2011年07月02日(土) 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第7回外宮19社) (徒歩)
今日は近鉄 お伊勢さん125社めぐりの日、しかし午後から出勤だ。運良く外宮めぐりなので何とか午前中には回れそうなコースである。
とにかく、写真を撮る枚数を控え、急ぎ足(または、ジョグ)で巡ることとした。そんな逸る気持ちが影響したのだろう。スタート地点である宇治山田駅へ到着したのは8時30分だった。近鉄の方がテーブルを並べ始めていたが、受付開始は9時半か少し前とのこと。
宇治山田駅で待っていても時間が無駄になるので、倭姫宮への参拝を済ませ、倭姫宮から宇治山田駅へのルートを予め踏んでおこうと決めた。
早速、宇治山田駅を飛び出し、御幸道路で倭姫宮へ向かった。宇治山田駅付近では近鉄ハイキングの赤い矢印シールを多数見かけた。が、御幸道路では後ろを振り返りながら歩いたが発見することはできなかった。そこで、まずはこの道標をパチリ。
歩道をパチリ。この辺は二見街道入口交差点を過ぎて、左前方に伊勢消防署が見える位置だ。
次の交差点で道路を渡り、御幸道路から外れた側道を進むと「皇大神宮 別宮 倭姫命参道」の標石がある。
緩やかな坂道を進むと、右手に神宮美術館、左手に神宮農業館、さらには左手に神宮徴古館があり、
その先右手には倭姫宮の裏参道への鳥居が。まずは鳥居をくぐり、
宿衛屋の前を通ると突き当たりに手水舎があるので、心身を清めてから倭姫宮へ参拝した。パチリ。
パチリ。
参拝を終えて、参道へ戻ると清掃されているおじさんから「参道の真ん中は通ってはいけない」旨の説明があった。と言うより注意を受けたのか? 私としては正中を通っている意識はなかったが、知らず知らずの間に通っていたのだろう。注意しよう。
ちなみに、落ち葉を参道の中央に集めているのは、正中を通らないように注意を促すためのサインのようだ。(お疲れさまです。)
参拝後は表参道を戻ってきた。
神苑会碑の前を左へ戻り、
神宮徴古館の前を通過し、
先ほどの坂道の参道を下った。この辺は今回のコースの宇治山田駅までのルートになる。心して歩こう。
まずは、御幸道路と合流し、
直進するとこの道路標識が目に入る。
すると、二見街道入口交差点となる。
さらに直進すると、伊勢郵便局を左に。(次の写真は振り返ってパチリ)
その先には錦水橋東詰交差点がある。
錦水橋を渡ると、次の交差点は右折だ。
この路地を入り、左折、右折、左折、右折を繰り返すと宇治山田駅へ到着する。
宇治山田駅へ戻ってきたのは、9時6分。これだけの人が列んでいたが、受付はまだ始まっていなかった。
宇治山田駅構内の天井を見上げると、ここも節電だ。
しばらくすると、受付開始。私は次のコースマップを受け取ると
宇治山田駅を飛び出した。
まずは、宇治山田駅前の信号が赤となり、足止めとなった。
信号が青に変わると弾かれるように、まずはジョグで月夜見宮まで。 ただし、途中で、パチリ、パチリ・・
コースマップでは本町1交差点は右側へ迂回となっている。そうか、この交差点には横断歩道がないんだ。
コースマップに従い伊勢市駅西交差点で渡って
月夜見宮へ向かうと、途中で右側に次の石柱が。世古の石柱。
ふと、伊勢の世古調査が中途半端になっていることを思い出した。再度計画しよう。
そんなこを考えていると、月夜見宮へ到着した。
手水舎で心身を清めた後、月夜見宮に参拝。
続いて、月夜見宮の右奥に御座す高河原神社に参拝。
今日は急ぎのめぐりなので、あまりゆっくりとしていられない。参拝を済ませると月夜見宮を後にした。
鳥居の先にまっすぐ続く神路通を急ぐと、
ほどなく、この道標がある。
次は外宮内のめぐりだ。手水舎で心身を清め、火除橋を渡り、北御門参道を進むと
20~30m先に右へ折れる細い参道がある。まずはここを右折して上御井神社の遥拝へ向かった。その途中でパチリ。
この参道をひたすら道なりに先へ(巨大な楠の辺りで左へ)進むと入林禁止の柵へたどり着く。ここで、上御井神社を遥拝した。
来た道を戻ると最初に、大津神社、
続いて、度会国御神社。順次参拝した。
北御門参道へ戻り、御厩の前で振り返ってパチリ。近鉄の担当者の方が道案内。(お疲れ様)
北御門参道を進むと右手の垣の中には、御酒殿と忌火屋殿。
125社のひとつである御酒殿を遥拝した。
さらに進み表参道へ合流。表参道から大庭を望むと九丈殿の前に榊が立つ石畳がある。ここが四至神(みやのめぐりのかみ)だ。こちらでも参拝した。
続いて御正宮へ。板垣の各柱には榊が・・・・
御正宮に参拝後、パチリ。(鳥居の中は撮影禁止)
別宮に参拝するため、別宮への参道を進むと、
私のお気に入りである風宮のこのビュー。パチリ。見入ってしまう。 だめだめ、今日はゆっくりしていられない。
前方の石階を上り、多賀宮へ。参拝。
多賀宮からの石階まっすぐ下ると左手への参道がある。暗い谷筋への小径だ。
その先には下御井神社。こちらにも参拝。
下御井神社から先ほどの小径を戻ると左手に土宮。
先ほどの風宮。順次参拝した。
御正宮の前、川原祓所へ戻ると、三ツ石でパワーを授かろうとする人が跡を絶たない。
私は表参道を戻り、第二鳥居へ。
ここで振り返り、神札授与所をパチリ。
第二鳥居、第一鳥居をくぐり、火除橋に着いたところで振り返ってパチリ。前方では団体客が清盛楠のいわれを説明を受けていた。
衛士表見張所付近でもパチリ。
衛士表見張所の後ろでは、式年遷宮記念 せんぐう館の建設が進んでいる。外観がかなり仕上がってきた。
【詳細】 式年遷宮記念 せんぐう館(建設中) 20110702
外宮を後にして、
御木本道路を内宮方面へ向かって進むと「みやざきお花畑」がある。
ここで、御木本道路を離れ、右手の道路を進むと
左側に、「史跡 旧豊宮崎文庫」があり、
その向かいに「定」の高札が見える。ここが度会大国玉比賣神社への入口だ。
参道は薄暗い。参道の途中、右手には石階の上に度会大国玉比賣神社が。参拝。
さらに参道を奥へ進むと、石階を上った右側に伊我理神社(井中神社を同座)。参拝。
度会大国玉比賣神社の社域から出る場所には近鉄の担当者が。(お疲れ様)
外宮の宮域に沿って大きく蛇行しながら進むと
前方に山末神社の社叢が見えてくる。
道路を横断すると山末神社の社殿が見えるが、社殿は左を向いている。鳥居と石垣の間がかなり狭い。実際に鳥居をくぐって参拝すればその狭さがよく分かる。参拝。
山末神社の社域の入口にも近鉄の担当者が。(お疲れ様)
左手に御用材置き場だろうか?、広い土地をフェンスに沿って左へ巻いて行くと
前方には田上大水神社の社叢が見える。
田上大水神社の石階を上ると、
社標には、田上大水神社と田上大水御前神社の名がある。ちなみに御垣内の左側の社殿は田上大水御前神社だ。御垣内で社殿が直行している。珍しいパターンだ。
この実は? 多数落ちていた。
田上大水神社の社域の外には近鉄の職員はいなかった。ここはほとんど車が通らないからだろう。
ここからは倭姫宮まで急ぎ足だ。ただし今10時半頃なので午前中にめぐりを終える予定は達成できるだろう。
しばらくは、コースマップを確認しながら矢印に従って進んだ。
ゴミ集積所の先を折り返すように坂を上るとその先には大林寺がある。
油屋騒動で有名な「比翼塚」をパチリ。
大林寺を後にした。
古市街道へ出て、左折するとこの光景だ。古市の文字が多数。郵便局、バス停、お店の看板など。ここが古市街道の「古市」だ。
古市から倭姫宮へ向かうと
市営庭球場の案内標識を過ぎ、
その先に大鳥居が見えてくる。御幸道路の大鳥居だ。
歩道を下ると、
右手には御幸道路の案内標識。左折で神宮徴古館、神宮美術館だ。
倭姫宮交差点まで下ると右手には神宮文庫への黒門(旧 御師 福島みさき太夫邸門)が見える。
ここは左、目の前に古市へ二町の道標だ。その先左が
倭姫宮の表参道だ。この鳥居をくぐるのは今日2度目で1回目とは逆行だ。
影を見ると先ほどの訪問よりも太陽の位置がかなり高くなっているのが分かる。
本日、2度目の参拝を終えて裏参道を歩いていて、途中振り返ってパチリ。手水舎に後続のハイカーだ。
私は、鳥居をくぐると。
左折して倭姫命参道を下ると
今日のめぐりは終了となった。(ここから宇治山田駅へのルートは既に踏破済み)
【 20110702の記録 】
- 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第7回外宮19社)
- 式年遷宮記念 せんぐう館(建設中)20110702