2013年02月17日(日) 川添神社での散策(大台町) (車、徒歩)
五身懸祭 – 道中練り歩き(川添神社)にて五身懸祭(ごみかけまつり)の道中行列は川添神社へ無事到着した。祭典が開始されるまで時間がありそうだったので、お参りするとともに境内を散策することにした。
川添神社は多気郡大台町栃原にある。JR紀勢本線 栃原駅の近くだ。
本日は五身懸祭の当日なので幟などが目立つ。こちらが正面の鳥居。
左手方向へ視線を振るとそこには社務所が建っている。
また、鳥居の右手には「郷」の文字が埋められている社標。悪しき(?)時代の名残りだ。
そして、その近くには案内板。
鳥居をくぐり、参道を進むと右手に次の「ご参拝の皆様」への案内板があった。
鳥居から続く参道は直進だが、急な下りとなっている。階段ではなく坂道だ。
坂を下りきり、鳥居をくぐると谷筋に流れる小川に架かる橋を渡った。
橋の先、右手には手水舎。こちらで手水を受け、心身を清めた。龍の口から御水が出るのだが出し方がユニークだ。
次の写真でなんとか分かるだろうが、手水石の前に鉄のプレートがあり、それを踏むと・・・。なのだが、踏むというより、乗らないと反応しないか?
続いて、手水舎の先の石階を登った。
石階を上りきると右手に神宮遥拝所がある。
正面を向くと右側が
祖霊神社。
ズームでパチリ。
案の足の長さが気になり、パチリ。ところが案の足の長さが分からない。とりあえず掲載。
そして、左側が川添神社の拝殿?、寿殿?。
大台町史 通史(平成八年三月三十一日発行) PP.711-713によるとそこには拝殿の文字はなく、この建物に該当しそうなものは御所造の寿殿。ただし、寿殿は檜皮葺になっている・・・。
結局、正確な名前は不明。その建物のなかでは舞姫による舞楽奉納のリハーサル中だった。
それを見守る神職。
こちらにも説明板があった。
その隣には祓所があり、
案の上には修祓に使用される大麻と塩湯が準備されていた。
左手から全景をパチリ。
しばらくするとリハーサルを終えた舞姫が舞台を下り、社務所へと向かった。
「ほっ」と一息。
カメラマンに笑顔を・・・。
しばらく、全体の雰囲気を楽しみながら、各所を確認していたら一枚の貼り紙が気になった。本殿の御垣の御門左手に貼られた、あれだ。
祓所側から望むとあれ、大麻の左側。
何とかズームでパチリ。「五身懸祭 祭典次第」だ。
これで、祭典の流れを理解できたので少し余裕を持って、弓射の撮影場所を探していると境内の外れに大杉を発見。
上部まで幹が太い。
たまたま通りかかった少年と比較すると、この太さは一目瞭然だ。樹齢二百二十年で幹周り約7m。
この後、社務所の前で動きがありそうだったので、参道ではなく大杉の奥に見える車道を歩いて表の鳥居へと向かった。
【 20130217 五身懸祭の記録 】