2010年05月16日(日) 外城田めぐり (自転車)
前回の外城田めぐりはJRと徒歩であった。どうしても鴨神社まで自転車(MTB)で行ってみたいとの思いが今日実現した。まずは外城田めぐりの起点であるJR外城田駅まで自転車を走らせた。
小俣のピアゴの横を通り、とにかくまっすぐ走り、突き当たりを左折して田丸神社の前を走ってきた。さらにJRの線路と並走すると、坂手国生神社(右折で)へ向かう交差点に着いた。ここは直進だ。
直進して数十m進むと、左手に線路の下に流れる水路を発見した。数十cmであるが、線路の下は空気である。こんな線路初めて見たよ。
さらに進むと田園風景が広がる。前回のめぐりでは、このあたりは畑なのかと思ったが、実際は水田であった。
快速みえが走ってきたのでパチリ。近づいてくると思わずシャッターを押してしまうものだ。
やっと、JR外城田駅についた。ここからが新たな出発である。
遠方左手には御船神社の社叢が見えている。あそこが最初の目的地だ。
御船神社へ向かう途中、水田のなかに朽羅神社が見える。こちらは2番目の目的地だ。
御船神社の近くまでくると、農業用水の流れの強さに驚いた。堰き止められた水が堰の下部から高速に流れ出していた。
ほどなく、御船神社(摂社)に到着した。ここには牟弥乃神社(末社)が同座されている。
ここの常夜灯は立派だ。
前回気づかなかったが、常夜灯の裏側には石段がある。火を灯すために準備されているのだろう。
社殿の向きを測るために来たが、おばあちゃんに付き添われて参拝に来ていた子供たち(女の子二人)に気を取られていたら測ることを忘れていた。気づいたのは朽羅神社に到着してからであった。
御船神社の参道は正面の石段だけではなかった。社殿に向かって右側にも民家に通じる参道があった。
御船神社を出て、今回はいきなり水田に囲まれた農道へと下りて行った。
1本間違えて行き過ぎたが、朽羅神社(摂社)へ向かう本来の道へ戻ってきた。
落ち葉が多く、社殿にも落ち葉が溜まっていた。
なお、社殿はほぼ南面している。
原の交差点を通過し、津布良神社へ先を急いだ。
津布良神社(末社)の社叢はなかなか雰囲気がよい。
階段の下に自転車をおいて、歩いて行った。
以前発見した祠も健在である。
参道には草が生い茂り、季節の変化を感じさせてくれる。
この社域は広く、自由にレイアウトできそうだが、この社殿は南面ではなく、南西を向いている。
今回は山田禅師の前を通り、鴨神社へ向かう林道の入口に到着した。林道の入口にはローブが掛けられているが、自転車は問題なく通過できた。林道を軽快に進んだ。徒歩と違い、自転車はとても速い。
伊勢自動車道のトンネルを抜けてからは、山登りであった。急坂と浮石があるガレ場以外は自転車で上った。MTBは強力(協力)である。上りの途中、走り下ってくるトレイルランナーとすれ違った。どこから登ってきたのだろう。
ほぼ登りきると前回道が荒れていた氷室洞くつ(左)と鴨神社(右)への分岐へたどり着いた。鴨神社への道も多少は改善されているようだ。
今回は氷室洞くつを見るために、鴨神社の脇(多分、ここは社域でないと思われる場所)に自転車をおいた。ここでもトレイルランナーに会った。「どこから上がって来たのか?」と聞いたところ、「アスピア玉城から女鬼峠を越えてきた。2時間ぐらい経っているかな。これからアスピア玉城へ戻る。」とのことであった。わたしもトレイルランイングには興味があるが、彼らの走りを見ているととてもついて行けそうもない。
登山道に横たわる倒木を3本乗り越えて水が流れる斜面を上ってゆくと数分で氷室洞くつに到着した。
思ったよりも小さかった。直径40〜50cmの穴が開いており、
内部はこんな感じである。
周囲は湿潤なため、木の根元付近は緑色である。
自転車の置き場まで戻ってきたので、本来のめぐりの続きだ。
鴨神社(摂社)の社域へ足を踏み入れた。
神々しい雰囲気である。
ここも社殿は完璧に南面している。
反対側にある定の立札まで参道を戻ると、途中には大きな枝が垂れ下がり、地面は苔むしている。ここはほとんど踏まれていない感じだ。
鴨神社を裏から見るとこんな・・・
周りには折れ木が多い。強風で煽られたのだろうか。
鴨神社への上りは大変であったが、下りは楽である。浮石に前輪を取られないように気を付けながら、リアブレーキだけで駆け下りてきた。なるべく山道を痛めないように気を付けながらも軽快に下りてきた。楽しい。
林道をに抜け、山神公民館を過ぎると、左手に土塀と高木の取り合わせでパチリ。
今日は自宅で昼ごはんを食べるつもりなので、おにぎりを持参していなかった。お昼が近づいてきたので先を急いだ。
この風景を現れたら、その先の林の中に田乃家神社(摂社)が御座す。ここには田乃家御前神社が同座されている。
社殿はほぼ南面している。
ここにも2本目の参道がある。
蚊野神社(摂社)には蚊野御前神社(摂社)が同座されている。
社殿はほぼ南面している。
蚊野神社をあとに、水田の間をJRの踏切に見かって走ると、真正面に棒原神社(摂社)の社叢が見える。この社叢は背が高い。
社殿はほぼ南面している。
お昼が近づいてきたので、急いで帰路に着いた。
田丸神社を過ぎてから次のような地蔵(川田地蔵)が目に入ったので、見学した。道路の拡幅工事の途中にこの地蔵がある用だ。どうなるのだろう。
お腹が空いてきたので、急いで漕いでいると、リアから異音がしてきた。数回に1度の割合でチェーンが別のギアにかかりそうになっているようだった。今日に限ってドライバーを置いてきたので騙し騙し走らせた。鴨神社への上り下りに耐えられなかったのだろうか?
かんばれ!MTB! 帰宅後には十分に労ってあげた。異音もなくなったし、逆に調子良くなった。