2012年05月13日(日) 金剛座寺 (車、徒歩)
「長谷の車田御田植祭」の拝観を終えて帰路に着いたが、気になっているお寺があった。それは長谷の「歴史の散策道マップ」にも名前が出ていた金剛座寺だ。
うまい具合に、長谷から神坂を抜けて天啓公園へ戻る途中の左手に参道の入口があったのでお参りすることにした。
参道の入口の右側には空地があり、幟の奥が山道のように見えたのでそこから歩いて登ろうかとも思ったが、あまり踏まれた様子がなかったので、今日の所は参道を車で進むことにした。
こちらが参道で、左手には貯水タンクがある。
車はほとんど対向できない細い道を上り切ると山門の右手に広場があり、そこへ駐車した。その広場の隅にはビューポイントが設定されていた。金剛座寺へ向かうより先にこちらへ足が向かった。
見てくれといわんばかりのこの場所、
その先には多気の町が広がっていた。あれに見えるはシャープの工場だ。
風景を楽しんだ後、本来の目的である金剛座寺へ。
歴史を感じさせる山門をくぐると
右手には鐘楼が建ち、
さらに奥の右手には本堂が建っている。
まずは本堂にてお参り。
本堂の扉には「如意輪観音御真言」が書かれていたので、何度か唱えてみた。
こちらが、多気町の文化財に指定されている鰐口。(アップの写真を撮り忘れた。)
本堂の前の説明板によると
柱を組む木鼻には前が獏鼻で阿(ア)を、横が象鼻で吽(ウン)
正面の蛙股には藤原家を表す藤紋が飾られています。
また、屋根の瓦にも藤紋がついている。
屋根瓦には鬼瓦以外に桃柄の瓦(桃果文鬼瓦)も使われていますので
こちらが桃柄の瓦(桃果文鬼瓦)で、
こちらもそうだろうか?
本堂を離れ、さらに境内の奥へ進むと突き当たりには
客殿(あみだどう)が建っている。
これは唐獅子で、阿(ア)の方だろう。
客殿から本堂の前へ戻ると右手に手水鉢が・・・
さらに、本堂の右手へ進むと、道標が見えた。近長谷寺への矢印が付いていた。今度歩いてみよう。
そして最後は、鐘楼の裏手、本堂の右手にある池だ。
そして、詳しくはこちらの「金剛座寺 縁起」を、
【 20120513の記録 】
ご参拝ありがとうございます。
不在にしておりまして申し訳ございません。
また機会があればご参拝ください。
合掌
金剛座寺 ご住職 さま
ご訪問ありがとうございます。
次回の訪問時には、ぜひよろしくお願いします。
長谷の車田での稲刈り、和歌山別街道の踏破など、今後は神坂を訪れる機会も多いと思います。
では、また、