2011年03月27日(日) 音無山(二見)散策 (車、徒歩)
今週末(3月26日~27日)二見でさくらまつりが開催されたので、久しぶりに音無山を歩こうとやって来た。
音無山に近い駐車場は混雑することを予想し、音無山から少し離れた二見老人福祉センターの駐車場を利用した。車を駐めてから国道42号線を横断すると道路の反対側にはこのバス停がある。
ここの隣には堅田神社が御座すので、音無山へ向かい前に参拝した。
社叢には眩しいほど朝日が差し込んでいた。
堅田神社を後にして音無山へ向かおうとすると、すぐ目の前にこの看板が見えた。ここには「音無山」の文字が。ここからも音無山に登れることを知ったら、足は矢印の方へ向いていた。
その先にも看板があり、遠くに鳥居と赤い幟が見えた。
いくつもの鳥居をくぐるとその先には高松稲荷大明神がある。
参拝を終えると音無山へ入った。石段を登るとその先には
正面にこの道標がある。左右いずれかへ向かうことになるが「さくら」の文字に惹かれたことと道があまり踏まれていなかったことから「さくら園」の方を目指した。
右手の斜面をジグザクに登ると目の前の丘にはさくらの木が多数植えられている。ここが「さくらの園」だろう。しかし、まだ花は咲いていなかった。「さくらまつり」にしては寂しい状況だ。
遠くには下界の様子が見える。思ったよりも高く感じる。
「さくらの園」を出てこの様な山道を先へと進んだ。かなり踏まれているので迷うことはない。
山の斜面を巻くように水平に続く道は行き止まりになった。この先は下るしかない。
途中に斜面を登る分岐があったことを思いだし、引き返したのがこの分岐だ。この斜面を登った。
この先もほぼ一本道で、道なり進めば迷うことはない。
このルートは稜線の付近を通っているため所々でこのような風景を望めるが、あまり視界がよいとは言えない。
遠くには海が見える。山頂を目指すと早足になった。
しばらくすると山道が終わり、整備された道へと合流した。
道標を通り過ぎ振り返るとこれだ。(奥の方から歩いてきた。)左の山頂を目指した。
しばらく歩くと右手にこの小屋が建っていた。
さらにこの先にはロープウェイ跡がある。
階段を上ると、
このようなロープウェイの名残りがある。見渡しても金物はこれくらいしか残っていない。(山頂に掲示されている案内によると、「太平洋戦争のため昭和17年(1942)にロープウェイが供出された」とある。)
海の方向を見るとロープウェイ跡のコンクリートもかなりの部分が雑草等で被われ、ロープウェイの面影は感じられない。
山頂を目指してさらに進むと
つばき。思わずパチリ。
その先には音無山の山頂が。
「音無山園地」の案内板があり、音無山の今昔が語られている。
その先には音成神社がある。
【参考】 音成神社の由緒を調べていたら次のブログを見つけました。
その隣には、日の出遥拝所がある。ここから見える日の出は最高だろう。
空を見上げると、飛行機が。
実はこの中に2機が写っている。わかるかな?
さらに日の出遥拝所の右手には、「音無山から展望」とかかれた地図がある。ここに富士山が描かれていたので近くにいた男性に聞いたところ、今までに何度か富士山を見たことがあるそうで、八ヶ岳も見えたそうだ。頂が八つ数えられたと言っていた。ただし空気が乾燥した早朝でないと見れないようなので、機会はかなり少ない。一度は八ヶ岳を見てみたい。(富士山じゃないのか!)
この先には神前海岸が見える。潜島や鳥居は見えないが、あの山の上に神前神社があるのだ。
東屋の柱に「>太江寺 >」が見えた。たまたま太江寺の方から男性が山道を登って来たので、太江寺からどれくらい時間がかかるかを聞いたところ、「10~15分」だった。男性にお礼を述べ、太江寺を往復することを即断した。神宮125社 二見めぐりでは太江寺の前を何度も歩いたが、いつも通り過ぎていたのでよい機会を得た。
早速、山道を下った。
下りは速い。数分で太江寺に到着した。
この後、太江寺を散策した
【参考】 太江寺
太江寺での散策を終えると先の山道を引き返した。
下りでは気付かなかった多数の石碑が目に入った。
まず一つめ。享保十二(1727)
二つめ。寳暦四年(1754)
そして、右手の脇道を入った場所に3つめ。 元亀三年(1572)
少し寄り道しても10分ほどで山頂へ到着した。
あとは下るだけだ。まずは吊り橋を目指して駆け下りた。
途中から九十九折れになるので、海寄りでパチリ。
ここを折り返し、
一段下でも海寄りでパチリ。
さらにその下でもパチリ。
さらに、その下でもパチリ。少しずつ高度が下がっているのがわかるだろうか?
こんなことを繰り替えしていたらすぐに吊り橋に辿り着いた。
吊り橋のまわりには桜の枝が伸びているが、花は咲いていない。
吊り橋のケーブルの近くには、
もう少しで咲こうとする蕾の先端にはピンク色の彩りが。あと一週間か?
11時頃だが「まつり」の賑やかさは見られない。ただ、これから音無山を目指す人が増えてきたので「さくらまつり」はお昼からなのだろうか?と考えながらも私は帰宅することにした。
坂道を下り始めると、軽のワンボックスが2台上ってきた。やはり「さくらまつり」はこれから催されるのだろう。
提灯を左に見ながら下ると、途中右側に石段が見えたので、
こちらを下ることにした。
草の生え具合からすると、このルートも歩く人もかなりいるようだ。
下りきると国道42号線に。
国道42号線から振り返って、パチリ。
駐車場を目指して進むと、この案内板があり、
その先には先ほどの坂道の入口に辿り着く。ここに「さくらまつり」の看板があった。が、開始時刻は?
さらに国道42号線を歩くと、「音無山 高松稲荷側 登り口」の看板があった場所まで戻ってきた。
その後、二見老人福祉センターの駐車場で車に戻り、帰宅した。
【20110327の記録】
- 音無山(二見)散策
- 太江寺