2010年04月25日(日) 磯部、鳥羽めぐり(車)
自転車で回る予定であったが、鵜方にて所用が発生したため、そのついでに車で回ってきた。今回コンパスを持参するのを忘れたため、再度自転車で回る予定。
まずは、近鉄磯部駅から出発だ。磯部にはスペイン村があるだけあって、駅舎は西洋風である。
駅前のロータリーを出て左を向くとこの風景。
その先の信号を右へ曲がると、その先には佐美長神社(伊雑宮の所管社)がある。
社叢の下に鳥居が見える。
交差点を直進すると右手に佐美長神社がある。先は行き止まりなので、Uターンしてから社域の脇に車を駐めた。周囲の住宅の方への配慮が必要だ。
鳥居をくぐり石段を上がる。
石段を上がりきるとひろ広い空間が開ける。その左手奥には佐美長神社、さらに正面には佐美長御前神社四社(伊雑宮の所管社)が御座す。
佐美長神社の御垣は社殿と比較すると横幅が広い。賽銭箱がやけに新しく、別物のようであった。
佐美長御前神社四社は地面より2段ほど高い位置にあり、四社の形状、大きさは同等であるようだった。
佐美長神社を後にし、目の前の交差点左折した。感応式の信号機で青になるまでかなり待った。
橋を越え、T字路を直進して暫くすると、伊雑宮の標識が現れる。ここを左折する。
すぐ左手には、神宮御料田が広がる。
毎年、6月24日には御田植式が執り行われる。
ここにある鳥居も、神宮神田のものと同様で、皮が残されている。
この柱はなんだろう?
伊雑宮の駐車場に車を駐めて、隣にある伊雑宮(別宮)へと向かった。
鳥居をくぐって右手には宿衛屋が、左手には衛士見張所、その奥には手水舎がある。
手水舎で心身を清めてから、参道を奥へと進んだ。
参道の奥に伊雑宮が御座す。
正式な漢字はこの様に、「伊雜宮」である。
左隣には新御敷地があり、遷宮を待っている。
社殿の石垣にも植物が自然な感じが育っており、人工物と自然との共生が感じられる。
参拝を終え、宿衛屋のところまで戻ってくると、根本が立派な大木に出会える。パワーをもらえそうだ。
今日は車なので、伊雑宮を出ると、R167号線を鳥羽方面へと急いだ。近鉄志摩赤崎駅を過ぎて左へ直角に曲がると、左手に赤崎神社(摂社)がある。道路脇のスペースにしばし駐車させてもらい、急いで参拝した。
石段の下には、二種類の石標が立っている。
石段を上ると、さらに右手に石段が続く。
ここが赤崎神社、6月22日には赤崎祭(別名、ゆかたまつり)が開催されるそうだが、ここで目を閉じるとその光景が現実のように感じられ、さらには静かな社域に人々の喧騒が聞こえてくる。
これは、賽銭箱なのだろうか? 本当に箱だ。
今日は、ここを最終として帰宅した。