2013年08月10日(土) お白石持行事 浦田からの内宮奉献 (徒歩)
今日も、第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 特別神領民の奉献サポートボランティア。受付を済ませてから朝礼前に本日奉曳される地元奉献団の奉曳車をパチリ・・・。
奉曳一番車は、二見町荘奉献団。
【二見町荘奉献団の奉曳車】
奉曳二番車は、二見町西奉献団。
【二見町西奉献団の奉曳車】
奉曳三番車は、今一色奉献団。
【今一色奉献団の奉曳車】
奉曳四番車は、一志町奉献団。
【一志町奉献団の奉曳車】
奉曳五番車は、八日市場町篤友会奉献団。
【八日市場町篤友会奉献団の奉曳車】
まだ6時前だから地元奉献団の姿は見られない。
朝から曇っていたが、雲の切れ目から太陽が顔を覗かせた。
背面からもパチリ・・・。
この後は、ボランティアの朝礼を終えると特別神領民の奉曳、奉献をサポートした。宇治橋前にておもてなし広場を案内していると二見町荘の奉曳車が到着した。交通規制のため宇治橋からおもてなし広場へ案内できなくなったので一時休憩にてパチリ。
【二見町荘 宇治橋前にて】
お白石を詰めた木樽が奉曳車から降ろされて神域まで運ばれると、宇治橋前に置かれていた奉曳車はペイローダーを使って奉曳車置き場へと移動された。
この後、ボランティア活動が終了し、お弁当を頂いてから宇治橋前へ戻った。今一色奉献団が宇治橋前へ到着する所だった。
宇治橋前ではすでに交通規制が入り、宇治橋へは出入りできない状態になっていた。
【今一色 宇治橋前にて】
木遣りが披露されたが、一本ではなくかなり長い時間・・・。
交通を規制している警官から「そろそろ限界・・・」との声も聞こえた。確かに木遣り一本の長さではない。なぜ足止めされているのか理由が分からないと苦痛になる人も多いだろう。一般の参拝者、観光客は理由も分からずに10分も足止めさせられたら、確かに限界だ。
そしてついに奉曳車が動き始めた。「エンヤー、エンヤー・・・・」
程なく奉曳車が到着!
長く足止めしたことをお詫びするかのように綱を高く掲げ、足止めされていた方々に利便を図っていた。
今日は古市まで行ってみようと思っていたので、この場を早々に後にした。奉曳車に続くユニックには「高城神社」の幟が立てられていた。
今一色の奉曳車を背にしておはらい町通りを戻ると特別神領民の方が散策していた。
【おはらい町通り】
また、先に奉献を終えた少年だろうか?
通り沿いの店前にはしめ縄が張られ、奉祝の提灯が掲げられている。
おはらい町通りを入口方向へさらに進むと神宮道場付近で一志町奉献団の先導車。
【一志町 おはらい町通りにて】
その荷台には、三味線と演奏者とマイクを手にした女性が腰掛けていた。
さらにその後ろの車には太鼓と叩き手が・・・。
その後ろでは休憩中?
いや、いままさに綱が伸ばされるところだった。
そして綱が伸びきると
「木遣り一本」
木遣りが終了すると「エンヤー、エンヤー・・・」で曳き出された。
その際、冷茶を接待している宇治奉献団のテントに向かって手を振る男性の姿。奉献団の交流だ。
そして、「エンヤー、エンヤー」の掛け声にも力が入った。「エンヤー、エンヤー!・・・・」
私は、ここで一志町奉献団を見送った。
視線を反対へ振ると・・
【八日市場町篤友会 おはらい町通りにて】
先導車脇を通り過ぎるとその後ろでは綱を巻き取っていた。
奉曳車が曳かれると共に
「力が余っている若いの、綱元へ・・・」と声が掛かった。奉曳車を曳く綱が短くなるにつれ、曳く人数が少なくなり綱を曳く力が必要になるからだ。
綱がどんどん巻かれた。
奉曳車の姿は瞬く間に大きくなった。
さあ、休憩になるのだろうと思ったところ、停止場所を先へ移動したいとのこと。
先綱を担ぎ、
元綱は台車に乗せて改めて数十m奉曳が再会された。
背面からパチリ。
私は、古市からお白石を内宮へ奉献する団体の奉曳を見学するために、宇治浦田町交差点を渡り牛谷坂へ向かった。
お白石持行事に関しては 有限会社 伊勢文化舎 が発行する『伊勢の今を伝える いせびとニュース 夏号(第11号)』に簡潔にかつ明解に紹介されている。幸いなことに本ニュースのPDF版が伊勢文化舎のホームページにて無料で提供されている。ぜひご覧ください。(感謝)
【参考】
また、お白石行事のスケジュールおよび本期間中の伊勢市内交通規制については伊勢市のホームページに掲載されている。
【参考】
- お白石持行事のページ (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事期間中の交通規制 (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事公式ホームページ (御遷宮対策委員会)
【 20130810 の記録 】
- お白石持行事 浦田からの内宮奉献
- お白石持行事 古市からの内宮奉献 動画あり
近鉄ハイキングで行ったのですが、岩戸屋の向かいで今一色のエンヤ曳きを目の前で見ました。すごかった!お木曳も見てないし、お白石持ちも知識を持たずに行ったので、もったいないことをしたと思っています。観光案内所で資料も集めたしネットで情報収集をして外宮に行こうと計画中です。
wanさん
おはようございます。
宇治橋前へ曳き込むエンヤ曳きは各奉献団ともに気合が入る場面です。いい場面をご覧になられたですね。
> 外宮に行こうと計画中です。
ぜひ、お越しください。
私も土日は特別神領民の奉献をサポートした後に地元奉献団の勇姿を見て回りたいと思っています。
外宮のエンヤ曳きの見どころは、NTT前を通り過ぎてから次の交差点を右折する場面、高速での直角の曲がりです。ここは各奉献団の腕の見せ所。
また、各奉献団の違いを体感するのもおもしろいです。法被など外見だけでなく、木遣り唄の内容など。私も詳しくはないですが、実はさまざまな点で個性を主張しているそうです。
伊勢の地で素晴らしい一日をお過ごしください。
では、また、
こんばんは。
私もこの日、奉献でした。
伊勢が今年一番、観測史上一番暑いさなかだったとは、道中では考える余裕はありませんでした。
何より、古市からの奉献でしたので。
ひょっとしたら、どこかですれ違い、お会いしていたのかもしれませんね。
その折、お見苦しいところでなかったならとは思いますが。
p_m_aさん
お白石の奉献、おつかれさまでした。
古市からの内宮奉献の記事はこれからアップします。
おはらい町通りから宇治浦田町交差点を経由して牛谷坂から
古市まで古市街道を奉曳とは逆行しましたので、p_m_aさんと
必ずどこかですれ違っているはずです。
お会いできなかったのは残念ですが、またの機会によろしくお願いします。
では、また、