2012年06月10日(日) 二見公民館横の道標と馬車(続編) (車、徒歩)
伊勢市の公民館講座(2012年度前期)にて、二見公民館が実施する「伊勢の大神宮と二見」および「やさしい古文書」の2種類の講座を受講している。
【参考】 伊勢市の公民館講座(2012年度前期)の受講証到着
二見公民館では公民館講座の受講者を対象とした「草刈り」奉仕が年に2回実施されるとのことで、本日が春の「草刈り」奉仕日だった。
今回は「やさしい古文書」の受講生として参加したところ、割り当てられた場所が道標付近だった。その道標とは、昨年10月偶然にも二見公民館を訪れて見かけた道標だった。
【参考】 二見公民館横の道標と馬車?
「草刈り」終了後に、前回には確認できなかったもうひとつの道標や馬車の詳細について確認した。
まず、前回掲載した道標がこちらで、その前には
松の木の根元に寝かされた状態の道標が一基。
寝かされた道標の上面には「鳥羽道」の文字が見える。
なお、この道標は半分に折れていた。ただし、折れた上部の底には穴があけられ、棒状のもので固定されて形跡がある。折れた道標が一度は修復されたが、再度折れてしまい修復の道を閉ざされたのだろうか?
そして、側面を見ると「?朝熊道」とある。
続いて、立っている道標の左手、二見公民館の脇へ視線を転じると、
そこには例の馬車が・・・。今回は馬車についてもう少し調べてみた。
馬車の運転席へ乗り込むために足を掛ける部分は変わった形状だ。また、運転席の中央にあるペダルの先をたどり
馬車の下部を覗くと、ペダルが踏まれた力は
後輪のドラムブレーキに伝わっている。つまり、このペダルはブレーキペダルだ。
この後で御福餅の店舗でさらに詳細なお話を聞いてみようかとも思ったが、「草刈り」後の汚れた服装だったので、さらなる調査は次回に持ち越しとした。
そして、二見公民館と
今回刈られた草の山を後にして
御塩殿神社へと向かった。
【 20120610午前の記録 】
- 二見公民館横の道標と馬車(続編)
- 御塩殿神社
- 紫陽花(二見公民館付近)