大和三山回遊、その3(天香山神社~耳成山~近鉄 大和八木駅)

2012年08月15日(水) 大和三山回遊、その3(天香山神社~耳成山~近鉄 大和八木駅) (電車、徒歩)

今日は大和三山周遊、この記録は最終話で 大和三山回遊、その2(畝傍御陵前駅~香久山~天香山神社) に続き、天香山神社の前の坂道を下るところからスタート。

 

なお、利用したマップは、いつもお世話になっている近鉄のてくてくまっぷ-奈良19「大和三山回遊コース」だ。今回はほぼマップに忠実に歩いたので、マップとの対応は一目瞭然。

【参考】

 

天香山神社の前の坂道を下ると左手に池があり、その周囲を右に巻いて進むが、その池の表面が赤かった。

マップ(8985)の先の池

マップ(8985)の先の池

どうも小さな浮き草のようだ。

マップ(8985)の先の池

マップ(8985)の先の池

こんな記事に関連するのだろうか?

【参考】 調整池が真っ赤 絶滅危惧のアカウキクサ大量発生/佐賀のニュース :佐賀

マップ(8985)の先の池

マップ(8985)の先の池

池沿いの道路の先に祠が見えたので、お参り。

マップ(8985)の先の祠

マップ(8985)の先の祠

隣の建物の壁面に「天香久山周辺南浦出屋敷史蹟傳称案内略図」なるものが掲示されていた。

天香久山周辺南浦出屋敷史蹟傳称案内略図

天香久山周辺南浦出屋敷史蹟傳称案内略図

池を背に坂道を下った。その時、右をパチリ。

マップ(8848)ポイントの手前

マップ(8848)ポイントの手前

左をパチリ。立派な屋敷が多い。

マップ(8848)ポイントの手前

マップ(8848)ポイントの手前

 

坂を下ると左手に田んぼが開けていた。

マップ(8848)ポイント付近

マップ(8848)ポイント付近

マップに記された消火器と掲示板があるポイントで左折、

マップ(8848)ポイント

マップ(8848)ポイント

この方向へ直進だ。普通車は通れない田んぼ道だ。

マップ(8848)ポイント

マップ(8848)ポイント

 

車の心配もなく気楽に進むと左手にお寺の本堂の屋根らしいものが見えた。帰宅後に調べたところ興福寺だった。

興福寺(マップ(8848)ポイント付近から)

興福寺(マップ(8848)ポイント付近から)

 

さらに進むと左手には八釣山地蔵尊と天香久山埴安傳稱地道の石柱が建っていた。ここも寄り道せずに

八釣山地蔵尊と天香久山埴安傳稱地道の石柱

八釣山地蔵尊と天香久山埴安傳稱地道の石柱

直進すると畝尾都多本神社の道標があった。コースではこの道路を渡り、少し左の道を直進だ。

畝尾都多本神社の道標

畝尾都多本神社の道標

畝尾都多本神社まで0.1km、この100mで寄り道虫に負けてしまった。

10分で戻ると決めて、寄り道となった。水路の先の社叢、

畝尾都多本神社の社叢

畝尾都多本神社の社叢

社標を確認して、急ぎ足でお参りした。

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

とにかくパチリ、

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

参道へ向かいパチリ、

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

拝殿?もパチリ、

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

さらに一番奥の

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

八幡宮にお参りし、

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

お稲荷さんにも・・・

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

参道を戻る途中で、先ほどの拝殿?でもお参り。こちらの建物は何だろう?

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

側面からパチリ。本殿はあるのか?

畝尾都多本神社

畝尾都多本神社

寄り道時間に制限を設けたので、多くの疑問を残したまま、元のルートへ戻った。

 

橿原市木之本町の町名標を確認し、

木之本町(橿原市)の町名標

木之本町(橿原市)の町名標

さらに、橿原市高殿町の町名標を確認するとその先を右折した。

高殿町(橿原市)の町名標

高殿町(橿原市)の町名標

 

マップによるとこの辺に常夜燈が有るはずなのだが・・・、近辺を探したところ

マップ(9447)ポイント付近のはず?

マップ(9447)ポイント付近のはず?

無残な姿の常夜燈を発見。

破損した常夜燈、マップ(9447)ポイント付近

破損した常夜燈、マップ(9447)ポイント付近

マップのルートを探すため、うろうろして手間取ったが、最初の丁字路へ戻り、

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

民家の間を右左と繰り返して

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

藤原宮跡へ向かう道にたどり着けた。ここを進むと

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

マップ(9447)ポイント付近から大極殿跡へ

記念の石柱があり、その先は小公園になっていた。

マップ(9758)付近

マップ(9758)付近

公園の南側の蓮池では花を咲かせていたので、しばし休憩タイムとし、パチリ・・・

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

蓮池と公園をパチリ。

ハスの花(藤原宮跡)

ハスの花(藤原宮跡)

 

この近くには藤原宮跡の朝堂院東門の柱が再現されていた。

朝堂院東門(藤原宮跡)

朝堂院東門(藤原宮跡)

朝堂院東門(藤原宮跡)

朝堂院東門(藤原宮跡)

 

コースマップでは太極殿跡が強調されていたのでそちらへ向かうことにしたが、中心部分が発掘調査中で立入禁止となっていた。

発掘作業現場(藤原宮跡)

発掘作業現場(藤原宮跡)

 

そのため、大回りして大極殿院閤門へ進み、

大極殿院閤門(藤原宮跡)

大極殿院閤門(藤原宮跡)

その先の説明板、

特別史跡 藤原宮跡の説明板と大極殿跡

特別史跡 藤原宮跡の説明板と大極殿跡

特別史跡 藤原宮跡の説明板

特別史跡 藤原宮跡の説明板

さらには、大極殿跡へ向かった。そこには鴨公神社が祀られていた。

大極殿跡の鴨公神社(藤原宮跡)

大極殿跡の鴨公神社(藤原宮跡)

ただ、悲しいことに『持統天皇文武天皇藤原宮趾』の石柱は木の陰となり、かなり視認性は低くなっていた。

持統天皇文武天皇藤原宮趾の石柱

持統天皇文武天皇藤原宮趾の石柱

藤原宮跡はあまりにも広すぎて全景を収めることはできなかたので、これくらいをパチリ。

藤原宮跡

藤原宮跡

 

藤原宮跡の駐車場から出て、車道を渡るとその先には醍醐池が広がっている。

醍醐池

醍醐池

醍醐池のほとりにある歩道を進むと

醍醐池の畔の歩道

醍醐池の畔の歩道

池の角で左へ下り、石橋を渡ると右折だ。

マップ(10304)ポイント付近

マップ(10304)ポイント付近

水路に沿って歩き、前方に見える耳成山を目指した。

マップ(10304)ポイントの先

マップ(10304)ポイントの先

地道が舗装路に変わり、そのまま直進すると

マップ(10304)ポイントの先

マップ(10304)ポイントの先

JR桜井線の線路に突き当たりそうになったので、一つ前の交差点まで戻った。そこで、太神宮の常夜燈を発見(マップでは石燈篭望見の場所か?)したので、パチリ。

太神宮常夜燈、マップ(10648)ポイント付近

太神宮常夜燈、マップ(10648)ポイント付近

 

折り返して是信寺の脇を通り、

是信寺

是信寺

醍醐会館の前に出た。

醍醐会館

醍醐会館

 

JR桜井線の踏切を渡り、

踏切(JR桜井線)

踏切(JR桜井線)

直進すると次の交差点では耳成山が大きく見えた。もうすぐだ。

マップ(10971)ポイント、R165号

マップ(10971)ポイント、R165号

横断歩道を渡り、次の十字を右折、さらに橋本小児科がある十字路を左折すると耳成山がさらに大きくなった。

橋本小児科付近

橋本小児科付近

 

ここを直進し、さらに進むと耳成山公園へ出る。

耳成山の道標

耳成山の道標

池の畔を左へ巻くと

耳成山公園の池

耳成山公園の池

右手に次の道標が見えた。帰りは左、耳成山は右。

大和八木駅、耳成山の道標

大和八木駅、耳成山の道標

矢印に従って進むとここにも大和三山の説明板があった。

耳成山の説明板

耳成山の説明板

 

往路は直登ルートを選択し、階段の先の鳥居をくぐった。

耳無山山口神社の参道の鳥居

耳無山山口神社の参道の鳥居

扁額には耳無山山口神社と記されている。

耳無山山口神社の扁額

耳無山山口神社の扁額

坂道には常夜燈が立ち列んでいる。

耳無山山口神社への参道の常夜燈

耳無山山口神社への参道の常夜燈

最後の階段を登りきると

耳無山山口神社

耳無山山口神社

耳無山山口神社の境内となる。

耳無山山口神社

耳無山山口神社

手水舎の水盤には「耳成山口社 享保・・」の文字が認められた。「耳無」ではなく「耳成」・・・

耳無山山口神社

耳無山山口神社

 

参拝するためにさらに石段を上ると

耳無山山口神社

耳無山山口神社

その途中には、太神宮の常夜燈が建っている。

耳無山山口神社

耳無山山口神社

拝殿へ向かい、

耳無山山口神社

耳無山山口神社

お参りした。

耳無山山口神社

耳無山山口神社

耳無山山口神社

耳無山山口神社

耳無山山口神社

耳無山山口神社

由緒書きにここは八合目の記述が有り、ここが山頂では無いことが分かった。

耳無山山口神社

耳無山山口神社

山頂への道を探していたところ候補は二つ。

耳無山山口神社からの山道(左)

耳無山山口神社からの山道(左)

  1. この石階を上りきり、山頂への取り付きを探す。
  2. 左へ巻くルートを進む。

 

結局は、それらしいルート2.を選択した。結果はズバリ。そのルートは途中で緩やかな下りコースと分岐するが、一方は山頂へ向かっていた。山道の所々にて岩のゴツゴツした感触を靴裏で感じながら進むと

耳成山山頂への山道

耳成山山頂への山道

数分で山頂に到着した。

耳成山山頂付近

耳成山山頂付近

この辺が山頂で、

耳成山山頂

耳成山山頂

「明治天皇六演習御統監之地」の石柱があり

明治天皇六演習御統監之地

明治天皇六演習御統監之地

その先に二種類の山頂標が掛けられていた。

石柱と山頂標

耳成山山頂付近

簡素なタイプで「耳成山(140m)」、

耳成山山頂標

耳成山山頂標

もう一方は「耳成山頂上 海抜139.6m ・・・」

耳成山山頂標

耳成山山頂標

 

山頂を確認できたので、これで大和三山を回遊したことになる。後は近鉄 大和八木駅へ向かい帰路につくだけだ。帰路の選択肢として往路と同じコースも考えたが、電車の発車時刻(毎時50分過ぎ宇治山田行き急行または快速特急)には余裕があったので、緩やかに山麓を一周するコースを選択した。

緩やかの雰囲気のなかで、

耳成山山頂からの下り道

耳成山山頂からの下り道

猫は微睡んでいたが、カメラを向けたところカメラ目線になった。「おぬし、できるな!」

まどろむ猫(耳成山山頂からの下り道)

まどろむ猫(耳成山山頂からの下り道)

 

緩やかの一周が終わると往路の取り付きへ戻ってきた。

耳無山山口神社参道入口付近

耳無山山口神社参道入口付近

 

後は駅へ向かうだけ、近鉄の線路(架線)を左に見ながら進むが架線はなかなか近づいてこない。

耳成山から近鉄 大和八木駅

耳成山から近鉄 大和八木駅

結局、マップのルートとは一本北寄りにずれていたようだった。大和八木駅の直前で修正し、

近鉄 大和八木駅付近

近鉄 大和八木駅付近

大和八木駅へ到着した。いつもは駅のホームから見る光景を、駅の外で見るのは新鮮な体験だ。

近鉄 大和八木駅前

近鉄 大和八木駅前

この後は、ゆっくりと電車を待ち帰路についた。

 

【 20120815の記録 】

 

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