2013年07月14日(日) 河崎天王祭 神輿渡御 2013 (徒歩)
伊勢市河崎では天王祭が開催された。河崎にある 伊勢河崎商人館 のホームページによると
河崎の「天王祭」は、河崎の河邊七種神社に鎮座される、 悪疫除けの神様、「牛頭天王(須佐之男命)」の夏のお祭
とある。
午後10時に祭典が斎行され、午後三時半から神輿渡御が開始される予定だった。
昨年は祭典も拝観したが、今年は昨日の疲れもあったので午後からの神輿渡御を追いかけることにした。祭典等の詳細については昨年の記録を・・・。
【 参考 2012年07月14日~15日 河崎天王祭の記録 】
油断していたら自宅を出発するのが少し遅れ、河邊七種神社に到着したのが午後三時二十分。参道を進み、
鳥居をくぐった左手にある手水舎で心身を清めた。すでに神輿の担ぎ手は神輿渡御の開始を待っていた。顔見知りばかりなのだろう。至る所で多くの方々が挨拶を交わしていた。
神輿渡御にあたり、祓詞の後に大麻と御塩での修祓、祝詞奏上、
そして玉串奉奠が続いた。
河崎天王祭の神輿渡御には、各地から多くの担ぎ手が集まっているそうだ。法被のバリエーションで一目瞭然だ。各団体単位でのお参りを終えると
お神酒が注がれた。直会だろう。
そして、ついに神様が神輿にお移りになると
神輿が担ぎ上げられた。
これから河邊七種神社を後にすると、一度本部前へ移動してから伊勢河崎商人館へ(休憩)、続いてとぎやへ(休憩)、本部前、中橋通り(往復)、そして最後に河邊七種神社へ戻ってくるとのこと。
河邊七種神社から河崎本通りへ続く参道を出る際、鳥居をくぐるが、これが大変だ。
担いだままではくぐれないため、手持ちに切り替えて慎重に・・・。
参道を進むとさらに鳥居がある。
こちらも先ほどと同様だ。
参道を出ると本通りを右へ折れ、中橋通りへ向かった。
中橋通りに設置された本部前で折り返すと
神輿渡御は伊勢河崎商人館を目指した。
伊勢うどんで有名な「つたや」の前ではかき氷を盛ったトレイを手にしたご主人が待機していた。
このかき氷は神輿の担ぎ手に次々と投げかけられた。
神輿はつたやを過ぎると次の十字路を左折。
伊勢河崎輝輝亭の前を通過すると
伊勢河崎商人館の狭い門を通り抜けた。
私にも馴染み深い角吾座の前で停止すると
神輿が頭上に高く掲げられた後、しばしの休憩となった。
【参考】 伊勢河崎商人館 角吾座に関する記録
休憩を終えると神輿は先ほどの門を出た。
伊勢河崎輝輝亭の前を通り過ぎると北新橋を渡り、
勢田川右岸を上流方向へと進んだ。
とぎやの前に到着すると予定通りここでも休憩となった。
休憩を終えると担ぎ手がガラッと入れ替わり、中橋のさらに上流に架かる橋、
南新橋を渡ると勢田川の左岸へ戻り、河崎の本通りへ入った。
【参考】 勢田川に架かる橋について
昔ながらの家並みが多く、道幅の狭い本通りを本部へ向かって進んだ。
神輿が本部へ到着すると中橋通りを往復した後、主催者である河有会からめでたい報告が二件。河有会のメンバーで還暦を迎えた方、結婚されたカップルが紹介された。
まずは還暦を迎えた方が神輿で担がれた。「おめでとうございます。」
つづいて、新婚のカップルも担がれた。「おもでとうございます。」
その後、女性だけで担ぐ「おんな神輿」、
みんないい顔をしている。いつか仲間入りしたいものだ。
しばらくすると日が暮れた。
できれば、神輿が河邊七種神社へ戻るところを見届けたかったが、午後八時までに帰宅する必要があったため、神輿よりも先に河邊七種神社に訪れ、
お参りしてから帰途に着いた。
来年は神輿渡御が河邊七種神社へ戻る場面に立ち会おう・・・。