだ。

 

その先には数基の赤い鳥居が見えた。

豊養稲荷

豊養稲荷

こちらは、大櫛神社の跡地に祀られている豊養稲荷だそうだ。

豊養稲荷

豊養稲荷

鳥居の脇には式内大櫛神社の碑があり、

式内大櫛神社の碑

式内大櫛神社の碑

鳥居の奥には小さな祠が建っている。

豊養稲荷

豊養稲荷

特に気になったのは、この石柱だ。み歴マによると、大櫛神社の碑とあるが、

大櫛神社の碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川2)

大櫛神社の碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川2)

裏側には 「從是東伊勢國?」とある。

大櫛神社の碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川2)

大櫛神社の碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川2)

連子格子の家の前を過ぎると

家なみ(み歴マ 伊勢(24)櫛田川4)

家なみ(み歴マ 伊勢(24)櫛田川4)

突き当たりには次の道標が建っている。

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

み歴マによると、この道標は文化2年(1819)のもので「右 け加うみち 左 さんくうみち」とある。「け加うみち」とは?

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川5)

 

コースマップに従い、櫛田橋から少し離れると

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

こちらも左岸堤防沿いに次の標石だ。ここはかつて櫛田橋の渡し場があったところ。標石には「距松坂元標一里二十九町三十四間」など各地の元標との距離がが刻まれていた。

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

元標の横の石段を上ると

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

標石(み歴マ 伊勢(24)櫛田川6)

その先には櫛田川が流れている。渡し船を想像しながら対岸に視線を送った。「あっ、渡し船!」、幻か。

櫛田川の渡し場跡付近から対岸を望む

櫛田川の渡し場跡付近から対岸を望む

 

この辺でちょうどお昼時だったので、河川敷にてお弁当を広げる風景をパチリ。私はすでに歩きながら済ませたのでお先に。

櫛田川左岸(渡し場跡付近)

櫛田川左岸(渡し場跡付近)

 

櫛田橋は立派な橋になっている。

櫛田橋(櫛田川)

櫛田橋(櫛田川)

先におもん茶屋跡の近くで民家の玄関先で確認した親柱はどの辺にあったのだろう? 想像もできないほどの変わり様だ。

櫛田橋(櫛田川)

櫛田橋(櫛田川)

今回あまり気にしなかった近鉄の赤い矢印シールが目についたのでパチリ。

櫛田橋(櫛田川)

櫛田橋(櫛田川)

 

櫛田橋を渡ると櫛田橋南詰交差点となり、

櫛田橋南詰交差点

櫛田橋南詰交差点

この辺から進行方向を眺めると高木が見えた。あの辺が早馬瀬神社だろう。

櫛田橋南詰から早馬瀬神社方面を望む

櫛田橋南詰から早馬瀬神社方面を望む

 

櫛田川の右岸堤防からは離れて道なりに進むと松阪市漕代地区市民センターの前に出る。ここから御堂のような建物が見えたので少し先の路地を入った。

松阪市漕代地区市民センター前

松阪市漕代地区市民センター前

 

御堂のような建物を通り過ぎて振り返ってパチリ。

早馬瀬神社

早馬瀬神社

ここが早馬瀬神社だ。

早馬瀬神社

早馬瀬神社

まずは参拝。

早馬瀬神社

早馬瀬神社

参拝後に道路側とは反対方向へ出ると広場に出る。公園のようでもあり、お寺の境内のようでもある。

道標(早馬瀬神社横)

道標(早馬瀬神社横)

目立たないこの場所にも道標が建っていた。「右 けかう・」

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川7)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川7)

左側の石柱の文字は? コースマップによると一本の道標を縦に割ったものが左右に並べられているとのこと。たしかにそんな感じだ。

道標?(早馬瀬神社横)

道標?(早馬瀬神社横)

広場を大乗寺の御堂側へ向かうと、御堂前の砂利が円形に取り除かれている。?

大乗寺(み歴マ 伊勢(24)櫛田川8)

大乗寺(み歴マ 伊勢(24)櫛田川8)

大乗寺を後にして

大乗寺(み歴マ 伊勢(24)櫛田川8)

大乗寺(み歴マ 伊勢(24)櫛田川8)

 

伊勢街道を進むと右手、ガードパイプとガードレールとの切れ目に石地蔵が。(と言うよりも、石地蔵に合わせてガードパイプとガードレールが設置されたはずだ。)

石地蔵(み歴マ 伊勢(24)櫛田川9)

石地蔵(み歴マ 伊勢(24)櫛田川9)

み歴マによると、この石地蔵は天保9年(1838)の建立だそうだ。

石地蔵(み歴マ 伊勢(24)櫛田川9)

石地蔵(み歴マ 伊勢(24)櫛田川9)

また、この近くには機殿(はたどの)道への分岐があり、その先には近鉄の普通列車が走って行くのが見えた。

石地蔵付近の近鉄線

石地蔵付近の近鉄線

 

伊勢街道をさらに進むと見慣れた六字名号碑、

六字名号碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川11)

六字名号碑(み歴マ 伊勢(24)櫛田川11)

祓川橋(祓川)を渡った。

祓川橋(祓川)

祓川橋(祓川)

渡ってから振り返ってパチリ。

祓川橋(祓川)

祓川橋(祓川)

さらに、橋の下から祓川をパチリ。このショットは初めて。

祓川(み歴マ 伊勢(24)櫛田川12)

祓川(み歴マ 伊勢(24)櫛田川12)

 

こちらも見慣れた道標「従是外宮三里」。

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)

 

この付近で右側をパチリ、

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)付近

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)付近

左側をパチリ。

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)付近

道標(み歴マ 伊勢(24)櫛田川13)付近

 

さらに進むと

コースマップ(9580)~(10230)の途中

コースマップ(9580)~(10230)の途中

コースマップ(10230)地点で左折して、「近鉄 踏切道 漕代第五号」を渡った。

近鉄 踏切道 漕代第五号

近鉄 踏切道 漕代第五号

 

あとは道なりに進むと左手に斎宮歴史博物館がある。

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

今日は「家庭の日」で入館は無料だった。

「家庭の日」で入館無料(斎宮歴史博物館)

「家庭の日」で入館無料(斎宮歴史博物館)

 

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

受付を通り過ぎ、まずは各展示室へ分かれるロビー。

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

展示されている内容は10月02日に訪問した 斎宮歴史博物館 と同様だったので、その時にうまく撮れなかったショットのみを数点。

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

さらに、神宮の板垣と同じ構造を持つ板垣をパチリ。  年越し、初詣の準備(外宮) を思い出した。

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

斎宮歴史博物館

 

斎宮歴史博物館を後にすると大溝の遺跡を通り抜け、

大溝の遺跡(斎宮)

大溝の遺跡(斎宮)

大溝の案内板(斎宮)

大溝の案内板(斎宮)

塚山3号墳の前を(上を)通り

塚山3号墳

塚山3号墳

芝生広場へと向かった。

歌碑

歌碑

 

いつきのみや歴史体験館の前に広がる芝生広場では、10分の1史跡全体模型をパチリ、パチリ・・

10分の1史跡全体模型

10分の1史跡全体模型

こちらは、八脚門。

八脚門(10分の1史跡全体模型)

八脚門(10分の1史跡全体模型)

八脚門の説明板

八脚門の説明板

さらに、・・・

10分の1史跡全体模型

10分の1史跡全体模型

タイムトリップ、

10分の1史跡全体模型

10分の1史跡全体模型

10分の1史跡全体模型

10分の1史跡全体模型

 

模型でしばし戯れた後、いつきのみや歴史体験館へ向かった。

いつきのみや歴史体験館

いつきのみや歴史体験館

入口の前の屋根をパチリ。

いつきのみや歴史体験館

いつきのみや歴史体験館

建物へ入ると大きな凧が掛かっていた。

いつきのみや歴史体験館

いつきのみや歴史体験館

しめ縄が展示され、

いつきのみや歴史体験館

いつきのみや歴史体験館

12月23日に実施される「追儺のまつり」で活躍する方相氏の姿も。

いつきのみや歴史体験館

いつきのみや歴史体験館

 

いつきのみや歴史体験館を後にすると近鉄 斎宮駅でゴールだ。今日は朝にこのルートを歩いたので、ここでゴールとした。

近鉄 斎宮駅へ

近鉄 斎宮駅へ

 

【 20111218の記録 】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です