2012年10月21日(日) お白石持ち「町内曳」を終えた箕曲神社(伊勢市小木町) (徒歩)
伊勢市小木町にある箕曲神社では御遷宮に向けたお白石持ちが終了した。
私が仮殿にお参りするために片付けが終了するのを境内の端で待っていると御造営担当の委員長さんが私を本殿まで招き入れてくださった。
まずは鳥居をくぐり拝殿下で新たに取り付けられた箕曲神社の由緒書きについて説明をいただいた。この板は以前取り付けられていた板の表面を削り、由緒を書き直したとのこと。
由緒書きには次のように記されている。
箕曲神社
伊勢市小木町五百八十三番地御祭神
天児屋根命 旧小木社御祭神
旧小木社は。現在の小木町墓地周辺に所在し、小木建置(小木の誕生)よりの奉祀の産土神江戸時代には田尻との合祀管理であった。塩比乃御前神 旧曽祢社御祭神
現在この箕曲神社の地が旧曽祢社跡地であり、大治年間(1126~)に既に曽祢社あり、その産土神 天明七年(1787)曽祢村が絶家し小木の管理下となる箕曲神 旧今田社御祭神
旧今田社は、字今田(現西の地蔵尊周辺)に鎮座旧号権地社で明治四年今田社に改称 神木を祭神としておった。八柱社 旧小木社 ・・・
(この後に実際の由緒書きが書かれているのだが、帰宅後に読もうと思ったら文字が潰れていて読めなかった。今後、改めて確認しよう。)
由緒書きを拝見している間、本殿の前では氏子総代の方々だろうか、残りのお白石を御垣の周囲等へ奉献されていた。
これで箕曲神社の御遷宮に向けた準備は完了。遷座祭と奉祝祭を待つばかりだ。
せっかくなので、お白石が奉献された本殿の御敷地も拝見した。
今回は本殿も建て替えられてはいないため表面の汚れを落とし取る洗いのみの処理だが、再生された雰囲気だ。あと二十年、いらそれ以上でも十分に保つことだろう。
そして視線を落とすと本殿下には表面から浮き出たお白石が・・・。
これらは今回奉献されたものだろう。
この後、仮殿にお参りした後、区長さん、御造営担当の委員長さんにお礼を述べて箕曲神社を後にした。
石神さんにもお参りしてから
パチリ、パチリ。
昼過ぎから始まったお白石持ち「町内曳」が終了したのは夕暮れ時だった。
ララパーク側の参道を進む途中でもフェンス越しにもパチリ。
パチリ。
11月に斎行される遷座祭、奉祝祭が心待ちにし、箕曲神社を後にした。
今回、小木町の区長さんをはじめ多くの方にご配慮いただき、飲み物や祝いのかたパンまでいただいた。(感謝)
こちらがその「かたパン」、
菓子工房 和楽(伊勢市宮町)製のものだった。(ごちそうさま)
【 20121021 の記録 】
- お白石持ち「町内曳」を待つ箕曲神社(伊勢市小木町)
- お白石持ち「町内曳」のお祓い他(箕曲神社、伊勢市小木町)
- お白石持ち「町内曳」(箕曲神社、伊勢市小木町)
- お白石持ち「町内曳」を終えた箕曲神社(伊勢市小木町)
【箕曲神社(伊勢市小木町) 仮遷座後の記録】
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その24
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その23
- 箕曲神社(伊勢市小木町)の御遷座スケジュール
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その22
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その21
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その20
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その19
- 箕曲神社の御遷座関連行事(伊勢市小木町)
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その18
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その17、準備完了?
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その16 と 田んぼの護摩木?
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その15
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その14
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その13
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その12
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その11
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その10
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その9
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その8
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その7
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その6
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その5
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その4
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その3
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)その2
- 仮遷座後の箕曲神社(伊勢市小木町)