賓日館

2011年02月19日(土) 賓日館 (車、徒歩)

おひなさまめぐりin二見に参加 し、やっと賓日館に訪問する機会を得た。いままで「お伊勢さん125社まいり」で二見へ来ることは多かったが、賓日館は通過点となってしまっていた。いつかは見学したいとの思いがやっと実現した。

【参考】 神宮巡々での検索結果 : 賓日館

賓日館へ。

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正面右側の入口から入ると右手に事務所があり、入場料300円を支払った。入場券がこれ。このチケットの絵は中村左州が創作した「大名行列」屏風で、実際に展示室(蔵の二階)に展示されている。(ただし、撮影禁止)

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入場の際、パンフレットを頂いた。

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建物の中央(玄関ホール?)には外側に向けておひなさまが飾られていた。引き戸は閉じられていたので、ステージで幕があがる前の状態だ。

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このひな壇の後ろから事務所をパチリ。

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順路が二階からとなっていたので階段を上ろうとすると、手すりの柱にかえるが三匹。さすがに二見はかえる尽くしだ。

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階段も細工や仕上げが特別な感じだ。

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まずは階段を上がり、右手にある翁の間へ。

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窓の前テーブルが。あれは木製の屏風か?

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ここで左を見てパチリ。

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おひなさまも立派だが、賓日館の建物はさらに立派だ。繊細な雰囲気の欄間。

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床の間にもおひなさまが。掛け軸とマッチしている。

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次の会場である大広間へ向かう途中、子供達がひな作りを体験していた。

渡り廊下を通過後、振り向いてパチリ。天井にも手が込んでいるし、照明の形状が複雑だ。

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別の場所から渡り廊下をパチリ。

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渡り廊下の近くにあるこの網代戸は雨戸の戸袋の扉のようだ。

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階段の手すりにも、

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ちょっとした細工が。単純な形状がおもしろい。

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さあ、次の会場である大広間へ。

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さすがに広~い。

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また、大広間には舞台がある。

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この舞台も他の舞台と同様に音響効果を配慮し、大きな六つの甕がこの下に据えられているそうだ。ここは二階だ。

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天井では直線と曲線が調和し、

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豪華な照明が・・・

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舞台の反対側には、このおひなさまだ。これらは第61回式年遷宮の御用材の端材で製作されたものだ。

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視点を建物に移すと、

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何という細工だ。製作時に一瞬でも気を抜けば折れてしまいそう。

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二階の窓辺からは庭が一望でき、その先には二見浦海岸が・・・

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次の会場へ移動する途中、この掲示がある。ここに宿泊された皇室の方々の名簿のようだ。

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この先に御殿の間があるので、こちらを見学。

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今までの部屋と比較するとこじんまりしているが、落ち着いた雰囲気だ。

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こちらも窓辺から庭や海を見渡せる。

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御殿の間を後にして隣にある次の会場へ。こちらには陶器のおひなさまだ。

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多数のおひなさまが飾られているなか、

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こちらのおひなさまが私のお気に入りになった。

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この会場を出ると次は一階へ戻ることになる。階段を下りようとしてこの細工に気づいた。寄木細工のような風合いだ。上ってきた時には全く気づかなかった?

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また、階段の腰板も実は平板ではなかった。

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手すりの柱のかえるまで戻ると、毛氈が太陽の光を反射して、日常にはない雰囲気を醸し出していた

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次は寿の間。

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床の間には大きな掛け軸が。

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その掛け軸を眺めるように畳の上、こちらは段びなではない。何とも言えないいい雰囲気。人形自体は立派なのだろうが、この佇まいは何とも庶民的で、こちらも私のお気に入りになった。そしてパチリ、パチリ、パチリ。

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玄関ホールへ戻ると引き戸は開かれており、太陽の光が射していた。

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これで終わりではなく、実はこれからがメインイベントだった。中庭を見ながら廊下を進む。

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窓の枠も直線と曲線の組み合わせだ。

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こちらは大広間へ通じる階段。いい雰囲気だ。

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通路を順路に従って進み、さらに光を求めて進むとこれだ。ガラス窓から太陽の光が。板張りの廊下がとても冷たく足元から冷えてきていたので、この太陽の光でしばらく足元を温めていた。本当に太陽には感謝だ。

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この場所から縁側を歩いてゆくと、

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中央左手にこの設備。蛇口のレトロさよりも木製の流しが目に留まった。

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突き当たりまで歩いて、振り返ってパチリ。ここはとても暖かかった。

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ここからが賓日館でのおひなさまめぐり本番だ。一挙にどうぞ。

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こちらはパンフレットの表紙を飾った「おひなさま」。

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掛け軸のおひなさま。

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引出しの中から現れる・・・

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最後に光るおひなさま。

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おひなさまの見学を終えると、賓日館の資料関係を見学した。

こちらは旅館の中枢である帳場。

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せっかくなので、こちらに座るとこんな感じだ。なんと味気ない。

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その他さまざまな資料を拝見したがそれらの紹介は今後のお楽しみとしよう。

見学を終えて建物から外へ出ると、賓日館の正面にはおひなさまが。

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再度には二見のキャラクターも。

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先ほど二階から見下ろした庭が気になったので、少し散策した。

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おひなさまめぐりin二見のおかげで、やっと賓日館を見学することができた。

【20110219の記録】

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