伊勢市の石造遺物めぐりの開始

2011年07月16日(土) 伊勢市の石造遺物めぐりの開始

「近世以前の土木遺産」サイトへの画像データの提供で紹介したように、伊勢市教育委員会が1987年に発行した「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物」には伊勢市内の各種石造遺物(市町村合併前)が調査されていた。

(書籍)伊勢市の石造遺物

(書籍)伊勢市の石造遺物

 

単純な私はこの本を読み終えると、その現状を見てみたいと思ってしまった。かなりの点数だし、個人宅等にあるものなどもあるがとにかく始めよう。その第一歩が今日となった。

先日、「神宮巡々」から画像データを提供させていただいた「近世以前の土木遺産」サイト(岡山大学大学院  馬場俊介教授 監修)の三重県伊勢市のリストを見ると「宇治岳道」の町石が多数リストアップされている。

そこで今回は、神宮司庁の裏手から宇治岳道へ入り、朝熊峠から朝熊岳道を下り、朝熊から神宮神田の前を通り神宮司庁付近まで戻るコースを設定した。さて、これでスタート地点とゴール地点は同じ場所になったので、問題は駐車場所だ。結局、早朝に出発すれば内宮周辺の混雑にも影響を受けないだろうと判断し、五十鈴公園の駐車場を利用することにした。

 

本シリーズは「神宮巡々」のめぐりと調整しつつ長丁場となりそうだが、なんとか完遂してみたい。まぁ、私にとっては学術的にどうのこうのではなく、ただの興味本位なので気楽に進めて行きたい。

さあ、出発!

 

【 20110716の記録 】

 


なお、「伊勢市の石 造遺物めぐり」シリーズの記録では伊勢市教育委員会が発行した「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物」を参考にめぐる予定なので、画像データの見出しには()内に 本書籍内での管理番号を付与した。ただし、書籍内に該当する石造遺物が見当たらない場合は(?)となっている。また、書籍に記載されているが、実際には見つけられなかったものについては別途まとめたいと思っている。


 

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