2010年11月13日(土) 神社港歴史散策(赤レンガ塩倉ほか) (徒歩)
木造船みずきでの船参宮気分 を体験するために海の駅 神社を訪問した。乗船まで時間があったので散策用のパンフレットを頂き、近辺を散策した。
今回はわざわざ開けていただいた「みなとまち館」と独特な趣きがある「大蔵省 境界標と赤レンガ塩倉」を紹介する。
まず最初は、「みなとまち館」。
みなとまち館の一階には、みなとまち神社港の歴史と当時の生活が綴られており、
二階へ上がると、こちらには船造りの資料や道具が展示されている。
屋上からは宇治山田港や勢田川の上流を見渡せるが、この電線は邪魔者だ。電柱と電線がなかったら・・・
時間が余りなかったため早足で見学した。みなとまち館にはもっとじっくりと拝見したい資料が多かったので、再度訪問することになるだろう。後ろ髪を引かれつつも先を急いだ。
先のガイドマップで(8)大蔵省 境界標と赤レンガ塩倉 を探して路地を進んでゆくと馬瀬川へ突き当たった。対岸が馬瀬排水機場だ。仕方なく、近くの家の方に赤レンガ塩倉の場所を尋ねたところ「隣の家の敷地の奥」にあるとのことだった。
確かに、その家の敷地の奥に赤いレンガの建物を確認できた。すでに時刻は9時15分であった。時間的には問題がないと判断してそのお宅の呼び鈴を鳴らし、了承を得てから見学させていただいた。
先のガイドマップによると
大蔵省 境界標と赤レンガ塩倉
この辺一体には塩田がありました。明治38年に専売法が施行され、塩田は廃止。塩専売所ができ赤レンガの塩倉は保管所でした。敷地の四隅にあった「大蔵省」と彫られた境界石標が1本だけ残っています。
( 神社港歴史散策ガイドマップより引用 )
敷地の奥まで行くとこの赤レンガの塩倉がある。
見学を終え、帰ろうとしてこのお宅の方に挨拶すると、赤レンガ塩倉の横に掛かられた小屋へ招き入れ、鉄の扉を見せてくれた。
これが鉄の扉で、
その中は、この様な網の扉となっている。
さらに、敷地の角にある大蔵省の境界標の位置まで教えていただけた。境界標は目立たなく、大蔵の文字は読めるが、省は半分以上が地面に埋まっている。教えていただかなかったら、私には発見できなかった。
突然の訪問にもかかわらず、親切に対応していただきありがたい。(感謝、感謝)
この後は御食神社等を駆け回り、木造船みずきの出港一分前に海の駅 神社に到着した。
みずきでの船参宮体験は、 【参考】 木造船みずきでの船参宮気分