2010年10月16日(土) 初穂曳(内宮領川曳) (自転車、徒歩)
外宮で奉幣の儀を見学した後、自転車で五十鈴川まで駆けてきた。
【参考】 奉幣の儀(外宮)
宇治橋前の駐輪場に自転車を駐めて、すぐに五十鈴川へ向かうと宇治橋の近くまで川曳が迫っていた。
烏帽子岩の近くまで下ると、これから石の斜面を上ろうとしているところだった。
「木遣り一本で・・ (この斜面を)引き上げる」との掛け声がかかっていた。
木遣り歌が終わると、
一気に引きにかかる。あっという間に、
斜面を上った。
一旦、休止を入れてから最終のエンヤ曳きが待っていた。
最後は、宇治橋の東詰めまで一気に引き上げる。これは角度もあるし、距離もある。ただし、水が無いとくる。最後の大一番だ。
最後の曳きのため、時間をかけて最高の準備がなされた。
川曳きの喧噪とは裏腹に五十鈴川の上流は穏やかの雰囲気を醸しているが、
宇治橋に目を移すと、橋上は人だかりとなり、見物客が隙間なく並んでいた。
本日の主役である木そりは宇治橋と平行になるようにじっくりと位置、方向が整えられた。
宇治橋は西詰めの方まで人がいっぱいだ。
いままで曳いてきた五十鈴川。
これで最後の仕上げ。
ここからエンヤ曳きだ。
ここからは動画で、
(※ 音量を上げると木遣りの声が聞こえるかも)
エンヤ曳き
引き上げられた木そりは宇治橋の東詰めにあり、ここで初穂が台車に載せ替えられた。
ここからは台車が曳かれ、
第二鳥居を抜け、五丈殿の前まで進んだ。
ここ五丈殿で初穂が奉納された。
子供たちが初穂を持ち、五丈殿にて奉納。
米俵も運び込まれ、
お祓いが。
これで奉納が終了した。
その後、別宮等を回ったが、帰りに先ほどの五十鈴川を見ると、斜面は綺麗なものだ。荒々しかったエンヤ曳きの跡は分からない。初穂曳きは今日の出来事では無かったのではないかと、錯覚に陥るほどだった。
のぼりが無ければ、いつも通りの宇治橋と五十鈴川。
すみません、おねがいしたいことがありますが、
お米と関係ある神道の儀式や祭りについて卒業論文を書いている者ですが、初穂曳という写真を卒論に載せて、参考として使わせていただけないでしょうか。
ダーシャさん
はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
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なお、本サイトに掲載されている画像データの解像度は600×480または480×600となっています。
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卒業論文に少しでも貢献できれば幸です。
では、また、