2013年09月29日(日) 神宮式年遷宮を祝す芭蕉の句 (徒歩)
9月25日の朝日新聞に次の記事が掲載されていた。
『尊さに皆おしあひぬ御遷宮』、芭蕉が神宮式年遷宮を祝った句の垂れ幕が伊賀市役所に掲げられた。季語は『御遷宮』。
この句はどこかで目にしたことがある。記録を確認したところ伊勢市駅前の広場に新たに建てられた句碑だった。
「たふとさに みなおしあひぬ 御遷宮」 芭蕉 元禄二年(一六八九年)に第四十六回神宮式年遷宮 がありました。ご神体をお移しする遷御は、内宮が九 月十日、外宮が九月十三日に行われました。 松尾芭蕉が、『奥の細道』の旅のあと、大垣から、 九月六日に伊勢に到着し、外宮の遷御の日に参拝した との記録が残されています。芭蕉はこのとき、宮後( みやじり)西川原の門人であり御師の「島崎又玄(ゆ うげん)」のところに十日ほど逗留し、外宮の遷宮を 拝してこの句を詠みました。2013年04月20日の記事(神宮巡々)
【参考】
実はここからは本記事の本題。
【キタヰの妻】と外宮を目指して月夜見宮から外宮 北御門口へ通じる神路通を進み、
北御門口の手前へ到着。
右手に「お木曳き行事と山田」の説明板がある。
その内容を確認してみると、最後の行には
「たふとさに みなおしあひぬ 御遷宮 芭蕉」
と記されていた。
【 20130929 の記録 】