2010年10月10日(日) 高向大社(その後11) (自転車)
今日は度会橋より下流にある宮川の渡し跡を巡ったので、その途中で恒例の造営状況確認のために高向大社へ立ち寄った。鳥居をくぐろうとすると昨日の強風による被害を発見した。
鳥居に掛けられている注連縄が切れていた。高向大社で注連縄が切れているのを見るのは2度目だ。一度目は参道に掛けられていた太い注連縄であった。
【参考】切れた注連縄を見た一度目は、 高向大社(その後4)
いつものように参道を進むと前方の風景には変化がなかった。が、足元の玉砂利や注連縄の紙垂はたっぷりと水分を含んでおり、至る所へ眩しいほどの太陽の光がスポットで当たっていた。
手水石は変わらず。いつも通り心身を清め、
仮殿で参拝した。
参道を進むと、左手には2本の石柱が準備されていた。
正面は神々しい雰囲気で、
振り返ると、強烈な太陽が差し込んでいた。
社殿の左手より確認すると、
正面にはブルーシートが掛けられていた。
先週 と比較すると 社殿が・・・ おぉ、鰹木が。長い期間待機状態にあった鰹木がついに取り付けられた。
よく見ると装飾用の金物も取り付けられ、社殿は完成したと思われる。
金物が陽の光を浴び、輝きを放っている。やっと主張し始めた。
背面へ回ると、左の太陽と千木に反射した陽の光が何とも言えぬ雰囲気を醸し出している。
右奥へ回り正面を見ると、御垣の扉が取り付けられていた。
柱もなく十分に自立できない状態にあるためか、
支え木と工具で固定されていた。
右前方から見ても、やはり社殿は完成のようだ。
御垣が完成したら、このエリアは完了。
なお、社殿も含めすべての柱の根元にはトタン板が巻かれていた。この中には銅板が巻かれているはずだ。なぜ今になって巻いているのだろうか?
今後は、御垣が完成し、手水石の覆屋が完成し、あとは何が・・・