2013年04月28日(日) 内宮周辺の交通渋滞、緊急車両も大変(伊勢市) (徒歩)
松尾観音寺を後にして内宮を目指した。どのルートを選択するか? 少し迷ったが松尾観音前交差点から国道23号線に合流することにした。松尾観音寺の階段を下ると前方左手に細い急坂がある。両側に木々が生い茂る。
木漏れ日を楽しみながら下った。
車道に合流したら左へ進み、松尾観音前交差点へ・・・。歩道脇には多種類の花が植えられた花壇、思わず見とれてパチリ。これは誰のために植えられているのか? それにしてもこの狭いスペースがとても華やいでいた。
松尾観音前交差点を右折して国道23号線の歩道を歩いていたら藤を発見、振り返ってパチリ。
また、国道の中央分離帯には次の掲示板。「5月3日~5月5日」はパーク&バスライドだ。
【参考】
伊勢総合病院前交差点から国道23号線を離れ、伊勢病院の裏手を抜け御幸道路へ向かった。五十鈴川駅北交差点付近の案内板では内宮まであと2.5km。
とにかく端々と歩き、近鉄五十鈴川駅の前を通り過ぎて近鉄鳥羽線の高架付近へたどり着いた頃、
車道には車の列が・・・・。御幸道路でも渋滞の列がここまで延びていた。
月讀宮を過ぎた次の交差点(御幸道路が国道23号線と合流する中村町交差点の手前)では係員が案内板を掲げて一般車両を浦田駐車場へ誘導していたがほとんどの車が直進していた。
御幸道路が国道23号線と合流したあとも渋滞は・・・。歩道には多数の歩行者の列。どうも渋滞に巻き込まれた観光バスから降り、歩いて内宮へ向かっている様子だった。
私も浦田町交差点へ向かっていると後方から緊急車両(救急車)のサイレンが聞こえた。しかし、なかなか近づいてこない。どうしたんだと思い、丁度近くにあった歩道橋へ駆け上がってパチリ。
救急車が渋滞に巻き込まれていた。
この辺は二車線で、歩道寄りの路側帯もかなり幅が広いから通常であれば走行車両が左右によれば緊急車両は余裕で通過できるだろう。
ただし、現状では渋滞の長い列、しかも駐車場へ入る車の列が出きると二車線の道路に車が三列に並ぶ。するとどうなるだろう。今回は砕氷船が氷を割って進むようにゆっくりとではあるが前方へ抜けることができた。
ただ、今後はさらに参拝者の増加も見込まれ、自ずと車の数も増加する。緊急車両、特に救急車や消防車をいかに速やかに通過させることができるか? 現状でもはしご車など大型車両の通行は困難を極めるのではないだろうか? 住民の生命に関わる問題であり、行政には渋滞対策の第一課題として取り組んでいただきたい。まずは現状を把握するために、実地訓練でのシミュレーションも必要だろう。
救急車が通り過ぎた後、私は浦田町交差点で横断歩道を渡った。確かに歩いている人が多い。
内宮へ向かう途中、荒木田墓地でお参りしていると、先ほどの救急車が病院へ向かって行った。
観光による地域振興も重要であるが、何よりも住民の生活、生命が最優先されるべきであることを痛感、再認識させられる体験であった。
【 20130428 の記録 】
- 松尾観音寺の龍神庭園 のぼり龍(伊勢市楠部町)
- 内宮周辺の交通渋滞、緊急車両も大変(伊勢市)
- 俳祖守武神主墓所ほか(荒木田墓地)
- 内宮めぐり(お伊勢さん125社まいり)
→ 林崎文庫 一般公開(2013春)
→ 春季神楽祭 神宮舞楽(2013) - 内宮~(古市街道)~河崎~自宅
→ 御田祭(おみた)の準備完了?(猿田彦神社)