2010年07月10日(土) 加努弥神社ほか (ジョギング)
まだ社殿の向きの測定が済んでいない神社がいくつかある。五十鈴川めぐりでは加努弥神社、この神社は石神なので社殿は存在しないが、御垣があるのでその向きを測るため、今日は走った。家を出て30分弱で加努弥神社(末社)に到着した。
社叢の脇を入ると定の立札と石標がある。
御垣はほぼ南面している。
これが石神さま。初めてここを訪れたとき強風のためか扉が全開となっていて、この姿が真っ正面から見えていたことを思い出した。何ヶ月前だったろうか?
正面には田園が広がっている。
せっかくここまで着たので、このまま引き返すのはもったいないと思い、朝熊神社方面へと足を伸ばした。と言っても10分ほどだ。
五十鈴川までまっすぐに農道を走り、堤防から堀割橋を渡り、対岸にある鏡宮神社へと向かった。
鏡宮神社への階段を下りると、「がさがさ、がさがさ」と音がした。辺りを見回すと多数のカニが動き回っている。歓迎されているのか、警戒されているのか?
両側に流れる川(左手に五十鈴川、右手に朝熊川)を感じながら、参道を進んだ。
昨日の大雨が嘘のように、今日は晴天で、日差しが強まってきた。
今日は川の水位はかなり下がっている。
社殿の右手奥へと進み、
虎石に参拝した。
川の水が引いていて、岸辺を散策できたので、ジョギングシューズを泥だらけにしながら散策した。
上流方面は、
下流は、左手から流れてくる五十鈴川に合流する。
参道を戻り、鏡宮神社を後にする。よくよく見ると11段も下がっているのだ。大雨と満潮が重なるとこの場所は川の水で被われてしまうのだろうか?
さあ、次は朝熊神社だ。
人が対向できないほどの幅の狭い橋で朝熊川を渡るとすぐ近くに朝熊神社がある。
石段を上り始めると、ここでも何かの気配を感じる。
「カニ、カニ、カニ・・・・・・・・・・・・・・・・・」 数えきれないほど多い。1cmほどの小さなものもいる。
石段に小さな穴があいていて、カニが潜り込んでゆく。
こんな上にまでカニがいるのだ。
朝熊神社に参拝してから、朝熊御前神社に参拝した。
参拝後、御垣の扉の上に何かが・・・ 「おう、 煙が出ている? いや蒸気だ。」 昨日の大雨で気に吸い込まれた水分が強烈な太陽の日差しに照らされて、急速に蒸発しているようだった。
静止画ではよく分からない。持参しているデジカメに動画機能があることを思い出し、撮ってみた。初体験だった。動画の編集が終わり次第、掲載する予定。 投稿済み( 朝熊御前神社が熱い? )
今日は珍しい光景を見た感動に背中を押されるように、軽快なジョギングで折り返した。