伊勢本街道(南生駒~下鳥見橋(富雄川))

2012年04月28日(土) 伊勢本街道(南生駒~下鳥見橋(富雄川)) (電車、徒歩)

『近鉄週末フリーパス』とゴールデンウィーク にて計画した「奈良三昧」の第一日目。

昨年、「近鉄お伊勢参りハイキング」にて伊勢本街道をつまみ食い的に歩いたので、歯抜けになっている最も遠い区間をまず歩こうと思った。それが、近鉄 お伊勢参り 第一回 その17/17 暗峠~南生駒駅近鉄 お伊勢参り 第二回 その2/10 天理駅から市座神社へ の間、つまり近鉄南生駒駅~奈良市街~近鉄天理駅だ。

距離も長く、見どころも多いので、この記録は三回に分割。

まずは、南生駒駅を目指し、5時10分の始発電車で伊勢市駅を出た。

近鉄伊勢市駅 名古屋、大阪方面始発電車

近鉄伊勢市駅 名古屋、大阪方面始発電車

伊勢市駅を出て、伊勢中川駅、大和八木駅、大和西大寺駅では予定通り電車を乗り換えられたが、最後の乗り換え駅、生駒駅では南生駒へ向かうホーム(電車)がどれか? に迷った。

結局は「王寺行」の普通に乗ればよかったのだが、先発の電車に乗れず(らず)、歩く前から予定が20分ほど遅れてしまった。(印刷した(乗り換え)ダイヤ案内を見直したところ、「生駒線(普通)王寺行」と書かれていた。しっかりとチェックしておけば乗り過ごさずに済んだことを後悔。この後、てくてくまっぷの読み落としで道を誤ったりと、南生駒駅での乗り過ごしが今後3日間のウォークに影響を与えたのかもしれない・・・)

 

気を取り直し、次の電車で無事、南生駒駅に到着した。

近鉄 南生駒駅

近鉄 南生駒駅

駅の階段を駆け上がると、空は晴天、暑くなりそうだ。

「近鉄 てくてく まっぷ 伊本-2[伊勢参宮 本街道2]暗峠・榁木峠越えコース」を手にして歩き始めた。

【参考】

 

南生駒駅から竜田川の左岸を歩き、小瀬橋を右手に見ながらさらに直進すると

竜田川左岸(南生駒駅付近)

竜田川左岸(南生駒駅付近)

突き当たり左手の「踏切道 萩の台 第四号」を渡った。その際、南生駒方面をパチリ。

近鉄 踏切道萩の台第四号付近から南生駒駅を望む

近鉄 踏切道萩の台第四号付近から南生駒駅を望む

 

踏切を渡ると目の前は細い道路で住宅が立ち並ぶ。後で知ったがこの道路は国道308号線だ。

近鉄 踏切道萩の台第四号付近

近鉄 踏切道萩の台第四号付近

 

しばらく歩くと道路の舗装がアスファルトからコンクリートに切り替わる。ここからは急な上り。そのため舗装面にはすべり止めリングが施工されている。

近鉄 踏切道萩の台第四号付近から急坂へ

近鉄 踏切道萩の台第四号付近から急坂へ

歩き始めでこの急坂、気合を入れて歩いてしまい、頂上の大瀬ふれあい公園へ到着した頃には身体中が少し汗ばんでいた。

大瀬ふれあい公園

大瀬ふれあい公園

大瀬ふれあい公園では散りゆく桜の花を名残惜しく思いながら、暗峠を遠望し、昨年の峠越えを思いだした。

 

まだ、1km程度しか歩いていないので、あまりゆっくりはしていられない。大瀬ふれあい公園を出ると一気に下り、生駒市立大瀬中学校がある交差点(Y字路)へ合流。右方向へ進むと左手に次の階段が見えたのでパチリ。

生駒市立大瀬中学校

生駒市立大瀬中学校

さらに進むと、「この上すぐ 万葉歌碑」の道標が建っている。今日は歩行距離が長いので寄り道も少なくしようと思っているが、まだまだ余裕があるので階段を駆け上がった。

万葉歌碑の道標(生駒市立大瀬中学校前)

万葉歌碑の道標(生駒市立大瀬中学校前)

万葉歌碑と生駒市立大瀬中学校をパチリ。(歌碑の内容についてはご自身でご覧あれ。)

万葉歌碑と生駒市立大瀬中学校

万葉歌碑と生駒市立大瀬中学校

 

万葉歌碑から戻り、緩やかな坂道を進むと「小瀬のバス停」があり、

小瀬のバス停留所(奈良交通)

小瀬のバス停留所(奈良交通)

その先の交差点前には、「矢田山遊びの森」への案内板がある。

「矢田山遊びの森」への案内板

「矢田山遊びの森」への案内板

この交差点を左折すると、左手には関西電力の南生駒変電所の入口扉がある。これまでは、てくてくまっぷのコース通りだ。

関西電力の南生駒変電所

関西電力の南生駒変電所

 

榁木峠へ向け、このダラダラの道を黙々と進んだ。

榁木峠への上り道

榁木峠への上り道

道路が大きく左へカーブすると、右側 、配水池の手前にはまだ新しそうな「歓喜乃湯 足湯」が現れる。休憩にはまだ早すぎるため、ここは寄り道虫を抑え込んで、横目で見るだけに済ませた。

歓喜乃湯 足湯

歓喜乃湯 足湯

「歓喜乃湯 足湯」付近まで来ると左手には生駒の山々の全景が・・・。 暗峠は・・・ どこだ。

生駒山方面を望む(歓喜乃湯 足湯付近)

生駒山方面を望む(歓喜乃湯 足湯付近)

しかし、背中の雄大な風景とは裏腹に、私が進む先はこの通り。いままでセンターラインが引かれていた舗装路が一転して、対向もできない程に絞られている。

榁木峠方向へ(歓喜乃湯 足湯付近)

榁木峠方向へ(歓喜乃湯 足湯付近)

狭い道へ足を踏み入れるとこんな感じ。予想に反して、時々車が通った。自分の脇を通り過ぎるとかなり恐い。

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

今日は暑くなりそうだ。

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

ここでも、コンクリート舗装にすべり止めリングが施工されていた。かなり高度をかせいでいるので私がゆっくり、ゆっくりと足を運ぶと、軽自動車は喘ぎながらも私を追い越して行った。

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

歓喜乃湯 足湯から榁木峠方向への途中

やっと急な坂道が終わる直前、視界が開けると次の道標が建っていた。

道標(榁木峠付近)

道標(榁木峠付近)

道標を通りすぎてから振り返ってパチリ。次の写真の右手から上ってきたのだ。斜面を見ると道路の勾配がかなり急であることが分かる。右へ落ちて行く感じだ。

榁木峠付近

榁木峠付近

 

この近くで、伊勢本街道保存会が取り付けてくれている「おいせまいり札」を確認した。伊勢本街道歩きでは、この札が頼りになる。

「おいせまいり札(伊勢本街道保存会)」(榁木峠付近)

「おいせまいり札(伊勢本街道保存会)」(榁木峠付近)

 

左に巻いて、左手を見上げるとお地蔵さんだ。

お地蔵さん(榁木峠)

お地蔵さん(榁木峠)

どうもここが榁木峠のようだ。お参りのためにお地蔵さんに近づくと、お地蔵さんの左奥には下からは見えないが祠が隠れていた。お地蔵さんにも、そしてその祠にもお参りした。

お地蔵さん(榁木峠)

お地蔵さん(榁木峠)

緩やかな坂を20~30m下ると八十八ヶ所の道標や矢田丘陵遊歩道の案内板等が建っている。

八十八ヶ所の道標ほか(榁木大師付近)

八十八ヶ所の道標ほか(榁木大師付近)

案内板の下には次の注意書き。地権者の都合で通れない・・・。

矢田丘陵遊歩道の注意書き

矢田丘陵遊歩道の注意書き

少し、八十八ヶ所の矢印の方向へ入ると、多数のお地蔵さんが並んでいる。手前の石像は弘法大師の像だろうか?

お地蔵さん群(榁木大師付近)

お地蔵さん群(榁木大師付近)

先ほどの場所へ戻ると

榁木大師付近

榁木大師付近

土塀の端には、榁木山弘法大師堂の標石がある。どうもこちらは駐車場であり、御堂へは行けないようだ。

榁木山弘法大師堂の標石

榁木山弘法大師堂の標石

坂道を下るとすぐ右手には「榁木山弘法大師堂」の標石、やはり寄り道虫が疼いた。

弘法大師参詣道の標石

弘法大師参詣道の標石

右手へ入ると石階の先に山門が見えた。

榁木山弘法大師堂の山門

榁木山弘法大師堂の山門

石階を登ると山門先には大師堂が見える。山門をくぐり、大師堂にお参りした。

榁木山弘法大師堂

榁木山弘法大師堂

 

お参りを済ませると急いで街道へ戻り、坂道を一気に下った。今まであれだけ高度を稼いだのにここですべてを消化してしまうほどの下り、次は追分峠なのでまた上りだ。とにかく下らないと上れないので先を急いだ。

榁木峠からの下り(追分峠方向へ)

榁木峠からの下り(追分峠方向へ)

左手に植林された杉林を確認してからしばらくすると

榁木峠からの下り(追分峠方向へ)

榁木峠からの下り(追分峠方向へ)

前方に小さく道標が見えた。ここを右へ曲がるとヘアピンカーブ。

榁木峠からの下り(追分峠への分岐付近)

榁木峠からの下り(追分峠への分岐付近)

その角には郡山警察犬訓練所がある。犬の鳴き声が盛んに聞こえるはずだ。

郡山警察犬訓練所

郡山警察犬訓練所

 

警察犬訓練所を過ぎると次の分岐。

追分峠への分岐(郡山警察犬訓練所付近)

追分峠への分岐(郡山警察犬訓練所付近)

道標は「右 ・・・ やたさん」「左 むろのき峠」、となると私は前方へ向かう?

道標(郡山警察犬訓練所付近)

道標(郡山警察犬訓練所付近)

視界の先に「おいせまいり札」が見えた。この方向だ。

「おいせまいり札」(郡山警察犬訓練所付近)

「おいせまいり札」(郡山警察犬訓練所付近)

 

狭い道を進むと

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

切り通しを越えて

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

ワインディングを過ぎると

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

郡山警察犬訓練所前から追分峠へ

広い場所に出た。背の高い木が特徴的な場所。すでに追分峠を越えてしまったようだ。とりあえず振り返ってパチリ。どこが峠だったのだろうか?

振り返って追分峠を望む

振り返って追分峠を望む

進行方向へ視線を戻すと鳥居が見える。追分神社だ。まっぷによると確かに追分峠を過ぎていた。

前方に追分神社

前方に追分神社

 

てくてくまっぷには「頭がぶつかりそうな追分神社のミニ鳥居」とあるように、身長165cmの私でも最初の石段に足を掛けて伸び上がると頭が貫にぶつかりそうになる感じだ。

追分神社

追分神社

追分神社

追分神社

石階を上りお参りした後で、周囲を確認したところ火袋に穴がない常夜燈を見つけた。これは常夜燈?

追分神社

追分神社

石階を下る途中で進行方向をパチリ。遠くに街並みが見えた。微かに。

追分神社の石階からの眺め

追分神社の石階からの眺め

 

追分神社から先へ進むと屋根を吹き替え中の建物、藁束が載っている。

追分本陣村井家住宅

追分本陣村井家住宅

そうだ、こちらが追分本陣村井家住宅。

追分本陣村井家住宅

追分本陣村井家住宅

門の手前には「右 大坂屋」の道標がある。

「右 大坂屋」の道標(追分本陣村井家住宅前)

「右 大坂屋」の道標(追分本陣村井家住宅前)

こちらは追分本陣村井家住宅の案内板。

追分本陣村井家住宅の案内板

追分本陣村井家住宅の案内板

屋根はこんな感じだ。できれば作業中を見たかった。

屋根の葺き替え(追分本陣村井家住宅)

屋根の葺き替え(追分本陣村井家住宅)

 

追分本陣村井家住宅を背にして数十m下ると左手には追分梅林記念碑がある。

追分梅林記念碑

追分梅林記念碑

その前にも「おいせまいり札」があったので、追分本陣村井家住宅とパチリ。

「おいせまいり札」と追分本陣村井家住宅

「おいせまいり札」と追分本陣村井家住宅

 

この後はまたまた下りのようだ。「国道三0八号線冬期チェーン携行車輌以外通行困難」の看板を左に。確かに今歩いてきた道に雪が積もればチェーンがあっても走行は困難だろう。

追分本陣村井家住宅から奈良方向への下り

追分本陣村井家住宅から奈良方向への下り

この看板の脇からフェンス通しに下を覗くと、第二阪奈道が走っている。

第二阪奈道を望む(追分本陣村井家住宅から奈良方向への下り坂で)

第二阪奈道を望む(追分本陣村井家住宅から奈良方向への下り坂で)

まっぷには「タンクのすぐ横の道を歩く」と書いてあるので、大和田配水池(奈良市水道局)のタンクをしっかりと確認してから

大和田配水池(奈良市水道局)

大和田配水池(奈良市水道局)

この坂を下った。すべり止めが施工されたコンクリート舗装だ。しかし、これが大きな間違いだった。

大和田配水池(奈良市水道局)からの下り坂

大和田配水池(奈良市水道局)からの下り坂

それに気づかない私はさらに下りに下った。歩いた距離から考えればおかしいと思わないのがおかしいのだが、暑さに参っていたのだろうか? 結局、10分程歩いてからあのタンクまで引き返すことにした。下ったら上らなくてはならない。

大和田配水池(奈良市水道局)からの下り坂

大和田配水池(奈良市水道局)からの下り坂

こんなことで天理まで着けるのだろうか?との不安を感じながらも黙々と急坂を上り、何とか大和田配水池の前まで戻ってきた。よく見ると私が下った道、さらに左、タンクのすぐ横にはもう一本の道がある。

大和田配水池前の分岐(左側が国道308号線)

大和田配水池前の分岐(左側が国道308号線)

これだ。近づくと、何と

大和田配水池前の道路(国道308号線)

大和田配水池前の道路(国道308号線)

「おいせまいり札」が掛けられていた。これを見落として約15分ロスしてしまったのだ。(残念)

「おいせまいり札」(大和田配水池付近)

「おいせまいり札」(大和田配水池付近)

先ほど引き返してきた道を見下ろしながらも、冷静になるために行動食を摂り、お茶を飲んだ。

大和田配水池付近から望む迷った下り坂

大和田配水池付近から望む迷った下り坂

 

再始動だ。まっぷをよく見れば、タンクを過ぎてからすぐに第二阪奈道を越えているのだ。そしてこれが阪奈道を越えるための谷山跨道橋。

谷山跨道橋(第二阪奈道)

谷山跨道橋(第二阪奈道)

第二阪奈道を横目に見ながら渡った。

谷山跨道橋から望む第二阪奈道

谷山跨道橋から望む第二阪奈道

谷山跨道橋を渡ると狭い道を道なりに進んだ。ここにも「おいせまいり札」

「おいせまいり札」(谷山跨道橋付近)

「おいせまいり札」(谷山跨道橋付近)

ここももちろん下り、下りの途中でこの道路標識を発見。な、何と、この道は国道308号線だ。

中町山ノ上(国道308号線)

中町山ノ上(国道308号線)

狭い道を黙々と下り、

中町山ノ上(国道308号線)

中町山ノ上(国道308号線)

民家が途切れた場所に常夜燈が建っていた。正面には「木嶋社 闇夜燈 往来安全」と刻されている。

常夜燈(中町山ノ上)

常夜燈(中町山ノ上)

 

現在手にしているまっぷの最後は富雄川に架かる下鳥見橋。道なりにまっすぐなので、

下鳥見橋(富雄川)付近

下鳥見橋(富雄川)付近

まずは第一チェックポイントへの到着にうかれながら下鳥見橋へ向かった。すると、追分本陣村井家住宅で写真を撮っていたバイクの人が私を追い越して行った。

下鳥見橋(富雄川)

下鳥見橋(富雄川)

 

続きは、 伊勢本街道(下鳥見橋(富雄川)~東向商店街)

 

【 20120428の記録 】

 

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