庚申堂(伊勢市御薗町新開)

2012年03月04日(日) 庚申堂(伊勢市御薗町新開) (徒歩)

いつも出勤時に横を通り過ぎている庚申堂。伊勢市御薗町新開にある庚申堂だ。
祠が新しくなり、その右手には鏡面の円盤が多数取り付けられた柱が建っている。

いつか立ち寄ろうと思っていたが、なかなかその機会がなかった。
本日、臥龍梅(伊勢市御薗町新開)- 梅まつり(2012)へ徒歩で向かったので、やっと立ち寄ることができた。

こちらだ。

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

まずは、お参りしてから御堂の中を覗くと

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

左手にはカラフルな金剛像、右手には庚申塔が祀られている。

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

庚申堂(伊勢市御薗町新開)

御薗村誌によると、

新開庚申塔
新開・王中島道に沿って、新開へ入る道の角にある。小祠内に安置されている。

(1)宝永銘庚申塔
四三×三一×一七センチメートル 宝永五年(一七0八)
硬砂岩材。卵形の自然石。台石の上に据えている。薬研彫りで中央に「庚申」と刻む。台石に次の銘がある。
宝永五戌子
極月十八日
(2)青面金剛像
七九×三三×一一センチメートル 江戸時代
硬砂岩材。三面六臂像。上部に瑞雲を伴う日月がある。持ち物は一般と同じ。足下に天邪鬼を踏む。鬼の下に三猿がいる。鶏は見当たらない。現在赤・青・黄・黒の塗料で彩っている。春と秋の二回お祭りをする。
(御薗村誌 PP.660-661より抜粋)

とある。

また、新開臥竜梅保存会のブログには次の記事がある。それによると、この庚申堂は西向きに祀られている「西向き庚申」であり、願い事はなんでもかなうそうだ。

【参考】 庚申さんについての解説 (新開臥竜梅保存会)

 

また、祠の隣には鏡面の円盤が多数、下部から上部へ向かい径が短くなる。遠近法で遠くを表現しているのだろうか?

庚申堂横(伊勢市御薗町新開)

庚申堂横(伊勢市御薗町新開)

円盤の表面には私の手が映るほどだ。

庚申堂横(伊勢市御薗町新開)

庚申堂横(伊勢市御薗町新開)

 

【 20120304の記録 】

 

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