2013年02月09日(土) 御頭神事禊斎の場(高向大社) (車、徒歩)
2月の第二土曜日には伊勢市御薗町高向にて御頭神事が斎行される。
ただし、今年は伊勢市村松町にて御頭神事を拝観することを心に決めていたので高向大社には寄らずに宮川を渡ろうとした。ところが、度会大橋よりも上流側にある豊浜大橋を渡ろうとして、ふと記憶が蘇った。それは御頭神事禊斎の場・・・。
なぜ、この場所が思いついたか? 過去の記録を検索してみると 2010年10月10日(日)に訪れていた。
【参考】 宮川・磯の渡し (神宮巡々)
ただ、恥ずかしながらその頃は高向の御頭神事、いや御頭神事すら知らなかった私だった。そのため、この場を訪れて説明板を目にしたとしてもその内容が頭に残っていなかったのだろう。
話を戻すと、その場所は宮川の右岸、豊浜大橋(赤色の橋)の下流側にある。いつもの寄り道虫が疼いてしまった。村松町の宇氣比神社へは10時前に到着する予定で時間には余裕があったため、堤防道路から河川敷へ下り高向大社の御頭神事禊斎の場へ立ち寄った。
こちらだ。
その隣には、次の説明板が建てられている。
そしてその最後には、
従来禊斎(けっさい)は、浜行きと称し、二見ヶ浦にて行われていましたが、本年より、この地で行うようになった。
平成八年十二月 高向大社
とある。
『えっ!』 そうすると 高向大社の二見浦禊齋 無垢鹽草(伊勢市御薗町) にて記述した、「二見浦での禊斎」は現在では行われていないのだろうか? すると「二見浦禊齋 無垢鹽草」は禊斎とは別に授与していただいているのか? 先の記事を書く際に参考にしたのは (高向大社)御頭神事奉祭次第記 曽野 洋 著 で昭和56年に発行されたものだから、宮川の畔に建つこの説明板の説明が現実に近いと思われる。ただ、平成8年以降に禊斎の場を元(二見浦)に戻したことも否定できない。
‥・ 疑問に、疑問が重なり、私の頭は???な状態だ。
こうなったら、高向大社にて祭典が斎行される日に社務所で直接伺うしかない。TODO記録に追加。
上述の通り、今年は高向大社の御頭神事を拝観できなかったので、昨年および一昨年の記録のリンクを以下に、
【 20120211御頭神事(高向大社)の記録 】
- 御頭神事(高向大社) – ボンドにて (2012)
- 御頭神事(高向大社) – 積木(ツムギ)祭場と「おわけ」 (2012)
- 御頭神事(高向大社) – 打祭り (2012)
- 御頭神事(高向大社) – 切り祓い、おかた踊り、挨拶、万歳三唱 (2012)
【 20110212御頭神事(高向大社)の記録 】
- 御頭神事(高向大社)へ向かう
- 御頭神事(高向大社)- 御頭衣装着付け他
- 御頭神事(高向大社)- 祭典
- 御頭神事(高向大社)- 日和見、七起こし舞奉納
- 御頭神事(高向大社)- 小殿社拝礼、布久目物
- 御頭神事(高向大社)- 祷屋にて
- 御頭神事(高向大社)- ボンドにて
- 御頭神事(高向大社)- 打祭り
- 御頭神事(高向大社)- 切り祓い