新ブログサイト『神宮巡々3』開設のお知らせ

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2014年〜2017年の記録は『神宮巡々2』を、最新の記録は『神宮巡々3』をご覧ください。 ( 2017年12月31日 【キタヰ】こと、桝屋善則 )

元始祭(外宮) 2013

2013年01月03日(木) 元始祭(外宮) 2013 (徒歩)

元旦に伊勢神宮で斎行される歳旦祭を拝観できなかったので、一月三日に斎行される元始祭こそはぜひ拝観しようと昨夜から寝ずに過ごした。

帰宅後に調べたところ、神宮要綱によると、元始祭は

一月三日宮中賢所・皇霊殿・神殿の三前に於て、御親祭を行はせ給ひ歳首に天津日嗣の本始を祝ひ奉る祭典なり。此の日神宮にては中祭として大御饌供進の祭儀を行ふ。 (中略)

祭式次第、祈年祭大御饌儀に同じ。但し摂末社以下の巡回祭典は行はず。
内宮は五丈殿、外宮は九丈殿に於て合祭す。

とのこと。(今後は、調べてから出かけよう・・・)

 

午前2時40分頃に自宅を出発し、外宮へ向かった。

伊勢市駅前から外宮参道を通り、外宮へ到着したのが午前3持半。人影はほとんど無い。この時間帯に歩いてお参りする人はほとんどいない?・・・。駐車場から近いのは表参道ではなく北御門参道。

タクシーのりば付近(外宮)

タクシーのりば付近(外宮)

表参道の火除橋の右手、表衛士見張所の前ある祭典案内板を確認すると

表参道火除橋付近(外宮)

表参道火除橋付近(外宮)

元始祭 一月三日 午前四時

 

火除橋を渡り、

表参道火除橋(外宮)

表参道火除橋(外宮)

手水舎で心身を清めてから

表参道 手水舎(外宮)

表参道 手水舎(外宮)

表参道を進み、第一鳥居、第二鳥居をくぐり、御正宮の前にある別宮遥拝所へ到着。

別宮遥拝所付近(外宮)

別宮遥拝所付近(外宮)

御正宮への参進を拝観するには最も光量が豊富な場所だ。

別宮遥拝所付近(外宮)

別宮遥拝所付近(外宮)

撮影場所と状況を確認した後、修祓が執り行われる忌火屋殿の前庭へ向かった。とは言っても前庭は板塀で囲われていて関係者以外は立ち入ることはできない。そのため北御門参道からパチリ。

忌火屋殿前庭の板塀から漏れるあかり(外宮)

忌火屋殿前庭の板塀から漏れるあかり(外宮)

板塀の隙間から漏れる松明(しょうみょう)のあかりは浄暗を引き立てる。
しばらくすると数名の神職が北御門参道を横切り、忌火屋殿の前庭へ向かった。

忌火屋殿前庭へ向かう神職(外宮)

忌火屋殿前庭へ向かう神職(外宮)

 

修祓のための参進を拝観するため神札授与所付近へ戻ろうと北御門参道を歩いていると大庭にある九丈殿には鯨幕が張られていた。

北御門参道(外宮)

北御門参道(外宮)

さらに注視すると案が並べられていた。(暗くて分かりにくいが・・・)

鯨幕が張られた九丈殿(外宮)

鯨幕が張られた九丈殿(外宮)

昨日の初詣で確認した折り畳まれた鯨幕と横たえられた案はこのように使用されたのだ。

【参考】

(帰宅後に調べたところ、上述のように摂末社以下の巡回祭典は行はず、外宮は九丈殿にて合祭される。)

 

北御門参道を挟んで神札授与所の反対側、大庭の隅(現時点では臨時に御神酒授与所が設けられている)で待機していると3持50分頃に報鼓が鳴らされた。参進の開始だ。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

報鼓が目の前を通り過ぎ、御正宮へ向かうと

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

前方、第二鳥居から参進の列が近づいてきた。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

参進は神札授与所の前を通り過ぎ御正宮へ向かうのかと思わせるほど直進・・ いやいやそれは所作の一つだろう。表参道から北御門参道へ右折する際、直角に曲がった。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

参進の列は瞬く間に通り過ぎ、修祓のために忌火屋殿の前庭へ向かった。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

 

次は修祓を終えた参進が御正宮へ向かうのを拝観するため、先ほど確認した別宮遥拝所の近くへ移動した。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

約10分後に参進が再開され、修祓を終えた御饌(辛櫃に納められた)と神職が御正宮へ・・・。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

私の目の前を通り過ぎると

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

板垣南御門へ。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

御正宮への参拝の準備が整うと規制が解除され、参拝が再開された。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

私は外玉垣に張り付き御正宮における元始祭を拝観した。

そろそろ儀式が終了する頃、参道へ戻ると板垣南御門の前にある蕃塀の裏では参進の進路を照らす松明(しょうみょう)が待機していた。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

参進再開に合わせて適切な状態になるように火勢を強めたり、または弱めたり・・、深夜や早朝の祭典では必須の作業(?)なのだろう。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

 

蕃塀の横でしばらく待機していると

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

御正宮での元始祭は開始から約30分で終了し、

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

参進が再開された。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

参進は別宮へと向か、大宮司を先頭とする列は石階を登って多賀宮へ、さらに別の列は土宮へ向かった。

元始祭(外宮)

元始祭(外宮)

祭典が執り行われている間、多賀宮への参拝は制限されるため私は土宮へ向かい、祭典を拝観した。

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

拝観者はこの程度、20名強だ。

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

 

土宮で祭典が続く中、私が風宮へ移動すると

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

そこには松明の火を見守る方がひとりと

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

さらにその様子を見守る神宮衛士がひとり。

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

 

しばらくすると土宮での祭典が終了し、

元始祭 土宮(外宮)

元始祭 土宮(外宮)

神職が土宮から

元始祭 土宮から風宮へ(外宮)

元始祭 土宮から風宮へ(外宮)

風宮へと移動した。

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

 

多賀宮からの退下の列が参道を通るため神宮衛士の番舎付近から拝観していると多くの拝観者が・・・

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

元始祭 風宮(外宮)

しばらくすると多賀宮での祭典が終了し、退下となった。石階を下り

元始祭 多賀宮からの退下(外宮)

元始祭 多賀宮からの退下(外宮)

元始祭 多賀宮からの退下(外宮)

元始祭 多賀宮からの退下(外宮)

斎館へと・・・。

 

風宮では祭典が続いていたので、しばらく拝観した後、神札授与所の前へ移動した。

元始祭 風宮からの退下(外宮)

元始祭 風宮からの退下(外宮)

しばらくすると風宮にて祭典を終えた神職が退下してきた。

元始祭 風宮からの退下(外宮)

元始祭 風宮からの退下(外宮)

以上で外宮での元始祭の拝観を終えた。

表参道(外宮)

表参道(外宮)

 

大晦日に大祓(内宮)で知り合ったNさんに今日もお会いした。どうも、朝熊神社でも祭典が斎行されるそうで、8持半頃(時刻は定かではない)とのこと。摂社での祭典を拝観する機会がない(斎行される日時が不明の)ため非常に興味を覚えた。

ただ、内宮での元始祭はいまだ拝観したことがなかったので、皇大神宮の第一摂社とはいえ内宮(皇大神宮)より先に拝観するのは気がひけた。結局は予定通り内宮へ向かうことにした。

(上述の通り、帰宅後に神宮要綱を調べたところ、「摂末社以下の巡回祭典は行はず。」とある。巡回はしないけれども、第一摂社のみで執り行うのだろうか? もしそうなら外宮(豊受大神宮)の第一摂社である草奈伎神社でも斎行されたのだろうか?)

【補足】 2013年01月07日に削除、追記

Kさんからメールをいただき神宮要綱を再度見返したところ、P.285に「神宮祭典摂社末社所管社日時表」が掲載されていた。それによると元始祭大御饌は一月三日に次の通り斎行されるとある。

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【皇大神宮】
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・朝熊神社 以下三社
・摂社以下遥祀
・瀧祭神
・興玉神以下三社、御酒殿神以下三社

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【豊受大神宮】
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・草奈伎神社
・摂社以下遥祀
・御酒殿神以下二社

ただ、神宮要綱は昭和三年発行なので現状とは異なる場合があるかもしれない。

 

【 20130103 の記録 】

 

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