2011年02月27日(日) 近鉄 お伊勢参り 第一回 その3/17 玉造稲荷神社~八阪神社 (電車、徒歩)
近鉄 お伊勢参り 第一回(自宅から集合場所へ)で玉造稲荷神社に到着したところ参加者が長蛇の列となっていた。境内の列を辿ると最後尾は正面の鳥居を出た公道まで続いてた。なんと私たちがここに列んでいる間にも先に受付を済ませた人々はどんどん出発して行った。
焦っても仕方がないので悠々と列んでいると、列は少しずつ前方へと進んだ。
石製の鳥居をくぐると、
その先にはしめ縄の鳥居があった。
この光景を珍しく思いながら進むともう少しで受付までとなった。それにしても社殿は華やかだ。神宮の落ち着いた雰囲気に馴染んでいた私には新鮮なイメージだ。
やっとのことで受付を済ませると、3つのものが手渡された。
- 伊勢参宮札
- コースマップ
- ペットボトル入りの水
私は、別に近鉄のてくてくまっぷを入手していたので今回はこれらが役に立った。てくてくまっぷは主要駅で印刷したものがスタンドにて配布されているし、近鉄のWEBからでも入手できる。
【参考】
今回は、近鉄てくてくまっぷ伊本1(伊勢参宮本街道1) と
近鉄てくてくまっぷ伊本2(伊勢参宮本街道2) の半分を利用した。
受付でコースマップ等を受けとると第2回目の講話が始まった。
この神社がお伊勢参りの起点になったこと、安全にお伊勢参りできるシステムとして始まった「浪速講」のこと、大阪から伊勢へ向かうと大阪、奈良、伊勢では神社の社殿の形体が異なること、それと講師の左手の標石は新しいもので江戸時代のものは奥にある・・・ などのお話があった。
講話のあとは、参加者の旅の安全祈願された。
ちなみにこちらが江戸時代の標石で、往来安全と刻された文久二年(1862年)のものだ。
本お伊勢参りの受付は終了し、店じまいとなっていた。
あんなに人で溢れていた境内にも人影はまばらとなり、私も出発することにした。9時頃だった。
先ほど列んでいた場所を通り過ぎ、22kmのウォークへと・・・
この辺はさすがに都会だ。普段目にしない高層ビルが当たり前のように立ち並んでいる。これが伊勢に向かう街道であると思うと非常に違和感があった。
まずは近鉄の案内シールを頼りに国道308号線を目指した。
国道308号線にでると左手にはJR玉造駅の高架が見えるので、
横断歩道を渡り、ガードの下へたどり着いた。
ガードをくぐりしばらく歩くと左手にこれらの標石だ。
伊勢にも二軒茶屋がある。
【参考】 検索結果: : 二軒茶屋(神宮巡々での)
その先には右へ斜めに入る路地があり、暗越奈良街道の距離標が立っている。
この路地を入るとなんとレトロな雰囲気の交番。(実際には、警ら連絡所と書かれている。)
そして道なりに玉造駅東商店街を進むと、
玉津1交差点へと出る。
国道308号線の左側を進むと
自然とこの場所へ出た。八坂神社の標石だ。他の人はすべてここを通り過ごして行ったので、道草が大好きな私は敢えてこの奥の参道へと足を踏み入れた。
右手には暗越奈良街道の距離標が。
【近鉄 お伊勢参りハイキング 第一回 玉造稲荷神社から暗峠を越えて 20110227の記録】