2012年08月04日(土) 風日祈祭(外宮) (車、徒歩)
昨年、夜間参拝の停止は午前4時までだったが、今年は午前5時までに延びてしまった。
外宮表参道の火除橋前へ到着したのは午前4時55分。まだ、参拝は停止中だった。
ただ、外宮での風日祈祭は午前5時から斎行されるため、
こちらへ向かう途中で参進の開始を告げる報鼓が鳴らされる音を聞いた。そろそろ、忌火屋殿の前庭にて修祓が執り行われていることだろう。
定刻の5時となり、火除橋が開放された。手水舎にて心身を清め、
第一鳥居から表参道を進むと第二鳥居の先、大庭の角には修祓を終えた参進の列が御正宮へ向かう途中だった。
参進の後に続こうかと思ったところ、大庭の四至神の前に案が置かれていた。また、忌火屋殿の方から別の参進が・・・
四至神の前にて待機し、後続の参進をパチリ。こちらは多賀宮、土宮、風宮へ運ばれる辛櫃の列だった。
辛櫃は別宮への参道へ消えていった。
私は四至神にお参りしてからパチリ。御正宮での祭典の後こちらでも祭典が斎行されるのだろうか?
大庭を後にすると御正宮へ向かった。すると、外玉垣内に神職の姿が見えなかった。風日祈祭は全祭員が瑞垣の内に入って執り行われていたのだ。二十分ほど外玉垣から御正殿の方を拝観していると「カツカツ」という音が聞こえ、しばらくすると再び「カツカツ」と聞こえた。これはもしかすると祝詞奏上の際の低頭の合図だったのだろうか?
その後、八開手の音が聞こえたので、八度拝八開手の光景を想像した。
ここまで、視界には見えない祭典の様子を音のみで想像しながら過ごしていると内玉垣南御門の御幌が上げられ、参進が再開された。
大宮司を先頭にした祭員は、外玉垣南御門、板垣南御門を出ると
まず、別宮遥拝所の前で二手に別れた。表参道を戻る列は四至神へ? メインの参進を注目していたため?。来年は表参道を戻る列に注目しよう。
メインの参進は多賀宮への石階の下で二手に別れ、大宮司を先頭とした列は石階を上り多賀宮へ、
他方の列は土宮へ向かった。
大麻が辛櫃から取り出され、正殿へ供された。
その後、祝詞奏上、八度拝八開手・・にて
祭典が終了すると
祭員は土宮を後にし
風宮へ移動した。
こちらでも、土宮と同様に祭典が斎行された。
八度拝、八開手の様子をパチリ・・・
風宮での祭典が終了すると多賀宮にて祭典を終えた退下の列が石階を下ってきた。
退下の列が風宮の前まで進むと両者は合流し
見事に一列となって斎館へ・・・
私は別宮等へのお参りを続けた。
まずは、多賀宮、
その後、下御井神社、土宮、その後、風宮にお参りした。
風宮のこのビューが最高にお気に入りだ。
その後、大庭を過ぎると左へ折れ、北御門参道へ。九丈殿をパチリ。
さらに、九丈殿と五丈殿をパチリ。
御酒殿を遥拝して、パチリ。
御厩の付近から北御門鳥居をパチリ。
度会国御神社等へお参りするために北御門参道から細い参道へ向かった。
まずは、参道脇の度会国御神社、大津神社を通り過ぎ、参道の突き当たりにある大楠の手前を左へ進むとフェンスが新しく張り替えられていた。
その先、上御井神社を遥拝する場所のフェンスもこの通り。
以前、この場所には有刺鉄線が張られ 、「入林禁止」の注意書きが貼られていた。この通り、
この後、大津神社、
度会国御神社にお参りしてから
北御門参道の火除橋を渡り、外宮を後にした。