2013年01月02日(水) お伊勢さん125社 外宮めぐり (車、徒歩)
今日の午前中、【キタヰの妻】は外宮での奉仕があるとのこと。車で送りがてらお伊勢さん125社 外宮めぐりを実施することにした。
元旦に外宮で斎行された歳旦祭を拝観することはできなかったので、これが初詣だ。
外宮の駐車場で【キタヰの妻】と別れ、私は北御門参道の手水舎で心身を清めると火除橋を渡った。
本来なら御正宮を目指すのだが、全くの自己都合(今後のめぐり順のため)で御厩の手前の細い参道へ入った。この先にはお伊勢さん125社である度会国御神社、大津神社がある。さらに突き当たりまで進むと上御井神社を遥拝できる。
参道を進み、大津神社の前を道なりに左方向へ。
突き当たりのフェンスの前で上御井神社を遥拝した。
来た参道を戻ると左手には、最初に大津神社、
続いて度会国御神社。順にお参りした。
その後、北御門参道へ戻り、鳥居をくぐるとその先右手、垣中に御酒殿、忌火屋殿がある。御酒殿はお伊勢さん125社のひとつだ、遥拝。
また、忌火屋殿の屋根からはうっすらと煙が出ていた。神様の食事を準備していたようで、そろそろ日別朝夕大御饌祭が斎行される様子だった。とは言っても多少は余裕がありそうだったので、四至神にお参りするため大庭まで進むと九丈殿に
多数の案と畳まれた鯨幕が置かれていた。
初詣のために臨時で大庭に設営された神札授与所と御神酒授与所の間から四至神をお参りした。
そろそろ日別朝夕大御饌祭のための参進が忌火屋殿前庭へ向かうために北御門参道を横切る時刻だ。忌火屋殿前まで戻ろうとすると多数の一升瓶が入ったケースを両手に持った男性が・・・。
御神酒として提供されたお酒なのだろう。ちらっとラベルが見えたが銘柄は様々のようだ。奉納された日本酒が御神酒として提供されるのだろうか?
この後、日別朝夕大御饌祭の参進を拝観してから神札授与所付近まで戻ってきた。
【参考】
参道には夜間参拝のために多数の提灯が準備されていた。ここにも、
ここにも・・・
そして、私はやっと御正宮(豊受大神宮)にお参りした。
お参り後に新御敷地を確認すると以前は屋根が見えていた四丈殿にも覆屋が設けられていた。
【参考】 屋根が露な状態の四丈殿は次の記録の下部に
この後、第一別宮である多賀宮への石階を登った。
多賀宮の新御敷地前の参道に横たわる寝地蔵石にはいつもと同様に賽銭が供えられていた。
多賀宮には参拝者の列ができていたので、私はこの場所からお参り。
先ほど登った石階を下り、左の谷筋へ進むと下御井神社がある。
こちらでもお参り。
この近くの木には昔ながらの電灯が取り付けられていた。これは提灯の代わりだろう。
下御井神社から戻ると左手に土宮。
こちらにもお参り。
続いて、外宮で私のお気に入りである風宮。
お参り。
御正宮の方へと戻る途中、御池をパチリ。
その先には、パワースポットとして有名になってしまった三ツ石。あいかわらず多数の人が手をかざしている。
(本来は、式年遷宮にて御装束神宝や奉仕員を祓い清める川原大祓が執り行われる祓所なんだけど、祓所にはパワーが蓄積されるのだろうか? 鈍感な私には?・・・)
そして、その右側、御白石が敷き詰められ、しめ縄が張られた場所が別宮遥拝所。
別宮遥拝所の先では、御正宮の板垣の横板が外されて臨時の出口が設営されている。
この臨時出口の開け方の詳細は、次の記事に。
【参考】
その後は来た参道とは異なる表参道を進んだ。神札授与所、神楽殿の前を通り、
第二鳥居をくぐるとその先左手には斎館の入口。斎館は祭典の奉仕員が忌み籠り、祭典に向けて参進(斎場へ向かう)を開始し、祭典を終えて退下(斎場から戻る)する場所。
続いて、第一鳥居をくぐると
視界が開ける。
右手、勾玉池側には今年斎行される第62回神宮式年遷宮を記念して創設されたせんぐう館。
休憩スペース(無料)である休憩舎からガラス越しにパチリ。
さらに、勾玉池の畔からもパチリ。
表参道の火除橋を渡ると
そこには元始祭の案内が掲げられていた。(元始祭はぜひ拝観しよう!)
表参道口から右手に続く
大型バス駐車場へ向かうと多数のバスが停車していた。
この後は、山田産土八社のひとつてある茜社(あこねやしろ)にお参りしてからお伊勢さん125社 外宮めぐりを続けた。
せんぐう館 大型バス駐車場の裏手にある茜社への参道へ入る前に参道脇から見えるせんぐう館をパチリ。
【参考】
茜社での初詣を終えると外宮から内宮を最短で結ぶ御木本道路へ出た。
次の交差点で、みやざきお花畑を右手に見ながら右斜め方向へ脇道へ。
この先、左手には旧豊宮崎文庫の表門があるが、現在は修理中だった。
【参考】
旧豊宮崎文庫の表門を過ぎるとすぐ右手に次の参道入口がある。
この参道を進むと右側の石段の上に度会大国玉比賣神社。
お参り。御扉の前には数枚の10円玉がお供えされていた。
この社殿の前から右斜め方向へ視線を振ると石垣の上に伊我理神社が見える。
来た参道へ下り、さらに奥へと進むと
石段の上には伊我理神社。ここには井中神社が同座されている。
お参りを終えて参道を戻ると、度会大国玉比賣神社の石段下付近で「火気に注意」の警告板をパチリ。
森林国営保険って?
【参考】
さらにその先、車道に近づくと手水石、さすがにこの手水は口にはできないな。
外宮々域を後にすると、宮域に沿った石垣と水路を右に見ながら歩いた。
道なりに進むと水路から湿地(多分以前は神宮の山末神社御料田だったのだろう)へ代わり、その先右手に山末神社の社叢が見える。
山末神社への参道を進むと社標の先に鳥居と玉垣・・。この鳥居は石垣と非常に近接している。
参拝を終えて参道から車道へ戻ると定札の先に田上大水神社の社叢(古墳といわれている)が見える。
社域を出て振り返ると参道の入口はこんな感じ。
先ほど見た社叢を目指して進むと朝川に架かる朝川橋の手前を
左へ進んだ。
石階を上ると
丘の上に田上大水神社、田上大水御前神社。
ひとつの玉垣の中に社殿が二宇、しかも一方が南面、他方が東面している。125社の中でこんなレイアウトは他にはない?
玉垣に沿って裏手へ回ると
そこには大樹の根元に御白石が敷かれていた。ここは古墳?
お参りを終えて石階を下ると目の前には「ぎゅーとら」が見える。
ここから御木本道路へ出て、外宮方向(左)へ進むと丸万タクシーの辺りで観光バスがハザードをたいて乗客を降ろしていた。
さらに進むとその前には、観光バス、観光バス・・・・ それぞれから乗客が降りてくると添乗員に先導されて外宮方向への行列となった。
道路の反対側へ移動してパチリ、
パチリ。かなりの参拝者だ。お昼に近づくと参拝者がどんどん増加・・・
外宮前のバスのりばでは、
外宮ー内宮を連絡する臨時バスが運行され、特別なのりばが準備されていた。長蛇の列。
私は外宮の表参道口を背にし、伊勢市駅へと続く
外宮参道を進んだ。
伊勢市駅へ到着すると
現在再開発中の伊勢市駅前を確認した。大晦日には暗闇の中での報告だったので改めて・・・
【参考】
伊勢市駅前を後にすると月夜見宮へ向かった。
月夜見宮、
その右手にある高河原神社にお参りした。
大晦日には暗闇で余りよく見えなかった宿衛屋。
【参考】
新しくなった様子をパチリ。
玄関もパチリ。
さらに、崇敬者により活けられる生花もパチリ。月夜見宮はいつも生花が美しい。
そして、月夜見宮を出ると
月夜見宮から外宮へと続く神路通(かみじどおり)を進むと右手には多数の車。
伊勢市立厚生小学校の校庭で臨時駐車場になっている。ここも満車に近いので外宮の駐車場はかなり混雑しているだろう。
そんなことを考えて歩いていると神路通の説明板が新しくなっているのを発見。
そしてたどり着いたのは外宮の北御門参道口。これで元に戻ってきた。
ちょうど12時、奉仕を終えた【キタヰの妻】と帰宅した。
【 20130102 の記録 】
- お伊勢さん125社 外宮めぐり
→ 日別朝夕大御饌祭
→ 茜社(伊勢市豊川町)
→ 修復中の表門(国史跡 旧豊宮崎文庫)
→ 再開発中の伊勢市駅前と解体中のJOY CITY