お伊勢さん125社 小俣・田丸・外城田めぐりほか

2013年11月02日(土) お伊勢さん125社 小俣・田丸・外城田めぐりほか (ほぼ車)

今年の夏は熊野古道伊勢路踏破、第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 特別神領民の奉献サポートに明け暮れたので、お伊勢さん125社へのお参りする機会が少なかった。これからは県内の街道歩きにも時間を割きたいと思っているので、巡れる時にお参りすることにした。

天候の崩れが予想されたので今日は歩きではなく車で巡ることにした。今日の目的地は、お伊勢さん125社の中で私がもっともお気に入りである「坂手国生神社」を中心として小俣町(伊勢市)〜玉城町(度会郡)〜多気町(多気郡)にある125社の一部ほかを・・・。

 

まずは、小俣神社。民家が建て込んだ細い路地沿いにあるため駐車できない。100m程離れた第一部自治区公民館前に駐めさせていただき、急いで小俣神社へ向かった。(お伊勢さん125社以外の神社にもお参りしているので、125社にはタイトルの右側に”お伊勢さん125社”と明記した。)

 

【小俣神社】お伊勢さん125社

小俣神社

小俣神社

生垣で作られた門をパチリ。

小俣神社

小俣神社

小俣神社

小俣神社

 

参道へ進もうとするとこれが目にはいった。「あっ、懐かしい赤矢印、近鉄ハイキング11/2? 今日だ。」

近鉄ハイキング 11/2の矢印(小俣神社にて)

近鉄ハイキング 11/2の矢印(小俣神社にて)

一昨年、「近鉄 お伊勢さん125社めぐり」に参加して125社すべてにお参りしたことを思いだした。

【参考】

ただ、近鉄ウォークの参加者は多く、なかにはマナーの悪い(車道全体に広がって談笑しながら歩く、住宅街でも大声で話している・・・など多数)人も散見されるので、あれ以来余程のことがないと参加していない。

 

右隣は八柱神社の本殿が見える。

小俣神社と隣の八柱神社

小俣神社と隣の八柱神社

小俣神社

小俣神社

小俣神社

小俣神社

小俣神社を撮影してから隣の八柱神社へと移動した。

 

 

小俣神社と八柱神社

小俣神社と八柱神社

 

【八柱神社(伊勢市小俣町)】

鳥居をくぐり抜けると右手に手水舎がある。

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

なお、正面には石で組まれた立派な蕃塀がある。

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

125社でも立派な石の蕃塀がある場所がある。草奈伎神社・大間国生神社だ。

【参考】 125社で唯一の立派な石の蕃塀

 

また、手水舎の向かい側には次の手水盤が置かれ、その側面には「寛政四壬子年九月吉日」と刻されている。

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

蕃塀を回り込んで拝殿へ向かうと

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

お参り。御祭神もパチリ。

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社を出る際、鳥居の右手に次の積み石を発見。石を割るための矢穴のようだ。

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社(小俣神社の隣)

八柱神社を後にすると車に戻るとJR参宮線宮川駅前を経由して湯田神社へと向かった。

 

【湯田神社】お伊勢さん125社

湯田神社へ続く道路は狭い。しかし、湯田神社の脇には駐車スペースがあるのでありがたい。車を駐めてから社叢全体が見える場所まで移動してパチリ。

湯田神社

湯田神社

近鉄ハイキングのハイカーが到着する前に早速、お参り。

湯田神社

湯田神社

湯田神社

湯田神社

湯田神社

湯田神社

紅葉にはまだ早い。でも、あと2〜3週間か。

湯田神社

湯田神社

木漏れ日を受けて鮮やかに輝く苔を見ながら湯田神社を後にした。

湯田神社

湯田神社

 

湯田神社を出ると玉城方向へ向かうため千引神社の前を通るルートへ向かうと電柱に次の矢印シールが貼られていた。

近鉄ハイキング11/2の矢印

近鉄ハイキング11/2の矢印

 

【千引神社(玉城町久保)】

千引神社の前を通過。折角なのでこちらにもお参りすることにした。

千引神社(玉城町久保)の案内板

千引神社(玉城町久保)の案内板

全景をパチリ。

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

参道へ入ると右手に由緒が掲示されている。

千引神社由緒(玉城町久保)

千引神社由緒(玉城町久保)

拝殿にてお参り。案の上には小さな赤い石が供えられていた。

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

珍しく社務所の窓が開けられていたので少し話を伺った。御祭神は直径3mほどの赤石で本殿の社殿の下に少しだけ頭を出している程度だと。また、多くの赤い石が祭られ、本殿の周囲には赤い石が敷かれている・・・。

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

拝殿の右手へ向かうと、そこも赤い石が祭られている。

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

さらに本殿の周囲にはこのように赤い石が敷かれている。お白石に慣れている私にとっては新鮮な感動だった。

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

また、境内には藤棚があり5月頃が見頃になるそうだ。覚えておこう!

千引神社(玉城町久保)

千引神社(玉城町久保)

 

千引神社の近くには他にも祠や神社が散在している。ここでは山神を紹介。

千引神社(玉城町久保)近くの山神

千引神社(玉城町久保)近くの山神

千引神社を後にすると情報収集のために玉城町図書館を兼ねている村山龍平記念館へ向かった。

 

【田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)】

情報収集を終えると村山龍平記念館の裏手にある田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院へ向かった。建物の左手を奥へ進むとその先左に・・・。

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

こちらは村山龍平記念館の1Fで配布されている説明資料とともにパチリ。

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

県指定史跡田丸城址 旧三の丸御殿 奥書院(復元)

なお、奥書院の内部については次の記録にて紹介。

【参考】

また、建物の左手には道路側から見える蒸気機関車へ近づくことができる。

【参考】

 

ここまで来たら久しぶりに田丸城址の天守跡から下界を見たくなった。

【田丸城址】

本丸虎口の手前にある駐車場に車を駐めるとここからは歩き。

県指定史跡田丸城址 本丸虎口

県指定史跡田丸城址 本丸虎口

見上げるとその先に天守跡。ただしそこへの道は左右に折れ曲がる。

県指定史跡田丸城址 本丸虎口から天守跡へ

県指定史跡田丸城址 本丸虎口から天守跡へ

天守跡へ上ると玉城中学校側をパチリ、

県指定史跡田丸城址 天守跡からの眺望

県指定史跡田丸城址 天守跡からの眺望

次に反対側をパチリ。さすがに城山の上にいることが実感できる。

県指定史跡田丸城址 天守跡からの眺望

県指定史跡田丸城址 天守跡からの眺望

城主の気分に浸った後は、田丸城址の近くにある田丸神社へ移動した。お伊勢さん125社まいりのはずが、寄り道が多くなって・・・。

 

【田丸神社】

田丸神社には「祝七五三詣り」の幟。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

参道を進み左手にある手水舎で心身を清めると、石階を登った。いい雰囲気だ。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

鳥居をくぐり拝殿にてお参り。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

狛犬もパチリ。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

祈祷を終えた宮司さんが拝殿から社務所へ戻るところだったので、少しお話を伺った。以前、伊勢市の通町にある栄通神社にて神事を斎行されている姿をお見かけしたので、その件について伺った。5社ほどの神社の宮司を兼任されていて今月、新嘗祭の時は大変だとのこと。

【参考】

貴重な機会をいただき舞い上がっていたのだろう。名前を伝えずに失礼なことをしてしまった。(反省)

石階を下り、参道を進むと手水舎の上方に赤みを帯びた葉を発見、紅葉だ。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

鮮やかに色づいていた。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

息子が成人し、しばらくは縁がなさそうな「祝七五三詣り」の幟を見ながら参道を・・。

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

最後の鳥居をくぐり返すと掲示板には「七五三宮参り」の掲示。『11月10日〜15日』

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社(玉城町下田辺)

田丸神社を後にすると、これからはお伊勢さん125社まいりに復帰。続いては125社のなかで私がもっともお気に入りである坂手国生神社へ向かった。

田丸神社の前の道路を右方向へ道なりに進むとJR参宮線と並行する。しばらく走ると牛尾崎池方向へ右折。

 

【坂手国生神社】お伊勢さん125社

道路の右側は牛尾崎池、そして左側が坂手国生神社。ここはお伊勢さん125社のなかで私の一番のお気に入りの神社だ。

緩やかに上り直線のようで微妙に曲がっている適度な長さの参道、さらに外界と隔絶されているようで実は著しく近接している境内。そして極めつけが常に(私が訪れる時は)掃き清められていることだろうか。好きの理由など後付なので、とにかくお気に入りなのだ。

坂手国生神社

坂手国生神社

参道へ入る前に立ち位置をずらすと微かに殿舎を望める。

坂手国生神社

坂手国生神社

見慣れた「禁殺生」と刻された社標。

坂手国生神社

坂手国生神社

参道を進むと、足元に落ち葉はなく掃き跡が美しい。

坂手国生神社

坂手国生神社

右手にある手水石を過ぎてから振り返ってパチリ。この先には道路があり、牛尾崎池がある。

坂手国生神社

坂手国生神社

参道をさらに進むと

坂手国生神社

坂手国生神社

坂手国生神社。

坂手国生神社

坂手国生神社

お参り。

坂手国生神社

坂手国生神社

しばらく佇んでいた。

坂手国生神社

坂手国生神社

坂手国生神社を後にして次に向かったのは棒原(すぎはら)神社。

 

【棒原神社】お伊勢さん125社

JR参宮線と並行する道路から社叢をパチリ。

棒原神社

棒原神社

前川踏切の手前で右方向へ折り返すと

棒原神社付近の常夜燈

棒原神社付近の常夜燈

左手の路地を進んだ。

棒原神社

棒原神社

その先、急傾斜地の上部にあるのが棒原神社、直登の急な石階が続く。

棒原神社

棒原神社

棒原神社

棒原神社

石階を登り、木陰へ入ると空気が冷たく感じた。

棒原神社

棒原神社

石階を登りきるとまずはお参り。

棒原神社

棒原神社

棒原神社

棒原神社

お参りを終えて石階を下ると眼下の民家の先に次に向かう蚊野神社の社叢が見えている。

棒原神社から望む蚊野神社の社叢

棒原神社から望む蚊野神社の社叢

 

 

前川踏切を渡ると直進して蚊野神社を目指した。

JR参宮線 前川踏切から望む蚊野神社方向

JR参宮線 前川踏切から望む蚊野神社方向

 

【蚊野神社(蚊野御前神社を同座)】お伊勢さん125社

蚊野神社の社叢を左へ巻くように進むと正面に到着。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

ここから

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

石階を上がると

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

右手には「禁殺生」の社標、

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

左手にも社標。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

その先右手には手水石がある。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

 

参道の左右はこのように明るい。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

暗いのは参道脇だけだ。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

そして殿舎の前はこのように苔むしている。常に湿度が高いのだろう。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

鳥居の柱もパチリ。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

本殿の屋根はかなり朽ちている。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

 

立体的で厚みのある苔をパチリ、パチリ。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

なお、陽あたりの良い場所でも

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

こんな状態だ。

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

 

参道を戻っていると左手に遠慮がちに置かれた清掃用具を発見。お守りされている方のおかげだ。(感謝)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

蚊野神社(蚊野御前神社を同座)

次に向かったのは御船神社。玉城町から多気町への移動。ただし、町の境界付近なのですぐ近くだ。

【御船神社(牟弥乃神社を同座)】お伊勢さん125社

御船神社には牟弥乃神社が同座されている。石階の下には

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

大きな常夜燈がある。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

右手には「禁殺生」の社標。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

石階を上り、お参り。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

微かな木漏れ日に・・・。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

紅葉が楽しみだ。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

石階を下るとその先には次に向かう朽羅神社の社叢が見える。

御船神社(牟弥乃神社を同座)

御船神社(牟弥乃神社を同座)

かなり霞んで・・・

御船神社から望む朽羅神社の社叢

御船神社から望む朽羅神社の社叢

朽羅神社へ向かっていると前方に突然「ニョロ、ニョロ・・」、ヘビが道路を横切り始めた。車で踏み潰さないように右左、通過。バックミラーで確認したらまだ「ニョロ、ニョロ・・」、ああよかった。

 

【朽羅神社】お伊勢さん125社

何度かこの周辺を歩いているので、朽羅神社への道のバリエーションは把握していた。今回は車での移動なので舗装された農道を選択して到着。

朽羅神社

朽羅神社

 

朽羅神社

朽羅神社

ここにも「禁殺生」の社標。

朽羅神社

朽羅神社

なお、常夜燈には「村中安全」の文字が見える。

朽羅神社

朽羅神社

右手にある手水舎を過ぎると

朽羅神社

朽羅神社

右へと湾曲する参道を進んだ。

朽羅神社

朽羅神社

 

お参り。

朽羅神社

朽羅神社

その前には

朽羅神社

朽羅神社

御塩とお米、さらには五円玉が供えられていた。

朽羅神社

朽羅神社

振り向くと太陽が眩しかった。

朽羅神社

朽羅神社

パチリ、・・・

朽羅神社

朽羅神社

朽羅神社

朽羅神社

朽羅神社

朽羅神社

参道脇にある巨木の切り株。

朽羅神社

朽羅神社

朽羅神社からの風景はのどかだ。

朽羅神社からの風景

朽羅神社からの風景

 

朽羅神社の周囲にはたくさんのトンボ。

朽羅神社付近にて

朽羅神社付近にて

駐車している車にも次々と・・。

朽羅神社付近にて

朽羅神社付近にて

 

今日のめぐりは朽羅神社で終了。名残を惜しみ遠方から朽羅神社の社叢をパチリ。

農道から望む朽羅神社の社叢

農道から望む朽羅神社の社叢

ズーム、

農道から望む朽羅神社の社叢

農道から望む朽羅神社の社叢

ズーム。

農道から望む朽羅神社

農道から望む朽羅神社

以上で、久しぶりのお伊勢さん125社まいりを終了。実は、今日車で回ったのには理由があった。密かに温めている企画「お伊勢さん125社一日で参り」実現の可能性の感触を探るためだったのだ。しかし、いざ巡り始めるとこの目的は頭から抜けて寄り道してしまった。

駐車場所の確保、移動の順番、混雑、参拝停止時間、寄り道の我慢など「お伊勢さん125社一日で参り」を実現するにはさまざまに検討すべきことが多い。今日の結果では寄り道を省いても一日で125社を巡るなんて難しいだろう。馬鹿げた考えだったのだろうか?

 

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