2012年03月28日(水) 第62回式年遷宮 上棟祭(外宮) (車、徒歩)
帰宅すると食卓の上に『第六十二回神宮式年遷宮 上棟祭 祝餅』が置いてあった。
その中には大ぶりの紅白餅が入っていた。
そして、包袋を裏返すと
次の内容が印刷されていた。
平成二十五年秋に斎行されます第六十二回神宮式年遷宮の準備は、ご造営の工事をはじめ、諸事順調に進んでおり、このたび、日時を天皇陛下にお定めいただき、古式ゆかしく御正殿の棟木を揚げ奉る上棟祭の嘉日を迎えました。
「千歳棟、万歳棟、曳々億棟」と、永代への祈りをこめ、棟木を打つ槌音が神域に深く響きわたり、紅白の「祝餅」を、佳例によりご参拝の皆様にお頒ちいたします。
この祝餅は、明治神宮並びに靖国神社に長く神饌を納めておられる、茨城県の明治神宮・靖国神社献饌講より奉納されたもので、奉祝の真心をこめて搗きあげた餅を、遠路伊勢までお運びいただいたものです。
前回の遷宮に続き、赤誠溢れるお心づかいを寄せられました講員の皆様に感謝申し上げたいと存じます。
神宮司庁
※お餅ですのでお早めにお召し上がり下さい
【キタヰの妻】に尋ねると、外宮へ訪れて上棟祭を拝観し、『祝餅』を頂いたとのこと。
表参道口から火除橋を渡り、手水舎の向かいに『祝餅』授与所が設置されていたので、そちらへ向かうと、「先に参拝を済ませてください。」と。
表参道を進むと、参進が始まっていてしばらく規制が入ったとのこと。
規制が解除され御正宮の方へ向かったが参進の列は拝観できなかったそうだ。
【キタヰの妻】が撮影してくれた写真をさらに紹介。
まずは、新御敷地を囲う板塀の開かれた扉からパチリ。上棟祭が斎行される?、されている?
【参考】 扉が閉じている状態は、
また、御正宮に目を向けると衛士の数はおおいものの普段と変わらないように見えるが、
写真を拡大したところ、小工(こだくみ)の姿が見えた。これらから祭典が始まるのだろう。
外玉垣南御門の御幌に透けた姿も・・・
参拝を終えて表参道を戻ると第一鳥居の近く、手水舎の向かいでは『祝餅』の授与が始まっていた。
そして、その向かいに建つのはせんぐう館の休憩舎。
4月7日の開館を前にして上棟祭直会会場となっていて、
その中にはパイプ椅子が寄り添うように並べられていた。
【参考】 せんぐう館の内部の様子について