2010年05月15日(土) 倭姫宮、神宮徴古館ほか (自転車)
今日は前回社殿の向きを測り忘れた倭姫宮へ参拝し、神宮徴古館を見学することにした。
この時期は枯葉が多いので、清掃も大変だ。
例大祭の賑わいは嘘のように思える。私一人である。ひとりの寂しさよりも独り占めできるうれしさがある。これも125社めぐりの醍醐味である。
社殿は完璧に南面している。
久しぶりの徴古館だ。わたしはなぜか特別参宮章を持っているので、提示するだけで無料で入れる。2016年まで利用できるのでたびたび訪問しよう。
伊勢二見鳥羽周遊バス(CANばす)が徴古館前を通過して行った。
この後、神宮徴古館に入り、1時間以上展示物に見入っていた。興味深い資料が多かったが、撮影できないので、次回スケッチブックを持参しようと思った。徴古館に長居してしまったため、農業館や神宮美術館は次回以降にした。
徴古館で他の展示等のパンフレットを見ていたら、皇學館大学に佐川記念神道博物館があることを知った。観覧料は無料である。是非行ってみよう。
徴古館を後にし、隠岡遺跡を見に行くために倭町へ向かった。坂を上ると左手に石標が目に入った。倭姫命御陵。
思わず、自転車を駐めて、坂を上った。
右手には、コンクリート柵のなかに宇治山田陵墓参考地と書かれた立札があった。ここが倭姫命の御陵だろう。そう言えばここは「倭」町だ。
直進すると鳥居の奥には金刀比羅神社がある。
神社の左隣には社務所があり、さらにその奥には子育て地蔵がある。
金刀比羅神社を後にして坂を下ってくると、ほぼ正面に、隠岡遺跡公園の看板は見える。
ここを右折し坂を上ると右手に竪穴式住居が見える。
伊勢市街を見渡せる。市街を見渡すことはあまりないな。最近では朝熊山から見たぐらいかな。
隠岡遺跡で古代妄想してから、古市街道へと向かった。虎尾山へ行ってみようと間の山の坂を下った。
下り切ったところには、お杉とお玉の石碑があった。
このあと、映画「半分の月がのぼる空」で話題になった虎尾山(砲台山)を探したが見つけられなかった。次回は行き方を調べてから訪問しようと心に誓い、今日は退散した。