2012年07月08日(日) 伊賀上野城 (車、徒歩)
偶然にも 860系車両さよなら撮影会 に参加して後、伊賀上野の散策の皮切りとして上野公園へ向かった。俳聖殿などを見学してから伊賀上野城の天守閣へ向かおうとした。分岐があったので、振り返ってパチリ。背後には俳聖殿への門が見える。
分岐はこちら。左の石段を上がれば天守閣だが、前方には高石垣が見えている。
右方向に道が続いているので、すでに足はこちらへ向かっていた。
堀の周囲を歩き、水面へ近づける場所ではなるべく水辺近くまで下りて行った。ただし、斜面は滑りやすいので、滑落しないように十分な注意が必要だ。そして、パチリ・・・。
高石垣が見えなくなる場所で折り返して
堀の道を戻ってきた。
先ほどの分岐まで戻ると、石段を上り天守閣へ向かった。
石段を上がりきると右手に空間が広がっている。
その先には三層の立派な天守閣がそびえている。
これだ。
【参考】 伊賀上野城(伊賀文化産業協会) (公式サイト)
石段の下でパチリ。
そして石段を登ると
門の先に登閣券売り場がある。
大人一人500円。
パンフレットもいただき、天守閣へ。
階段の左側には円形、
四角形、
そして、鯱と
『伊賀上野城』の再建までの経緯が紹介された説明板がある。
その先には受付があり、靴を脱いで登閣することになる。
天守閣へ入ると一層目の回廊を左への順路が設定されている。
伊賀焼の展示や伊賀上野城にまつわる歴史や図面なども展示されている。こちらは天守閣の再建に尽力した「川崎克(こく)」氏。また、松尾芭蕉の生誕300年を記念して俳聖殿の建立を発意し、俳聖殿の中央に安置されている芭蕉翁の坐像を製作したのも「川崎克(こく)」氏だそうだ。伊賀上野にとって大変な功労者!
そのほか、面具、
兜、
なかでもこちらの兜は豊臣秀吉より藤堂高虎が拝領した『唐冠形兜』だ。
そして、鎧や
駕篭など・・・
壁には 忍者まで (見つかっちゃったぞ!)
急な階段を登り、一層から二層へ。下を向いてパチリ。
二層目にも多数の展示物が並べられていた。
窓からの景色をパチリ。
たまたま、一ヶ所だけ開けられていたので、オープンエアーでもパチリ。
続いて、最上層である三階へ。
最上層からの眺めは格別だ。
天井には天守閣復興を祝う有名人による46枚の大色紙が飾られている。
下り階段に足を掛けようと思ったら俳聖殿の頭が見えたのでパチリ。
天守閣を後にすると、先ほどは堀の近くから見上げていた高石垣の上部へやってきた。
この下は石垣、
あちらも・・・
何とも贅沢なこの場所で昼食となった。恒例のおにぎり三個。
高石垣の角に立つとこんな感じだ。これじゃ堀から登れないだろう。
その後、天守閣をぐるりと一周していると
枝が横に伸びている木が多いことに気づいた。これは意図的なのだろうか?
石垣の側にも、
天守閣の側にも・・・
この木はどっち向きたいんだ?
さらに、石垣の上部に並べられた石を観察するとこの様に削られたり、穴が空いているものが多い。
昼食後のゆったりした散策を終えると、伊賀上野城を後にするため、愛間亭への下り坂へ向かった。
この坂を下る途中左手には石垣の上に広場があり、市内を遠望できそうだった。
さらに下ると「史跡 上野城跡」の標石の場所へ出た。
ここから上野公園の入口ロータリーを経由して、寺町へと向かった。
【 20120708の記録 】
- 私が訪ねた~上野まち~
→ 上野城下町遺跡(5次)~伊賀市上野農人町~現地説明会
→ 860系車両さよなら撮影会
→ 伊賀上野城
→ 恵美須神社(伊賀市上野恵美須町)
→ 菅原神社(上野天神宮)
→ かぎや餅店