2010年12月31日(金) 雪の国「鹿児島」へ帰省
この年末年始を【キタヰの妻】の実家がある鹿児島にて過ごすため、家族三人、大晦日の早朝に旅立った。全国的に天候が不順で大雪の報道もあり、目的地である鹿児島も記録的な降雪であった。
伊丹空港からANAに搭乗する際、「鹿児島空港の状況によっては宮崎空港へ回るか、伊丹空港まで引き返す」条件が付けられた。とにかく、空へ飛びたち水平飛行になると、何と天空は上天気だ。
四国上空を快調に飛行していて、パチリ、パチリ・・・
着陸のためシートベルト着用サインが点灯すると、しばらく揺れたものの鹿児島空港へは定通り着陸できた。
が、何と、川端康成の「雪国」に匹敵する驚きが。
「快適な晴天の天空から雲を抜けると雪国であった。」と。鹿児島空港はほとんどが雪で覆われ、滑走路だけが除雪されていた。記録的な大雪だったので、空港整備もさぞ大変だったことだろう。
こちらでは、到着した飛行機から雪を落としている?
高圧噴射で?
広い滑走路は遠くを見渡せないほど白い。
滑走路と反対側にある駐車場側をパチリ。
空港バスに乗るため、空港の外に出てパチリ。
鹿児島空港での雪はかなり珍しいそうだ。
駐車場にも雪、・・・
足跡がない雪に、はじめの一歩。
この車に積もった雪は10cm以上あるだろう。
雪の影響で運休するバスもあった。
私たちが乗る鹿屋行きのバスは運行されていたが、通常ルート(高隈山系を通る)とは異なり、海沿いを走るルートに変更されていた。そのため、高隈山系にあるバス停には止まらない条件付きであった。私たちは鹿屋までの乗車だったので目的を達成できた。バスに乗り、出発。
側面の窓はブルーのスモークがかかっていたので撮影すると次のように、
車道には雪はほとんど残っていないが、周囲には残雪が。また、ときどき雪が舞ってきた。
海上保安庁の文字がある建物の前を通過。
畑は雪だらけで、鹿児島とは思えない光景だった。
今回特別に走った海沿いのルートでも残雪がなかったのは一部分だけだった。
そして、雪雲が薄くなると太陽が朧月のように見えていた。
多少の遅れはあったもののほとんど予定どおり到着することができた。
鹿児島にてこれだけ積もる雪はほとんどないようなので、何千分の一の偶然に遭遇できたことはラッキーだ。2011年はいいことあるぞ!
【情報】
たまたま今回海沿いのコースを走ったため、インターネットで芋焼酎を購入している【善八酒店】の前を通ることができた。