古文書調査法研修講座(第4期)

2011年06月18日(土) 古文書調査法研修講座(第4期) (車)

三重県生活・文化部文化振興室県史編さんグループおよび三重県立博物館が主催する「古文書調査法研修講座(第4期)」の募集があったので応募したところ受講できることになった。

本研修講座は「古文書を解読し、整理や目録を作成できる知識・技術をもった人材を養成」するために平成19年度から開始された古文書調査法研修講座の4回目で、平成23・24年度の2年間で10回の研修がある。

本日、第一回目の研修が実施された。

「古文書調査法研修講座」第4期の受講案内

「古文書調査法研修講座」第4期の受講案内

 

今回の内容は、ガイダンスと概説の座学。

  1. 三重県の文書調査の歴史と方法
  2. 古文書概説

古文書概説では文献調査の注意事項に始まり古文書で利用される用紙(料紙)の部位名称、使用形態(紙の置き方、折り方、切り方)、封の仕方、料紙の種類などについての説明があったが、実物の古文書に基づいた説明が多く非常にわかりやすかった。五感で感じることは重要だ。特に、手触りや微かな匂いは実物でないと得られない。

古文書の実物

古文書の実物

 

本講座では古文書の「整理や目録を作成する知識、技術」の習得に主眼を置くそうで、古文書の解読に関しては個人で習得する必要があるようだ。

とは言っても、第2回目の内容を見ると、古文書の判読と特徴(近世以前編)

  1. 武家・寺社文書
  2. 村方文書

とあるので、ある程度の解読方法は教えていただけるのだろう

まぁ、気負わずに地道にやってみよう。

 

次回は8月27日(土)の予定。 楽しみ。

 

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