2011年09月23日(金) 伊勢市の石造遺物めぐり-その3(宇治岳道) (車、徒歩)
伊勢市の石造遺物めぐり-その1(宇治岳道) の宿題となっていた
「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物(以降は、本書と記述)」の表紙にある「朝熊岳道(U3)」を探しながら進んだが、見つけられないまま登りつづけた。私が踏んだルートに「朝熊岳道(U3)」はなかったようだ。その1(朝熊岳道)で朝熊岳道を下っている途中で休憩中の方と雑談して分かったことだが、「朝熊岳道(U3)」 は島路山森林監守見張所の先にある神宮のゲートの中にあるそうだ。(今度、内宮への参拝の帰りにでも立ち寄ってみよう。)
を本日解決した。
と言うことで、二見からの内宮へ戻って来た最初の行動は、道標(U3)を探すことであった。
その1(宇治岳道)と同様に、神宮司庁の手前の
道標(U2)にて、左(いそべ あさま 道)方向の坂を上った。
目の前に見えるが、島路山森林監守見張所(石垣の上に建っている)の手前に分岐があるので、今日は直進した。島路山森林監守見張所に神宮の方が見えたので、道標を見学したい旨を伝えてから
このゲートを左側の
隙間から中へ入った。
道路の右側にはフェンスが張られている。神宮宮域なのだろう。と言うことはこの道路は自由に歩いても問題は無いのか? 不明?
数十m歩くと、目的の道標が見えた。あれだ。
近づくと、
読みにくいが、「寛永三丙?? 朝熊岳道」とある。
さらに、フェンスの向こう側にも道標がある。
これだ。「左 伊雑宮・・、右 外宮・・」と読める。
すると、この先は伊雑宮へ繋がる。伊勢道路へたどり着くのだろうか? また、興味が沸いてきた。
まぁ、今日はこの後、秋の神楽祭等が控えているので、引き返すことにした。ただし、同じルートはとりたくなかったので、道標の前から宇治岳道を登った。
右下に水が溜まった甕を見ながら、
さらに登ると
石垣が見えた。
石垣から上がるとそこには見覚えがある風景が広がっていた。
そう、一丁地蔵町石(?)の辺りだ。
これで繋がった。今日はいつもの宇治岳道を下り、おかげ横丁へと向かった。
なお、「伊勢市の石造遺物めぐり」シリーズの記録では伊勢市教育委員会が発行した 「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物」を参考にめぐる予定なので、画像データの見出しには()内に本書籍内での管理番号を付与した。ただし、書籍内に該当する石造遺物が見当 たらない場合は(?)となっている。
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