2012年10月12日(金) 太一御用船(神社港) 2012 (車)
今日は、御幣鯛(おんべだい)と呼ばれる干鯛を内宮に献進するために愛知県の篠島から太一御用船が神社港を訪れる日だった。
【参考】 太一御用船(神社港) 2011
9時頃に到着すると聞いていたが、9時に会社へ出社していなくてはならない。もしかすると予定よりも早く到着するかもしれないと思い出社前に神社港へ急いだ。
【太一御用船歓迎準備】
まずは、太一御用船が到着する船着き場の対岸からパチリ。
一色大橋を渡り対岸へ向かうと多数の大漁旗が飾られていた。橋から堤防へ、
さらには堤防上にも・・・
太一御用船が到着する気配がないまま、8時45分が近づく。
「神社港」の幟を立てた漁船が伊勢湾へと進んで行った。太一御用船を先導するために向かったのだろうか?
その間に船着き場では動きが始まった。人影が増えてきた。
ところが私には時間がなくなった。太一御用船の姿を見つけようと遠方を探したがまだまだ到着する気配はなかった。お迎えは諦め、出社するために神社港を後にした。
【太一御用船】
太一御用船をお迎えすることはできなかったが、ぜひとも見学したいと思っていたので昼休みに再度神社港を訪れた。
朝と同様に対岸からパチリ。
六隻の太一御用船が停泊している。
少し、ズーム、
さらに、ズーム。「太一御用」の幟が見えた。
現在は御幣鯛(おんべだい)を内宮に献進している頃だろうから船上は無人だが、堤防付近には人影が見えた。
「一色大橋バスのりば」からパチリ、
パチリ。
これから一色大橋へ上り、
パチリ。
橋の中央から太一御用船をパチリ、・・
対岸へ下りて船着き場をパチリ。
海の駅神社では
歓送の準備が進められていた。
多色多数の紙テープが準備されていた。
隣の船のためにもさらに作業は続けられていた。
御用船に注目すると新しい発見があった。
『太一御用』の幟が付けられた竹の柱は船にガッチリとは固定されていない。一点のみが固定されただけで、
可動式となっている。
一方、後部に立つ大漁旗が付けられた竹の柱は甲板にしっかりと固定されていた。
こんな感じだ。この違いの理由は何なんだろう?
そろそろ帰社するために改めて「太一御用」の幟をパチリ、
パチリ。
太一御用船に別れを告げ、一色大橋へ向かう途中で見上げてパチリ。
近くに御座す御食神社にお参りしてから一色大橋へ駆け上がった。海の駅神社の前ではステージが準備されていた。
一色大橋を渡ろうとすると、小さなカーフェリーが近づいてきた。
思わず、パチリ。
橋の階段を下ってからもう一度パチリ。離島ではこのサイズのフェリーを見かけるがこの辺では珍しい?
最後に、太一御用船に再度別れを告げて神社港を後にした。
昨日、篠島から「第二姫島丸」でお邪魔させて頂いた者です。
私は始めて参列させて頂きましたが、神社地区の方、伊勢神宮の方からの歓迎に大変感激しました。
今後も、篠島と神社地区との交流、そして伊勢神宮との関係を守り続けていけることを願っています。
Andohさん
こんばんは。
御幣鯛の献進、ありがとうございました。
私は仕事の関係で皆さんを神社港でご送迎することはできませんでしたが、到着および出発の花火の音を聞きその場の雰囲気を想像していました。
たまたま本日、神島まで鳥羽市営巡航船で往復しましたが、天候が良く海が穏やかだったにも関わらず神島に近づくと船は大きく揺れました。
さすがに慣れているとはいえ、漁船で伊勢湾を渡るのは大変なんだろう。と実感しました。
御幣鯛を調製することも、伊勢湾を船で渡ることも大変なことですが、神宮干鯛調製所の維持、御幣鯛の献進にご尽力いただけること伊勢に住むものとして心よりお礼を申し上げるとともに今後もよろしくお願いします。
私も一度は篠島を訪れ、神宮干鯛調製所および調製作業を拝観したいと思っています。
では、また、