皇學館大学 創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会の申込締切

2012年04月09日(月) 皇學館大学 創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会の申込締切

昨日、4月8日(日)の朝日新聞朝刊に全面広告で「皇學館大学 創立百三十周年、再興五十周年記念特集」が掲載されていた。

 

「稽古照今」過去を学び、今に生かす。

のキーワードを中心に据え、

時代に流されることなく一貫して日本と日本人の根源に深く根ざし、独自の人間教育を支え続ける皇學館大学

  1. 日本人が日本の心と生きるために
  2. 自覚を正し独自の人間教育を展開
  3. 時代を越えた、心の基軸を求めて

について説明されていた。

 

さらに、その下部には

【特別展】ー参り・祈り・奉りー 神社名宝展
4月29日(日)~5月26日(土)
午前9時~午後4時
拝観料 無料
会場  皇學館大学 佐川記念神道博物館

創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会
講演会講師 安部晋三氏
演奏会走者 東儀秀樹氏

が紹介されていた。

特に「創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会」は大学公式ホームページからの参加申し込みのみで、4月9日午前10時より受付開始(先着300名)となっていた。

私も申し込もうと思ったが午前中も仕事なので、昼の休憩時間に皇學館大学公式ホームページにアクセスしたところ、すでに申し込みは締め切られていた。

皇學館大学 創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会の申込締切

皇學館大学 創立百三十周年、再興五十周年記念講演会・演奏会の申込締切

 

インターネットでの申し込みや応募など、デジタルメディアの活用が当たり前の自分にとっては、「あー、やっぱり出遅れたか・・・」で済んでしまう出来事だったが、ここで別のイメージが浮かんだ。

新聞広告、これはデジタルメディアではなく、完全なるアナログメディアだ。インターネットを道具として使えない、または使える環境がない読者がこの広告を見た時、しかもぜひとも「講演会・演奏会」に参加したかったとしよう。この読者はどう思っただろうか?

私のように参加したけど、出遅れた。ではなく、参加すらできない状況、どんなだっただろう。些細なことではあるが、こんなところにデジタルデバイドの真実があると感じた。

新聞広告というアナログメディアで参加者を募り、インターネットというデジタルメディアでしか申し込みできないのは、冷静に考えるとかなりちぐはぐな対応だ。(インターネットに慣れてしまった、いや慣らされてしまった私にとっては今まであまり考えたことがなかったイメージではあるが・・・)

なぜ今回の講演会についてはインターネットでの申し込み(先着順)になったのだろうか? 往復はがきやFAX、電話での応募、しかも応募者多数の場合は抽選など、さらにベターな方法は考えられなかったのだろうか?

それとも省力化、効率化、コスト削減のためにこの申込方法が採用されたのだろうか?

どのような申込方法を採用するかは主催者が決定することなので、良し悪しは特に決められないし、批判することもできないが、次回があるのなら一考していただければと思う。

一読者、一市民の意見として・・・

 

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