2012年06月21日(木) 夏至祭(二見興玉神社) 2012 (車、徒歩)
昨年は寝坊して夏至祭の途中で二見興玉神社へ到着してしまった。
【参考】 夏至祭(二見興玉神社) 2011
そのため、今年は夏至祭の斎行がが開始される午前3時30分に到着できるように目を覚ました。音無山駐車場に車を駐め、国道42号から夫婦岩表参道を進んだ。
二見興玉神社へ到着したのはぎりぎり3時30分。しかし、夏至祭はすでに開始されていた。
禊修法の参加者はかなり多く、拝殿に入りきれない参加者は拝殿前に整列して 夏至祭に臨んでいた。
拝殿で夏至祭が進む中、私は本殿の裏手にある「日の神遥拝所」へ向かった。 遥拝所前でパチリ。かなりの雨足が見える。
カエルが雨を呼んだのだろうか?
「日の神遥拝所」から夫婦岩をパチリ。まだまだ、日の出の気配はない。雨が降っているから期待はできないが・・・
再び、拝殿前へ戻ってくるとおじさんの法被がとても気になった。
これだ。
しばらくすると拝殿での儀式が終了し、禊修法が始まろうとしていた。ただし、空は曇り、 二見浦は満潮を迎えようとしていた。
それでも安全が確認できたようで、禊修法のために
舟漕ぎの所作(神社内の放送では「舟漕ぎ○○」と紹介されていたが、○○を失念してしまった。)が開始された。
最初はゆっくりと開始された舟漕ぎの動作も、繰り返し、繰り返されるとともにどんどん熱気が高まってきた。
舟漕ぎの所作が止まらないほどに雰囲気が高揚してくると、ついに禊修法の時間となった。
二見興玉神社の拝殿前から数名単位で浜へのスロープを下り始めた。
先頭の神職が浜へ降りると、大麻によるお祓いの後、御酒が一升瓶から水面へとお供えされた。(振り撒かれた)
参加者全員が浜へ降りるには
まだまだ時間がかかりそうだったので、
またまた、本殿裏手の「日の神遥拝所」へ向かった。禊修法参加者をパチリ。
ここで振り返ると、夫婦岩の右手に赤みが差してきた。
その部分をズームするとこれだ。右端に富士山のシルエットが見えた。
禊修法のために参加者は順々に浜へ降り、海に入る中
これから浜へ降りると思われる女性も日の出をパチリ。彼女達は速やかに撮影を済ませると、裸足で歩きにくそうにしながらも急いで拝殿前へ戻って行った。
そろそろ満潮を迎えるためか、時々大きな波が押し寄せ、高い波しぶきが上がった。
しばらくすると部分的な朝焼けも雲に覆われ、空はよどんだ灰色になってしまったが、禊修法は順調に進められた。
日の出の方向(夫婦岩)に向かい・・・
背面からもパチリ、
肩まで水中へ沈め・・・
そろそろ禊修法は終盤となった。
突然、夫婦岩の後を漁船が横切った。
これで、禊修祓が終了し、
参加者は浜から拝殿前へと戻った。
全員が拝殿前へ戻ると
舟漕ぎの所作が始まった。
禊を終えた参加者はパワーがみなぎったのかひとりひとりの空間が広がった感じだった。
拝殿の中へも迫るほどの広がりだった。
舟漕ぎの所作も終了し、
以上で、禊修法も終了し、夏至祭が幕を閉じた。
禊修法の参加者は個々に解散となった。二見の旅館に宿泊している人も多そうだった。
朝がゆと甘酒のおもてなしで、
私は朝がゆをいただいた。早朝の胃にはやさしく、満足感が得られる一杯だった。(ごちそうさま。)
そして、帰り際に 「夏至祭・禊修法の御案内」をパチリ。
あれ以来、太陽は顔を出してくれなかった。
再びの日の出を諦め、帰途に着こうとして夫婦岩表参道を歩いていると旅館の前で禊参加者の足許を流す光景に出会った。パチリ。
この後は音無山駐車場へ戻り、車に乗って帰途に着いた。国道42号線を汐合大橋へ向けて車を走らせていると、橋の手前辺りから私を追い掛けるかのように背後から太陽の光が差してきた。眩しかった。
伊勢おはらい町PHOTO BOOKのnemoです。
僕も行きたかったんですが仕事の都合で叶いませんでした。
夜明け前の写真ですがキレイに撮れてますね。
ひょっとしてカメラ変わりました?
雨が続きますがこれからも色んな楽しみに情報待ってます。
nemoさん
おはようございます。
天候不順でしたが、二見興玉神社には早朝から多くの方々が集まっていました。
> ひょっとしてカメラ変わりました?
カメラですが、2種類を使い分けています。
本ブログを始めた頃は、中古でCanonPowerShotSX120ISを購入しかなり使っていました。実はまだ使っていますが・・・
ところが、夜間の撮影を重ねるにつれてもっと性能のよいカメラが欲しくなり、去年の8月にお金とも相談しつつ入門用のデジタル一眼を導入しました。本体はPENTAXのKーrで、レンズはTAMRONのAF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di IIです。
それ以降は、もっぱらスチル用にKーrを利用し、動画用にSX120ISを利用しています。ただし、ジョグの時や天候不順な場合はSX120ISのみを携帯しています。
こんな感じで、カメラの環境はそれほど恵まれたものではありません。私は「現在の目的は作品作りよりも記録に重きを置いている」と自分に言いきかせています。
>雨が続きますがこれからも色んな楽しみに情報待ってます。
こちらこそ、「伊勢おはらい町PHOTO BOOK」はいつも楽しみです。
では、また、