2010年11月14日(日) 離宮院公園 (自転車)
『離宮院と参宮街道』講演会 の前に予備知識を得るため、官舎神社とともに離宮院公園(離宮院跡)を訪問した。また、講演で土塁(築垣)や八脚門の話があったので、公園の後で離宮院公園を訪れた。
ここでは、それらをまとめて掲載。
JR宮川駅を起点をしてみると、
先日、二見浦駅でも確認したのと同様に、笑門のしめ縄が掛けられている。
宮川駅から反対側に離宮院公園が見える。
線路を横切るわけにはいかないので、右手にある踏切を渡り、離宮院公園の北側へ回ると、駅前に出入口がある。
ここには駐輪場と数台分の駐車場がある。駐車場はさらに右手方向にもあるようだが、工事用の柵で囲まれていた。
この碑によると大正12年に「史蹟 離宮院址」に指定されている。
配置図には青色で土塁跡が示されているが、この辺にはそれらしきものは見当たらない。
広場を抜けると東西に通路があり、西(右手)に進むと、官舎神社の参道となる。
ここを反対側へ向かうと、右手には、豊受大神宮遥拝所。
皇大神宮遥拝所。
皇居遥拝所。 が設けられている。
皇居遥拝所の反対側には、土塁(築垣)の案内柱がある。
矢印に従い進んで行くが、明確にそれらしきものが???
その通路の左手にこの案内柱が。この矢印の先は少しこんもりとしている。
視線を下げてみるとこんな感じだ。どうもこれが土塁(築垣)跡のようだ。
道路側から見るとこんな感じ。
通路(後でわかったことだが、この通路は実は参道であった。)を進んで振り返ってパチリ。灯篭がある。
その右手(振り返った状態:西向き)にはこの案内図がある。
近くには「力藤」があった。この藤にはしめ縄が掛けられている形跡があった。
このような伝説が。
ここで振り返ると線路が見える。ここは宮川駅から遠い北側の出入口。しかも・・・
きのこの形をした東屋。
線路側からはこんな感じ。
もったいぶらせてしまったが、この辺で八脚門が発見された。目をつぶって想像、想像。
線路沿いを東へ進むと線路がある。その近くに忠魂碑が立っている。
忠魂碑の前から離宮院公園を見ると、鳥居が立っている。
鳥居の右手には、
官舎神社の石柱。ということはここから参道となっているのか。
鳥居をくぐると、そこは参道であった。いままで歩いてきた途中に遥拝所があったのだから、境内であることに気づかなかった私は浅はかだった。