2012年09月14日(金) 御遷座祭(日保見山八幡宮) (車、徒歩)
先日、仮遷座後の日保見山八幡宮 にてお知らせした通り、9月14日の夜に御遷座祭が斎行された。
午後7時からと聞いていたが、就業後に急いで駆けつけても7時をかなり過ぎてしまった。
参道には多数の提灯が吊るされ、大きな常夜燈にも明かりが灯されていた。
掲示板を横目で見ながら急いで参道を進み鳥居をくぐると
御遷座祭はすでに開始されていた。私は手水を受けるのも忘れて拝殿へ近づくと、
拝殿前は多数の拝観者で埋め尽くされ、私が拝観できるスペースは皆無だった。
私は音だけを頼りに祭典の様子を想像しながら、拝観できる場所を探した。
石の蕃塀の後ろ側、ここの前にも人、人・・・
さらに、稲荷神社への参道にも、人、人・・・
ただ、この参道を奥まで進むと仮殿が見える場所がひとり分空いていた。我が場所を得たりと、この場所で拝観していると
突然、すべての照明が落ち、仮殿からの御遷座が開始された。浄暗の中、粛々と進められ
「御」が本殿にお戻りになると、召立られた捧持者により威儀物が神殿へと次々に運び込まれた。
そして、献饌の後、
祝詞奏上、玉串奉奠となった。
拝殿の正面を開放された多数の拝観者は20年に一度の御前座祭に見入っていた。
その後、撤饌となり祭典は終盤を迎えた。
続いて、宮司および造営委員長による挨拶があり
最後には奉仕された神職の紹介と挨拶で締めくくりとなり、
祭員の退下により御遷座祭は終了した。
退下の列は参道を・・・
私は御遷座が終了した直後の雰囲気をひとりで深く感じるために、拝観者の姿がなくなるのを待っていた。
こちらは、見保見山八幡宮の本殿の左手、建て替えられた水饗神社、
こちらは仮殿、
そして、仮殿の前には水饗神社の拝殿が建てられている。拝殿の下から仮殿をパチリ。
改めて、日保見山八幡宮の瑞垣と御門。その上には雨儀に備えた覆いが準備されていた。
最後に、拝殿前からパチリ。
名残り惜しさを感じつつ、石の蕃塀脇からパチリ、
さらに、蕃塀の上からもパチリ。
遷座祭を拝観する前に手水を受けるのを私が忘れてしまった手水舎をパチリ。
手水舎前の鳥居をくぐり返し、大常夜燈と社標をパチリ。
大常夜燈は半端無く明るい。
掲示を見直すと、15日は奉祝祭で氏神祭となっていた。
掲示板のガラスに映る提灯の様子が新鮮だった。
参道を戻り、境内を出てから振り返ってパチリ。
次回も二十年後、では、また、