2012年11月18日(日) 「月出中央構造線観察所行き」断念 (車)
宮川床上浸水対策特別緊急事業完成後の宮川右岸堤防 にて中央構造線のことを再確認し、新たなテーマとして取り上げたいとずっと思っていた。今回、紅葉狩りで飯高方面を巡ることになったので、その最終目的地として中央構造線の露頭(地表に現れた岩盤)として国内で最大規模を誇る月出(松阪市飯高町)を訪れることにした。
【参考】
天開山 泰運寺(松阪市飯高町波瀬) にて紅葉を楽しんだ後、国道166号線を松阪方向へ戻りしばらく走った所で緩やかに左へ曲がった。蛇行する櫛田川に沿って走ると飯高町桑原で櫛田川と別れ、丁字路を左折、支流の月出川に沿って走ることとなった。
月出へ向かって走っていると看板が・・・
「ようこそふる里の家 月出の里へ」
なお、この看板の反対側には岩をくり抜いた穴に次のお札が奉られていた。
「月出」の地名が現れたので、そろそろ月出中央構造線観察所に到着するだろうと車を走らせるとほどなく次の建物が現れた。
ふるさとの家 月出の里案内所だ。
私はあっさりと露頭に到着したのかと勘違いした。
車を停めて案内図をよく見ると、
月出の中央構造線まで(車道5.3km)となっていた。
気を入れ直し、アスファルト舗装はされているものの細い道路を山に向けて走った。
しばらく走り、林道 飯高北奥線(終点)付近で道路中央に停車する車が二台。おかしな動きだなと思っていたが、速やかに道を譲ってくれたので あまり気にせずに車を走らせた。
すると何と! 「通行止」
「通行止」の看板が道の中央ではなく、右端に立てられていたので進入可能なのかとも考えてしまったが、『林道飯高北奥線月出側この先「通行止」』とあり、家族も同行している、車両も一台、危険を犯す理由は何もない。
ここはキッパリと「月出中央構造線観察所行き」を断念した。
そして、先ほどの林道 飯高北奥線(終点)まで引き返すと何と前方には金網が張られていた。
「エーーーーーー、どうした?」 「さっきは無かったのに・???」
閉ざされた金網を前に しばらく *◇▼!&*@☆▲・・・
「あっ、そうだ、先ほどの車。金網の扉を開けていたのか」 車を道路の中央に停めて、金網の扉を開けてから車に戻った時に私たちの車が対向した。何という偶然だろう。 だから行きには金網が無かったのか!(納得)
そして、冷静に金網の扉を開けてから車を通過させ、扉を閉じてからパチリ。まさにこの場所は林道 飯高北奥線(終点)だ。
そして金網を再度確認すると
「獣害が発生したので昼間もトビラを閉めさせて頂きます。」
「開放厳禁 獣害防止の為、開けた方は必ず閉めて下さい 月出区長」とある。
扉が閉まっていることを再度確認してから車に戻った。
その際、前方にはこの光景、パチリ。秋の里の風景だ。
気分を切り替えて引き返すと、ふるさとの家 月出の里案内所を過ぎたあたりで棚田にもかなり厳重に柵が設置されているのを確認、パチリ。先ほどの獣害の影響だろう。
先ほどの桑原の丁字路まで戻ると来た道とは別の方向、左へ。すぐ目の前の橋を渡ると車を停め
橋の上からパチリ。次の写真は左側が櫛田川の下流側、そして右側は櫛田川の上流側、すごい蛇行だ。また、写真には写っていない背面が月出川。橋の先で月出川が櫛田川へ合流している。
改めて、こちらが櫛田川の上流側、
そして、こちらが櫛田川の下流側。
この後は、昼食にありつくために車を走らせた。
【 20121118 の記録 】
- 飯南高校のハナノキ(松阪市飯南町粥見)
- 黒瀧神社(松阪市飯高町森)
- 奥香肌湖 (蓮ダム)
- 波瀬神社、波瀬本陣跡(松阪市飯高町波瀬)
- 天開山 泰運寺(松阪市飯高町波瀬)
- 「月出中央構造線観察所行き」断念