御塩焼固(2012年03月)

2012年03月08日(木) 御塩焼固(2012年03月) (車、徒歩)

御塩焼固を見学するために、伊勢市二見町の御塩殿神社へ向かった。

御塩殿神社に到着するとその前には三重テレビの車輌が駐まっていた。

御塩殿神社

御塩殿神社

 

鳥居をくぐり参道を進むと

御塩殿神社

御塩殿神社

参道の先の右手に鳥居が建ち、その正面の御塩殿(御塩焼固が奉仕される場所)の瑞垣御門前にはすでに三脚が設置されていた。三重テレビのクルーだ。

御塩殿

御塩殿

瑞垣御門から中を覗くと

御塩殿

御塩殿

御塩殿の竈の上には三角錐に成形された荒塩(焼き固められる前のもの)が置かれていた。

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

私は、昨年と同様にこの奉仕が3月4日から始まり今日が第一回目の護送の日だと思っていた。御塩焼固の奉仕者である喜多井さんに護送について尋ねたところ、「今年は式年遷宮の立柱祭の関係で、昨日3月7日から開始された。最初の護送は10日、8時半頃から?。そして12日は護送のみ。」とのことだった。

確かに、立柱祭は4日に内宮、6日に外宮にて斎行された。立柱祭は式年遷宮の諸祭である上に、天皇陛下が日時を御治定(ごじじょう・お定め)された祭儀である。

また、御塩焼固では、1日に20個、5日間で計100個の堅塩が奉製される。4日目の朝には最初の3日間で奉製された60個が、6日目の朝には残りの40個 が御塩道を通り外宮斎館へと護送されると聞いた。以前は徒歩で、現在は車による。ただし、現在の護送ルートについては未確認。

 

御塩焼固の奉仕が始まるまでしばらく時間がありそうだったので、御塩殿の裏手にある御塩焼所、御塩汲入所へ向かった。

御塩焼所、御塩汲入所

御塩焼所、御塩汲入所

御塩焼所、御塩汲入所

御塩焼所、御塩汲入所

そして、この場所から二見浦の海岸方向へ向かうと

御塩焼所、御塩汲入所付近

御塩焼所、御塩汲入所付近

御塩焼所、御塩汲入所付近

御塩焼所、御塩汲入所付近

裏手(二見浦側)の扉が開かれていた。

御塩殿神社から二見浦側へ

御塩殿神社から二見浦側へ

思わず、二見浦の海岸へ出て、パチリ。少し、この雰囲気を楽しんでから御塩殿へ戻ると

二見浦(御塩殿神社の裏手)

二見浦(御塩殿神社の裏手)

 

すでに御塩焼固が始められていた。昨日焼き固めた堅塩がひとつひとつ竈の中から丁寧に取り出され、竈の上に並べられた。20個分が・・・

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

 

三重テレビのクルーが撮影する姿もパチリ。

御塩殿

御塩殿

 

奉製されたすべての堅塩が竈から取り出されると、

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

続いて、昨日に成形され竈の熱である程度水分が飛ばされた荒塩が竈の中へ差し入れられた。今日はこれらが堅塩へと焼き固められた。

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

こちらもひとつひとつ丁寧に作業が続けられた。

御塩焼固(御塩殿)

御塩焼固(御塩殿)

 

すると、周囲が騒がしくなり、新たにCBC(中部日本放送)のクルーが現れた。どうも、カメラを抱えた男性を撮影しつつ、御塩焼固も撮影していた。写真家の方のドキュメンタリー撮影?

御塩殿

御塩殿

 

そろそろ出社すべき時刻が迫ってきたため、詳細を確認できないまま

御塩殿

御塩殿

私は御塩殿を後にした。

御塩殿

御塩殿

 

ぜひとも、3月10日には堅塩の護送を見学したい。

 

【参考】

 

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