2010年02月06日(土) 田丸めぐり、小俣めぐり(徒歩、電車、徒歩、電車、徒歩)
今日は田丸めぐりであったが、田丸駅に近い狭田国生神社(摂社)にも足を伸ばした。ここは小俣めぐりに分類されている神社だ。
自宅から徒歩で伊勢市駅へ向かい、8時52分発のJR参宮線で田丸駅に到着した。田丸駅の出口は北側の一カ所だけなので、駅内の架橋をわたり下りホームから改札を抜けた。ここの駅舎は古き良き雰囲気を残している。木製の正面扉からは隙間風が入ってくる感じである。無人駅が多い中ここには駅員さんがいた。
駅舎を出ると駅前にはロータリーが整備されているが、飲食店など商店は見当たらない。進路を右手に取り、町並みを進むと外城田川が見えてくる。橋を渡り左に曲がり次の橋を渡り返してしばらくすると左手に、狭田国生神社(摂社)があった。
狭田国生神社から田丸城跡に向かった。初めての訪問であったがこんな立派な城跡だとは思っていなかった。今度じっくり回ってみよう。
田丸城跡を右に巻いて行くと突き当たりに田丸神社がある。田丸神社に参拝し、坂手国生神社(摂社)へ向かった。玉城ICへ向かう道路と交差するが、これを横断して1km行くと左手に踏切、右手にタバコ屋らしき建物がある交差点にたどり着いた。右に曲がると常夜灯があり、さらに進むと右手に池が見え、その左手に坂手国生神社が現れます。
坂手国生神社は緩やかな坂の先にある。入り口には禁殺生と彫られた石が建っている。坂を上って行くと掃除している方がいた。「おはようございます。」と挨拶し、神殿まで進んだ。参拝後、戻る途中で先ほどの方に話を伺った。「式年遷宮に合わせて、この社も遷宮されるのですか?」と質問したところ、「社を移すことはなく同じ場所に建て直す。その間、神様には隣の敷地に座していただく。」とのことだった。20年に1度の行事だからすべてを正確に把握するのは大変なことだ。摂社、末社の遷宮に付いても調べたい。
坂手国生神社を後にし、踏切を渡り道なりに進む、耕地整備された広大な畑の中では強風で吹き飛ばされそうになった。1kmほど進み、水路の脇を通り、田宮寺神社にたどり着いた。この神社の前には田宮寺がある。このあたりには民家が集まっているが回りは田畑だらけである。パナソニック電工の脇の道路を勝田の交差点まで行った。勝田の交差点は少し変則で十字路の細い路地があり、実際は五叉路になっている。この細い道を道なりに行くと左手に社叢が見えてきた。ここが鴨下神社(末社)である。
鴨下神社を後にし、ふれあい農園の脇をとおり次の交差点を左折し、しばらく行くと右手に広瀬精工がある。右手にある細い道を下って行くと右手に社叢がある。歩くことに一生懸命になっていたためか、この神社の印象を覚えていない。
あとはひたすら畑が広がる中を強風にあおられながら歩き続けた。やっとたどり着いたのが小社神社(末社)であり、畑の中にぽつんとある。社域にはいると外の風が嘘のようであった。
小社神社から出ると風に飛ばされそうになった。風に耐えながら田丸駅までたどり着いたが次の列車が出るまで1時間以上あったので、駅周辺を散策した。線路の南側の通りに肉屋があり、揚げ物のいい匂いが漂っていた。お昼前で空腹であったので、コロッケを2つ買い、その場で食べた。揚げたてでおいしかった。ごちそうさま。
田丸駅から伊勢市駅まで列車に揺られながら、今日のめぐりを回想したが強風の光景が思い出された。伊勢市駅に到着後、遅いお昼を食べるため自宅へと急いだ。