2013年07月28日(日) お白石持行事 古市からの内宮奉献 (徒歩)
第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 浦田からの内宮奉献 の見学に続き、古市を出発点として内宮へ向かう奉献団の活躍を見学するために牛谷坂から古市街道へ向かった。
浦田駐車場から浦田町 バスのりばの前を通り、
宇治浦田町交差点から猿田彦神社の先にある牛谷坂へ向かった。牛谷坂は傾斜が急なのでここを下る奉曳車の姿を見るのが楽しみだった。
この坂を急いで上ると河崎六ッ町が停止中だった。
【河崎六ッ町 牛谷坂にて】
桜木町の大きな常夜灯の前では踊りが披露されていた。
人混みの中に伊勢河崎商人館の西城さんの姿を見かけた。また、先日の河崎天王祭で見かけた方もチラホラ・・・。そして、突然に知り合いと対面。伊勢河崎商人館の古文書勉強会でお世話になっている先生、千枝さんだった。
休憩が終了すると奉曳は牛谷坂を降り始めた。
奉曳車はゆっくりと進んだ。
その後ろでは、
多数の人が綱を逆方向へ引いていた。
ここで河崎六ッ町を見送った。
【河崎南側 古市街道 桜木町にて】
牛谷坂を後にすると古市方向へ進んだ。すぐ近くで河崎南側が休憩中だった。
さらに進むとそろそろ動き始める状態となり
気合が入った木遣り唄が披露された。
木遣り一本が終了すると「エンヤー、エンヤー・・」の掛け声と共に綱が曳かれた。
「エンヤー、エンヤー・・・」
奉曳車の車軸からはチョークの粉が吐き出されていた。
奉曳車を見送るとこの左脇にある坂道を下り、桜が丘団地の中を通って先回りした。
そしてたどり着いた場所がこちら。先頭までは行けなかったが、奉曳車からはかなり前に移動できた。
もうすぐ大きな常夜灯がある休憩ポイントであるが、この辺で練りが繰り返された。
左右から綱を合わせて、
木遣りも挟み込んだ。
車を進めるため、木遣りは「エンヤー・・」と声をふり絞るが、
突然に・・・
練りが始まる。間一髪で脱出!
やっと奉曳車が到着。
それでも練りは繰り返された。これも奉曳車を曳く楽しみのひとつだ。
奉曳車が休憩ポイントへ到着すると
しばしの休憩となった。
私は再び古市街道を古市方向へ進んだ。
【河崎町旭通 古市街道 桜木町にて】
河崎町旭通の先導車を通り過ぎると
車の後方には綱の巻き取り機が待機していた。
かわいい子供たちを見ながらさらに進むと
道幅が狭い場所を奉曳車が通りすぎようとしていた。
「エンヤー、エンヤー・・・」
奉曳車が近づいてきた。
奉曳車の前、いや下には男性の姿。
左右と上方にも注意を払いながら奉曳車は進んだ。狭い場所だと梃子方の舵取りがとても重要だ。
河崎町旭通の奉曳車を見送ると
私はさらに古市方向へ進んだ。
すると右手では桜木町奉献団および桜が丘奉献団がお茶を振る舞っていた。
【神久社 古市街道 桜木町~三条前】
さらに進むと「神久社」の幟。
本格的な休憩の雰囲気だった。
巻き取られた綱は軽トラックの荷台に積まれていた。
奉曳車は三条前付近に停車していた。その前では子供木遣りが記念撮影。
奉曳車は整備されていた。
今日の見学はこの辺で・・・。では、また、
お白石持行事に関しては 有限会社 伊勢文化舎 が発行する『伊勢の今を伝える いせびとニュース 夏号(第11号)』に簡潔にかつ明解に紹介されている。幸いなことに本ニュースのPDF版が伊勢文化舎のホームページにて無料で提供されている。ぜひご覧ください。(感謝)
【参考】
また、お白石行事のスケジュールおよび本期間中の伊勢市内交通規制については伊勢市のホームページに掲載されている。
【参考】
- お白石持行事のページ (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事期間中の交通規制 (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事公式ホームページ (御遷宮対策委員会)
【 20130728 の記録 】
- お白石持行事 内宮奉献の陸曳出発点である浦田駐車場へ
- お白石持行事 内宮奉献(小木町箕曲団)
- お白石持行事 浦田からの内宮奉献
- お白石持行事 古市からの内宮奉献