2013年03月20日(水) 等観寺(伊勢市八日市場町) (車、徒歩)
春分の日、伊勢神宮の内宮では早朝より春季皇霊祭遥拝式が斎行されたことだろう。
内宮周辺市営駐車場が有料化されてから内宮へは足が遠のいてしまった。天候も優れなかったので、今日は遥拝式の拝観は取りやめた。
今日は彼岸の中日なので、母親と墓参りの後、伊勢市八日市場町にある等観寺にて彼岸の法要を済ませた。
等観寺は伊勢市立伊勢図書館の前、また山田産土八社のひとつである坂社の隣にある。図書館や坂社を訪れる機会は多いが、当寺へは法要の時にしか・・・。それでも本ブログでは2度記事にしたことがある。
【参考】
ただし境内の様子は伝えていなかったので、携帯していたコンデジでパチリ・・・。
本堂に対面する地蔵(これが鯖地蔵?)
背中からパチリ。
よく見ると「文政十三年・・・」
また、境内の周囲には、
多数の仏像や経塚、石碑、宝篋印塔など・・・。
特別なのは、ガラス戸付きの専用小屋に覆われた石仏二体。
それらの向かいにはモクレンの花、まるで石仏に見守られるように・・・、
咲いていた。
まだまだ拝見したいものは多かったが、母親を待たしていたので山門へと戻った。
山門を外からパチリ。
「あれ?」 山門の左手には小さな祠。
覗いて、扁額を確認すると、「稲荷大明神」とあった。
最後に案内板をパチリ。
等観寺(とうかんじ) 号 霊衍山等観寺 所在 伊勢市八日市場町 宗派 曹洞宗 本尊 釈迦牟尼仏坐像 当寺は、応永元(1394)年、後小松天皇の勅願に よる草創、開山は大翁眞覚禅師であります。 慶安元(1648)年、三河国新城城主の実弟吉山玄 賀(きつさんげんが)禅師が中興開山となって大いに 寺観を整えました。 明和二(1765)年の改築大修理により現在の規模 が完成し、明治初めの廃仏毀釈の波をのり越えて今 日に至りました。 寺宝として、次のような文化財があります。 (中略) なお、境内には菊田昌作(1788-?)の句碑や 鯖地蔵などがあります
こちらには文化財も多いようなので、今度はじっくりと拝観しよう。
門の前の立派な松を見入ってから、等観寺を後にした。