お白石持行事 特別神領民受入のための内宮現地視察会

2013年07月07日(日) お白石持行事 特別神領民受入のための内宮現地視察会 (徒歩)

平成25年伊勢のお白石持行事 特別神領民受入ボランティア参加説明会で紹介したように、第62回神宮式年遷宮 お白石持行事にて特別神領民の奉曳・奉献をサポートするボランティアに参加することにした。

今日はサポート隊も含め、特別神領民の受入を担当するすべての部隊による内宮現地視察会。ぶっつけ本番では不安であるので、私もこの視察会に参加することにした。

今回のお白石持行事では、地元の旧神領民で構成する77の奉献団の他に約7万3千人の特別神領民が伊勢に来られる。特別神領民による奉曳・奉献は7月27日から9月1日までで内宮・外宮を合わせると19日間が予定されていて、各日に二台の奉曳車が準備され一番車、二番車それぞれに約2000人の特別神領民が綱を引く。(8月4日のみは宮城県塩竈市の塩釜神社が自社奉曳車を持ち込むため3台となる。)

このように特別神領民だけでも1日で約4000人、それに地元の奉献団の人数が加わる。内宮の場合、観光客が増加しているおはらい町通りでの奉曳となるためさらなる混雑・混乱は避けられない。

 

今回の視察会では、7月27日の内宮での奉曳・奉献を想定し、計画したタイムスケジュールでの運営をシミュレーションするものであった。定刻になるとどんどん事が進むが、想定通りにはなかなか進まない。より良い進行のために適宜行動計画が変更されていった。

このシミュレーションがなければ、当日は大混乱だっただろう。

 

集合時刻は7時、月読宮から浦田駐車場への後、集合時刻の10分ほど前に集合場所である浦田駐車場、宇治公民館前へ到着するとすでに多くの人が集まっていた。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

挨拶、本日の趣旨等が説明されると

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

7月27日のタイムスケジュールに沿って奉曳、奉献のシミュレーションが開始された。我々サポート隊の本日のメインの役まわりは二番車の特別神領民で、時々サポート隊に変身した。

本番では写真は撮れないので、今日だけでもポイントを押さえて撮影しようと思っていたがなかなか心の余裕がなく、結局数枚しか撮ることはできなかった。

 

まずは受付付近で熱中症対策のポカリスエットを配り、奉曳までに飲み干してもらって空になったペットボトルを回収する。今日は特別神領民役とサポート隊役を切り替えながら体験。

浦田駐車場で二番車の特別新領民が整列し、結団式。結団式が終了すると順次奉曳車が準備されているおはらい町通りの入り口へ移動。

そして、ここは奉曳車のスタート位置。一番車が先行し、二番車が出発する直前の状態。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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今回、実際には奉曳車も綱もないし、人も少ないので、二番車の動きを中心に特別神領民の誘導、綱だしがシミュレーションされると誘導の順番、時刻などさまざまなフィードバックがあった。

奉曳が始まるとすぐに給水となる。休憩が宣言されてから一気にお茶を配り、飲み干したコップを回収する。今回はペットボトルのお茶で代用された。

休憩を終えると後は一気に宇治橋前まで奉曳される。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

 

宇治橋前まで到着すると、この場での混雑を避けるために順次宇治橋を渡るように促す。ただし、神域へ入るとお白石を手にした先にしかトイレがないため、用を済ませたい方を宇治橋を渡る前の常設または仮設トイレにお連れし、かつ奉献団の元の位置まで誘導する。

サポート隊は、体調がすぐれないなど気になる特別神領民の方がいれば神域まで同行する必要がある。今回は特別神領役だったので(サポート役として)自分自身で宇治橋を渡ることを促しながら、(特別神領民として)促されて宇治橋を渡った。役回りの切り替えが大変だった。

宇治橋を渡り西詰の鳥居をくぐると右方向へ続く参道の右手(神苑前)にはお白石持行事の奉仕者専用の仮設手水所が設置されるとのこと。空いている場所での手水を促す。

さらに、進むと春季および秋季の神楽祭で舞台が設営される場所に近い参道付近で、(特別神領民は)白布を受け取り、さらにお白石を受け取る。

参道を進むと大正天皇御手植松付近で修祓を受け、お白石持ち(奉献)の準備が整う。

 

修祓を受けると第一鳥居をくぐり、

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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さらに、第二鳥居をくぐり、神楽殿、忌火屋殿、別宮遥拝所の前を通過すると新御敷地の石階下へたどり着いた。そこには新しい御贄調舎が御造営されていた。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

 

本番ではここで、現在の御正宮を遥拝した後、石階を進みお白石の奉献となる。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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今日は石階下から参道を戻った。こちらは宇治橋の東詰、先ほど宇治橋を渡った場所。鳥居の右手には五十鈴川から続くスロープがある。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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こちらだ。川曳きの場合は「そり」によりここまでお白石が奉曳される。7月27日の旧神領民による奉曳・奉献は川曳きであるので、この場所から運び込まれる。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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宇治橋を渡り返すと

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

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お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

この後、記念撮影、解団式会場であるもてなし広場への誘導、もてなし広場でのサポートなど仕事は自分自身で見つけることが重要、ただし、でしゃばらずに・・・。

解団式会場であるもてなし広場は駐車場で、今日は通常使用されていたので解団式のシミュレーションは林崎文庫への石段下で行われた。

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

お白石持行事特別神領民受入のための内宮現地視察会

暑い日だったが、本番はこれ以上に悪条件が重なるだろう。

今回の視察会に参加して全体の流れを把握できたことはなによりだ。ぶっつけ本番だったら何もできずに時間だけが過ぎてしまいそうだ。

特別神領民の方々が心に残る体験となるように尽力したい。ただし、気負わずにゆったりとした気持ちで・・・!

 

【 20130707 の記録 】

 

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