2011年07月09日(土) 北畠神社 (車)
野登瀬B遺跡現地説明会(津市美杉町下多気) に参加した後、迷うことなく北畠神社へ向かった。野登瀬からは数分で到着しただろうか?
北畠神社の隣にあるJAの前に駐車場があったので駐めさせてもらった。(今日は休日)
社標には「別格官幣社 北畠神社」とある。別格官幣社とは初めて見る社格だ。
デジタル大辞泉によると
旧制度の社格の一。官幣小社と同じ待遇を受けた神社。湊川(みなとがわ)神社をはじめ国家に功績のあった人をまつる。
とある。
この神社で国家に功績があった一族は文字通り北畠氏だろう。鳥居の前には「多気北畠氏城館跡」の案内板がある。
その隣にはこの地域の観光案内板がある。
鳥居をくぐり、橋を渡ると
突き当たりには句碑があり、その両側には道標がある。
左側の道標には「左 霧山城登山口」、
右側の道標は「右 神社庭園参道」とある。
寄り道が得意な私だが、今日のところは山歩きの準備がなかったので、右へと向かった。参道を進むと
前方にも鳥居が見えていた。まずは反対側の鳥居へ向かった。
鳥居をくぐってから振り返ってパチリ。北畠神社前バス停の前だ。それにしてもしめ縄の位置がかなり低い。
このしめ縄は本当にくぐるらないといけない。腰を落として、頭を下げて進んだ。
先ほどの参道の中央にはさらに鳥居がある。
鳥居をくぐると左手に、「名勝及史蹟 北畠氏館趾庭園」の石柱があり、
その隣にはこの案内板がある。
境内の中央へ進み振り返ると手水舎があり、
その左手には社務所がある。
手水舎で心身を清めた。緑があり爽やかな手水だ。
手水舎からその正面に見える拝殿へと向かった。
拝殿の手前右手にはこの案内がある。
拝殿へ向かい、参拝した。
そこで見上げるとこの立派な天狗だ。
北畠神社での参拝を済ませると続いて左手にある多藝神社へ参拝した。
こちらには多数の神社が合祀されていた。
庭園は垣で囲われており、
入園には入園料が必要だった。大人300円、学生200円。
入園したら時間がかかりそうだったので、今日はパスした。
拝殿の手前に次の案内があったので、
その方へ進むと「入口跡」と書かれた説明板があった。
館跡のほぼ中央にある階段状の入口跡で
このようなものが
このあたりに発見された。
横から見るとこの場所だ。今はこの地面の下に埋まっているはずだ。
社務所の壁面を見ると次の張り紙があった。野登瀬B遺跡の発掘のお知らせだ。
さらに、奥へと進むと、日本最古の石垣の案内板、
その向かいにはこの案内板だ。
さすがに石垣は埋められているとイメージすることも難しい。(復元はできないのだろうか?)
また、広場の奥には
礎石建物跡や
留魂社(北畠神社末社)がある。
社務所へ戻ろうとすると、日本最古の石垣の案内板の左手には
北畠顕家公の銅像と
北畠顕能公の歌碑がある。
以上で、北畠神社を後にして帰路についた。
【 20110709の記録 】