2010年09月17日(金) 風日祈宮橋渡始式 ビフォー (車、徒歩)
今日は風日祈宮橋の渡始式がある。と言っても平日は休めないので、早朝(5時過ぎ)に内宮を訪問した。
宇治橋前には渡始式の準備が整っていた。
今日は昨日の大雨の影響か、宇治橋の表面が水分を残しており、足跡がくっきりと残っていた。
宇治橋を渡ると朝霧の雰囲気が残っていた。
宇治橋を渡り神苑まで来ると奉納行事の舞台が準備されており、数々の奉納が想像できた。
参道を歩いていてふと気付いた。この灯篭は変わっている。柱が石で、屋根が素木ではない。
第一鳥居を抜け、目的の風日祈宮橋へ向かった。
仮橋の前を通過した時、神職の方が風日祈宮橋の前をとおり過ぎ、「おはようございます。」の言葉を残して去っていった。
話を橋に戻すと、本日渡始めとなる風日祈宮橋には、まだ工具が取り付けられていた。最終調整だろうか。
仮橋は本日午後から渡れなくなるのだろう。
完成した本橋は立派なものだ。今日の渡始めでは渡れないので、明日また来ることを誓った。
風日祈宮へ参拝するため、仮橋を渡り風日祈宮方面へと向かった。
風日祈宮側から撮影するとこんな感じだ。
やはり、木材の切断面は白くなっている。
仮橋を風日祈宮側に渡りきる・・
風日祈宮への参拝を終え、風日祈宮脇から風日祈宮橋を望んで、パチリ。
さらに近づいて、
深い杜の中では、神札授与所の明かりが際立つ。
仮橋を渡り返す時にも、パチリ。
ここから撮影できるのは20年後か、と思うと感慨深い。
参拝を追えて仮橋からパチリ
この仮橋はきょうの午後にでも停止されるだろう。ご疲れさま。
この後、四至神に参拝して帰途についた。
御厩の近くまでやって来ると草をついばんでいる(?)鹿がいた。
ここ参集殿の前にも、渡始式の準備が・・・
神苑まで戻ってくると、陰陽がくっきりと風景に刻まれている。背面にある山の端がよく分かる。
宇治橋まで戻り、
本日の渡始式に立ち会えないことを残念に思いつつ、内宮を後にした。
【参考】