2010年12月04日(土) 125社(二見めぐり) (徒歩)
マコンデ美術館、125社(二見めぐり)ほか にて予告したように、ここでは125社(二見めぐり)の記録を。
マコンデ美術館で素晴らしい彫刻等を鑑賞した後、神宮125社(二見めぐり)へとステージを移し、今日も粟皇子神社、神前神社(荒前神社、許母利神社を同座)、江神社、堅田神社、御塩殿神社の順に巡った。
マコンデ美術館の敷地を出て道路の反対側へ渡るとJR参宮線の池の浦シーサイド駅が見える。この駅は季節限定の臨時駅で夏期にしか利用できないようだ。
ここで振り返ると、JRの線路は伊勢方面へ。
来た道を戻ると、旅荘 海の蝶の案内板があるので、右折する。
突き当たりを左折するとその先には、
この石が立っていて、直進すると海の蝶へと上っているが、右方向に脇道がある。
そこにはこの看板が立っていた。十時くらいが干潮だったので、海岸沿いを歩いて粟皇子神社へたどり着けるのでは無いかと思い、こちらの道を進んだ。徒歩なので大丈夫だろう。
養殖の海苔が海岸まで流れついて海岸が緑一色になっていた。網についている海苔よりも海岸にある海苔の方が多そうだった。
船着き場の左手にある細い道を
進むと、その先には、
この風景が。
ここで、振り返り船着き場を見ると、見たことがある車両が停まっていた。車両の側面には「旭湯」と書かれている。汐湯を売りにしている「旭湯」か。この車両が街中を走っているのを見たことはあるが、この場所で海水を汲んでいたのか。(納得)
さらに海岸沿いを進むと、道が崩れているところもある。
振り返るとこんな感じだ。
さらに進もうと思ったが、
潮は満ち始めているようだし、この先はまったく未知の世界なので、安全を重視し今回は引き返すことにした。もっと潮が引く日を選んで再チャレンジしてみよう。
先ほどの分岐近くまで戻ってきてパチリ。ちょっといい雰囲気。
気を取り直して、旅荘 海の蝶への坂を上り始めた。
道は左右に蛇行しながら上っていく。
旅荘 海の蝶の建物の正面左には建物の裏へ回れる道があるので、遠慮しながら、そこを道なりに進むと左手にこの案内板がある。
道案内に従い、坂道を下ると新しく立てられた案内板があった。
さらに下ると海岸が見えてくる。粟皇子神社はすぐそこだ。
まずは、坂を下りきった左手にある大福神に参拝した。
この社の近くにも、新しい案内板が立っていた。これは地図入りである。
砂浜を右手に進み、先ほど海岸沿いに歩こうとした方向を調査した。
船着き場の近くのテトラポットが見えているので、そんなに遠くないようだ。潮が引いていれば海岸沿いを歩けそうだ。
調査が終了したので、最初の目的の粟皇子神社へ向かった。
この先に粟皇子神社がある。
神社の手前にも新たに案内板が立てられていた。プライベートビーチへの案内になっているので、旅荘 海の蝶が設置しているのだろう。
すぐ前に、粟皇子神社が。
粟皇子神社に参拝してから反対側の浜へ出た。
正面には、亀が3匹右を向いて列んでいるように見える島々が。
浜の左へと進むと、
今までは無かったコンクリート製の階段が作られていた。(これはちょっといただけ無いかな。)
この階段を過ぎて先の浜(プライベートビーチ)へ向かうと足跡は皆無である。今日は私のためのプライベートビーチとなった。
季節外れのビーチには巨大な流木があり、
閑散としていた。
また、堤防の近くには、
海の家のメニュー看板が置かれていた(放置されていた?)。
堤防を先へ進み、松下1号角落しまで進みと、その先には砂浜が見えている。この先も海岸沿いに歩いてゆけそうだ。でも潮は満ちてくるから安全策をとり、
いつも通り、湿地帯を抜けて国道42号線へ出るルートを選択した。
湿地帯を抜けるとアスファルト舗装された林道が続いている。幅は狭く車は対向できない。
一旦上りきると後は下るだけだ。
林道を抜けるとこのような風景が広がっており、すぐ近くに国道42号線が走っている。
国道42号線まで出ると、遠くにちょんまげワールド伊勢の天守閣が見える。
トイレ休憩するため、民話の駅 蘇民に寄った。ここにもCANバスのバス停がある。
駐車場の隅に、この車が停まっていた。
松下社に寄ってから先を急いだ。
【参考】 松下社とボランティア
松下社の近くの池の右側の道を進むと、
このような風景も残っている。
二等水準点 No.167-031-1 を通り過ぎ、
神前神社へ向かった。
神前神社はかなりの段数がある石段が特徴であり、石段の下から社域となっている。
黙々と石段を登っていくと上の方から「ウゥーン、ウゥーン・・」と音が聞こえてきた。
チェーンソーか?ジェットスキーか?とも考えたが、ここは神域だから? と思っていたら、ブロワーで石段の落ち葉を払っている方がいた。お守りの方だと思い、挨拶と感謝の言葉を述べ、神前神社へと向かった。
この写真のように石段の落ち葉は綺麗に払われていた。
神前神社に参拝し、
石段を下っていくと、先ほどの方が作業されていた。一段一段丹念に。
神前灯台へ行こうと思っていたので、作業されている方に伺ったところ次のことが分かった。
- 神前神社の裏手からもまっすぐ降りて行けるが泥だらけになるから海岸から回った方がよい。
- 神前灯台への道は、海岸(砂浜)側の取り付きが分かれば後は迷わない。この道は中部電力が保守のために開いたが、灯台がソーラー発電化されたため現在は利用されていない。さらに、灯台の反対側にはコンクリート製で手すり付きの階段があり海へと続いている。これは海上保安庁が設置した。潮が引いていれば、この先から粟皇子神社まで海岸沿いを歩いて行ける
- なお、神前灯台の眺めはよくない。
さらに、お話していたところ、以前、粟皇子神社でお会いしました?と。一瞬にして過去の記憶が蘇った。
【参考】 二見めぐり
複数の神社を一人の方がお守りされているとは思っていなかったので、まったく気がつかなかったが、確かに粟皇子神社でお会いした方だった。さらにお話を伺うと、
- 祖父の代から3代、90年間、これらの神社をお守りされている。
- 二見の5社(粟皇子神社、神前神社、江神社、堅田神社、御塩殿神社)すべてをお守りされている。
- 清掃は別の方にお願いしているが、粟皇子神社と神前神社は清掃の方の自宅からも遠く、大変な作業となるため、自分が足を運んでいる。
とのことだった。(いつもご苦労さまです。感謝)
お守りの方に別れを告げ、石段を下っていくと、そこには落ち葉が・・・ これらも綺麗に払われるのだ。
神前神社を後にして、神前海岸へと急いだ。
神前6号防潮扉から浜へと下りた。
砂浜は山の陰になり、かなり暗くなっていた。風が強いためか、打ち寄せる波も激しい。
この先の浜に神前灯台への上り道の取り付きがあるはずだが、海水が砂浜を覆い始めていた。これからさらに潮が満ちることを考えると、ここを通過しても帰りには通れないかも? 不安を抱きながらの行動は危険なので、今日のところは灯台とのご対面は中止と決断した。灯台は逃げないので、再度チャレンジしよう。(今日は、再度チャレンジしようが多い日だ。)
引き返しながら流木を見つめたら、マコンデ彫刻を思い出した。
少し風が強かったが、この海を見ながら遅い昼食をとった。恒例のおにぎり3個。今日の中身は梅干し。
短い昼食を終えると、江神社へと向かった。
国道42号線を渡り、日の出橋へと向かうと、
五十鈴川の文字が。この川が五十鈴川であることを知った。汐合大橋の下を流れるのも五十鈴川。つまり二見地区は五十鈴川のデルタ地帯だったのか。
日の出橋を渡り、直進すると火の見櫓が現れ、
その先、突き当たりには江コミュニティセンターがある。
ここを左折し、太江寺方面に進み、
この標柱を右へ入ると、込み入った家並みの中の細い路地が続く。
しばらく道なりに進むと、曹洞宗のお寺である高泉庵が現れる。
さらに進むと丁字路に出るので、右折して直進すると江神社へとたどり着ける。
開けた場所から薄暗い林の中へ入ると
すぐ目の前に
江神社がある。
珍しい光景。千木の穴に杉の木の枯れ枝が引っかかっていた。
今まで行ったことがなかった江神社の奥へ入っていき、パチリ。
江神社に参拝した後、来た道を戻った。ここは太江寺。いつもこの場所を通り過ぎるのみだ。今日も先があるので通過した。いつになったらこの先にある階段を登れることやら?
国道42号線の江交差点を左折し、
そこから見える二見シーパラダイス前の歩道橋を渡った。
二見興玉神社から旅館街までは、【参考】 二見浦周辺
二見興玉神社を通り抜け、二見の旅館街へと出た。この通りを直進し、旅館街のメインの通りには右折せず、細い裏道を進み、
ふれあいプラザの角を左折すると、この風景に。
国道42号線を渡ると堅田神社が。
ここで振り返ると、消防署が見える。
堅田神社に参拝した後、先ほどの消防署の前を通り、二見総合支所の前を駐車場へと進むと二見老人福祉センターの前がここだ。この先には、
二見生涯学習センターがある。(これは近道だ。今日発見!)
二見生涯学習センターの前を右折すると、すぐ近くに見慣れた赤福がある。この手前を左折すると、その先には御塩殿神社がある。
すぐ近くに御塩殿神社があるといっても、この光景をみたら足を止めずにはいられなかった。
早速、進入してパチリ、パチリ。もう秋も終わりだ。
やっと、御塩殿神社へ到着した。
今日は誰もいない。神社とは不思議な空間だ。誰でも自由に出入りできる。
御塩殿神社に参拝して気づいたことが。この四角い木製の蓋。柱を立てる穴があると予想できる。そういえば、あれか。
【参考】 神御衣奉織作業(神服織機殿神社)
しばらく神域を散策した後、鳥居を出ると右手にこの紅葉が。まだグラデーションが残っていた。
この後は、御塩浜まで徘徊し、自宅までゆっくりと歩いた。
【マコンデ美術館、125社(二見めぐり)ほか の記録】
- マコンデ美術館までの道程
- マコンデ美術館
- 125社(二見めぐり)
- 松下社とボランティア
- 二見浦周辺
- 御塩殿神社から御塩浜まで
- 御塩浜
- 浜郷・栄通神社