九丈殿等の造替を確認しつつ、125社まいり(外宮)

2013年07月06日(土) 九丈殿等の造替を確認しつつ、125社まいり(外宮) (ジョグ、徒歩)

午後からのジョグで度会橋を経由して外宮方向へ向かった。第62回神宮式年遷宮に向けた御造替が続けられているため、変化を確認しつつお参りした。本記録では御造替による変化を重点的に紹介する。

外宮の表参道火除橋を渡ると、

外宮表参道火除橋付近

外宮表参道火除橋付近

左手にある手水舎は御造替中であるためその先にある仮手水所にて手水を受けて表参道を進んだ。

なお、手水舎の御造替および表参道の鳥居(第一鳥居、第二鳥居)の御造替については、2013年06月08日の記録にて紹介した。

【参考】

 

第一鳥居をくぐるとその先右手にある斎館の御門がある。御門の左右に続く垣が新しくなり、

斎館の御門(外宮)

斎館の御門(外宮)

屋根の内側のこの部分(名前は?なので、この部分・・)が新しくなっていた。

斎館の御門の屋根(外宮)

斎館の御門の屋根(外宮)

御正宮および別宮以外は修繕で済まされる建物も多いのだろう。

さらに参道を進み第二鳥居をくぐり、神楽殿、神札授与所を過ぎると北御門参道と同流しその先には大庭が広がっている。ところが今日は大庭のほとんどの部分が工事用のフェンスに囲われていた。その方向を見ている人が数名、私も凝視した。

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

すると九丈殿の屋根で作業中、しばらくすると「トンカン、トンカン・・・」と叩く音が鳴り響いた。

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

屋根を造替中の九丈殿を視界に入れつつ、四至神にお参りした。

四至神と九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

四至神と九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

 

御正宮の板垣南御門と蕃塀の間には打ち水、この場所で暑さが和らいだ。そうそう、今日は真夏のような暑さだった。

御正宮(外宮)

御正宮(外宮)

 

御正宮でお参りを終えると左手にある新御敷地を確認した。工事用の板塀の先の変化は?

新御敷地(外宮)

新御敷地(外宮)

 

別宮へ向かうために別宮遥拝所の前から別宮への参道へ右折する際、大庭の様子が気になったので、

大庭、参道、別宮への案内板(外宮)

大庭、参道、別宮への案内板(外宮)

ズームでパチリ。九丈殿の回りには金属製の足場が組まれているが、屋根部分には手作り風の簡易的な木製の梯子(?)が掛けられていた。

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

九丈殿の屋根の張替え作業(外宮、大庭)

 

今回のめぐりの記録では御造替による変化を中心に紹介するが、後の変化は北御門参道の鳥居が造替されたこと。

別宮等への参拝を終えて、北御門参道へ向かった。

まずは外宮の第一別宮であり、長い石階の上に祭られている多賀宮へ向かった。石階を上りきり多賀宮へ続く参道の左手には次のような石がある。これは寝地蔵石と呼ばれている。敢えてこのアングルでパチリ。

寝地蔵石(多賀宮付近)

寝地蔵石(多賀宮付近)

寝地蔵石にはお賽銭が置かれていることもある。寝地蔵石を踏まないように注意しながら突き当たりへ向かった。多賀宮にお参り。

多賀宮

多賀宮

右手にある新御敷地は白いシートで囲われたままであるが

多賀宮

多賀宮

新しい殿舎はすでに完成しているのだろうか?

多賀宮

多賀宮

 

多賀宮を後にして石階を下ると

多賀宮への、からの石階(外宮)

多賀宮への、からの石階(外宮)

下りきった場所から左手へ向かった。参道は徐々に狭くなりその先は行き止まりとなる。

下御井神社への参道(外宮)

下御井神社への参道(外宮)

そこに祭られているのが下御井神社。

下御井神社(外宮)

下御井神社(外宮)

神社の奥は谷筋となっている。

下御井神社付近(外宮)

下御井神社付近(外宮)

 

石階からの参道へ戻り、石階の正面へ向くとそこに見えるのが土宮。この殿舎は東を向いている。それではその他の殿舎はどの方向を向いているだろう?

土宮

土宮

土宮にお参りしてから右隣の新御敷地の前からパチリ。

土宮

土宮

 

続いては風宮、

風宮

風宮

外宮の宮域内で私のお気に入りの御宮だ。

風宮

風宮

 

御正宮の前にある御池(この御水が勾玉池へ流れている)まで戻ってきた。

御池(外宮)

御池(外宮)

この風景を目の当たりにし、思わずパチリ。

別宮への参道、亀石付近(外宮)

別宮への参道、亀石付近(外宮)

そして、亀石を渡った。

別宮への参道に架かる亀石(外宮)

別宮への参道に架かる亀石(外宮)

 

大庭の角を左へ折れ、北御門参道へ入った。右手を見上げるとこの風景。先日、TV番組で神社(伊勢神宮)とお寺の建築様式の違いについて「神宮は直線的、お寺は曲線的」と比較しているコメントを耳にした。そのことが頭の片隅に残っていたのだろう。見上げた瞬間にシャッターを切っていた。神宮の中にも曲線的な建築物はある。実に面白い!

北御門参道に面した神楽殿の屋根部分(外宮)

北御門参道に面した神楽殿の屋根部分(外宮)

 

そして、参道の左手、忌火屋殿の奥にある御酒殿を参道から遥拝、さらに進むと鳥居が造替されていた。これで外宮の参道に建つ鳥居はすべて新しくなった。

造替された北御門参道の鳥居(外宮)

造替された北御門参道の鳥居(外宮)

造替された北御門参道の鳥居(外宮)

造替された北御門参道の鳥居(外宮)

 

式年遷宮に向けた御造替による宮域内の変化で、本日私が発見した項目は以上で終わりなので、その後のお参りは早足で・・・

御厩の先、

御厩(外宮)

御厩(外宮)

北御門参道から左手へ向かい狭い参道がある。

御厩付近から度会国御神社ほかへ向かう参道(外宮)

御厩付近から度会国御神社ほかへ向かう参道(外宮)

歩く人が少ない参道を突き当たりまで進むと楠の巨木がある。そこを左へ進むと現在は左手に黒いフェンスが続く。この道をさらに進むと

上御井神社の遥拝へ(外宮)

上御井神社の遥拝へ(外宮)

施錠された扉がある。上御井神社はここから遥拝。

上御井神社の遥拝(外宮)

上御井神社の遥拝(外宮)

 

来た道を戻ると、楠の先に先ほど通り過ごした大津神社がある。

大津神社(外宮)

大津神社(外宮)

大津神社(外宮)

大津神社(外宮)

 

さらに、戻ると度会国御神社。

度会国御神社(外宮)

度会国御神社(外宮)

 

今日は外宮参道から再開発が終了した伊勢市駅前広場の様子を確認するために表参道へ戻り、第一鳥居をくぐり返した。

表参道第一鳥居と造替中の手水舎(外宮)

表参道第一鳥居と造替中の手水舎(外宮)

 

【 20130706 の記録 】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です